2012年04月16日
【映画】シャーロック・ホームズ ゲーム・オブ・シャドーズ
今更シャーロック・ホームズの2作目みたけど
面白かったわぁ
天才同士の戦いを巧く見せてたなぁ
緩急ついたアクションも磨きかかってたし
ワトスンも前作同様できる男やったし
ラストも期待通りだったし
欲を言えばマイクロフトにもそっと活躍して欲しかったのぉ
満足、満足
投稿者 niimiya : 00:47 | コメント (0) | トラックバック
2012年02月18日
【映画】ジェシー・ジェームズの暗殺
淡々とした美しい映像
素晴らしい俳優陣の演技
文句なしにいい映画だったけど…
長かった…
2h43mだけど、静かな映像なもんでさらに長く感じた…
ジェシー・ジェームズを義賊的な美化をせず、彼を撃ったロバート・フォワードをもう一人の主人公としてフォーカスあて描く構成が実によかたっわぁ
邦題は直訳かと思ってたけど、原題は「The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford」なんだね…
邦題で省略された”by the Coward Robert Ford”が、この映画の肝だと思うので、ちょっと残念。
なんいせよ、土曜の午後をつぶす価値のあるいい映画でした
投稿者 niimiya : 18:22 | コメント (0) | トラックバック
2012年02月12日
【映画】いつか晴れた日に
なかなか面白かった
台湾人のアンリーがここまで見事にイギリス上流社会を描けるとはねぇ…たいしたもんんだ。
主演のエマ・トンプソンが脚本も書いてるんですな(アカデミー脚色賞受賞)
たいしたもんだ。
投稿者 niimiya : 18:19 | コメント (0) | トラックバック
2012年01月14日
【映画】トロイ
なかなか豪華なスペクタクル映画でしたな。
アキレスやヘクトルといった英雄にフォーカスしたつくりでしたが、もっと群集戦が見たかった気もする。
まぁイリアスが元になってるんだし、そんなもんか…
中途半端にイリアスを元にした結果、アキレスの人物像が定まらなかった気もする…
戦った後のヘクトルの扱いは違和感あったな(あそこはイリアスのままだそうだが)
そしてアガメムノンの扱いは酷かった…
こういうスペクタクル大作は劇場でみないと正当な評価はできないと思うが…家で見た限りだとあんまり長く記憶に残りそうな作品ではなかったな…
投稿者 niimiya : 23:10 | コメント (0) | トラックバック
2011年12月19日
【映画】ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト
ストーンズってベスト以外は数枚しかアルバム持ってなくて、とてもファンと言える立場じゃないんですが、この映画は楽しめました。
知らない曲も結構あったんだけど、
ゲストもいろいろいたし、ところどころで入る過去のインタビュー映像などもあったりと、全然飽きない。
ロニーとキースどっちが上手いって聞かれたキースが「どっちも下手くそだが、二人揃うと無敵だ」っていうとこめちゃいいわ。
たくさんのカメラで撮ってる映像をうまく切り替えるんですなぁ。
監督はなんとマーチン・スコセッシ。
オープニングのスコセッシとストーンズ(主にミック)とのやり取りがまた緊迫感あってよろしい
開幕直前にやってくるセットリストのシーンなんて最高でした。
クリントンとヒラリーもでとるで。
投稿者 niimiya : 00:09 | コメント (0) | トラックバック
2011年11月18日
【映画】アウト・オブ・サイト
評価が高い割にソーダバーグってあんまりはまってなかったんですが、これは面白かった。(あ、Cheはよかったっ!)
相変わらず時系列を前後させる編集など、見せ方が上手なんですが、本作ではそれがこれ見よがしじゃなくてちょうど良い塩梅でした。
ヒロインはジェニファー・ロペスに似てるなぁと思ってたら本人やったね。
映画でみるのセル以来なんですが、なんかイメージと違ったわい。
あいかわらずかっちょいいクルーニーはじめ、他の役者もみんなよくて、
なかなか満足でございました。
ピント来なかったタイトルも最後まで見るとしっくりきますな。
まる。
投稿者 niimiya : 00:03 | コメント (0) | トラックバック
【映画】ミスト
※ちょっとネタバレ※
エンディングについてはちょっと聞いていたので驚きはなかったけど、まぁ予備知識なしで劇場でみたら凹むわな…
B級映画的なストーリーながら(カーペンターのThe fogってあったよね)、狂気に陥っていく人々にフォーカスあててうまく描いてましたね、
ただクリーチャーがやすっぽいんだよなぁ…
最後のほうにちょっとうつる巨大な奴、あのイメージで他のも通して欲しかった…
霧に覆われた街もサイレントヒルみたいな雰囲気がもうちょっとでるとよかったんだけどなぁ…
しかし、監督・脚本はショーシャンクとグリーンマイルと一緒なんだね。
こういうのも撮れるんだ
投稿者 niimiya : 00:00 | コメント (0) | トラックバック
2010年10月31日
宅男
日曜日。
台風一過で快晴かと思ったら、ちっともそんなこたぁないやね。
こんな日は家でだらだらだね。
台湾で買ってきたDVDなんぞ見てみる。
RECのリメイクのQuarantineを見た。
まぁまぁかな。
夕方に尾山台の幸屋(こうや)ってとこで、ラーメン食べた。
つけ麺がメインのお店だけに、ラーメンも魚介濃厚スープに極太麺。
お腹すいてたんでちょうどよかったです。
美味しかった。
昨日に引き続き宅男な一日でした
■観たDVD
オリジナルは見てないです。
お巡りさんと消防士とドキュメンタリー撮影中のTVクルーが、通報を受けてとあるビルに入ったら…ちゅう疫病系ゾンビ映画。
まずアイデアは素晴らしいですね(本作は単なるリメイクですが…)
ゾンビ映画は、立てこもって戦う系と、逃げ回りながら旅する系がありますが、この作品は、無理矢理ゾンビといっしょに閉じ込められちゃうという仕組み。新しい。
クローバー・フィールドやブレアウィッチみたいな、ドキュメンタリー風なんですが、一応、設定上もプロ(TVクルー)が撮ってることになってるので、そんなに見づらくはないです。
まぁこの手の映画の宿命ですが、カメラとってないで、お前も戦えよとおもったりするわけですが…
つくりはまぁまぁでしたねぇ
期待値をちょっと下回っちゃったかな
上でアイデアはいいとか書きましたが、そのアイデアをちゃんと説得力高く表現できないんですよねぇ。
お巡りさんと消防士も入ってるのに、あんないきなり閉じ込められんよ
ってか、そんなにすぐCDCくるかね…
終わり方も定番でしたしねぇ…
機会があればスペインのオリジナルのほうをみてみたいもんです。
投稿者 niimiya : 20:20 | コメント (0) | トラックバック
2010年10月11日
【映画】十三人の刺客 (2010年版)
十三人の刺客
制作:2010年 日本 東宝 141分
監督:三池崇史
脚本:天願大介
原作:池上金男(池宮彰一郎) 1963年のオリジナル映画脚本
出演:
役所広司 島田新左衛門(御目付七百五十石)
山田孝之 島田新六郎(新左衛門の甥)
伊勢谷友介 木賀小弥太(山の民)
松方弘樹 倉永左平太(御徒目付組頭)
伊原剛志 平山九十郎(浪人)
沢村一樹 三橋軍次郎(御小人目付組頭)
古田新太 佐原平蔵(浪人)
窪田正孝 小倉庄次郎(平山の門弟)
高岡蒼甫 日置八十吉(御徒目付)
六角精児 大竹茂助(御徒目付)
波岡一喜 石塚利平(足軽)
石垣佑磨 樋口源内(御小人目付)
近藤公園 堀井弥八(御小人目付)
平幹二朗 土井大炊頭利位(江戸幕府・老中)
松本幸四郎 牧野靭負(尾張家木曽上松陣屋詰)
稲垣吾郎 松平左兵衛督斉韶(明石藩主)
市村正親 鬼頭半兵衛(明石藩御用人千石)
音楽: 遠藤浩二
撮影: 北信康
編集: 山下健治
製作総指揮:中沢敏明他
製作:「十三人の刺客」製作委員会
観た日:2010/10/10
感想書いた日:2010/10/11
観た所:渋東シネタワー
■感想
三池崇史監督だったんで、変化球でくるのかとおもったら、おもいっきり直球の映画でしたね。
昭和の大作時代劇を意識して撮ったんじゃないでしょうか。
前半はなかなか重厚な映像でした。
殺陣シーンはちょっと冗長に感じてしまった。
わざとそう撮ってるんだと思うけど…
「武士とは」「忠義とは」みたいなテーマも読み取れるとは思うんですが、あえて手に汗握る活劇としてみました。
そういうこと考えだすと、切られまくる名もない明石藩の侍たちがあわれすぎる…
役者は概ね悪くなかったですが、特に印象に残るシーンもないかな。
役所広司はいつもの役所広司だったしね。
主要キャラクター以外の刺客たちについて、もうちょっとキャラクターが立ってるとよかったと思うけど、尺的に難しかったんかな。
標的の残虐な大名を演じた、稲垣吾郎は、(ラスト、熱演しすぎって気もしましたが)なかなか、よかったんじゃないですかね。
オリジナルがすごい好きな作品なだけに、それを越えるとは思えませんでしたが、わりと楽しめました。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
■予告編(リンク切れてたらスミマセン)
投稿者 niimiya : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2010年08月30日
【映画】父後七日
父後七日
英題:7 Days in Heaven
制作:台湾 2010 8/27公開 35mm
Magnifique Creative Media Production Co. Ltd.
監督:劉梓潔 , 王育麟
原作:劉梓潔「父後七日」
出演:
王莉雯 …妹(阿梅)
陳家祥 …兄(大志)
太保(張嘉年)…父親
吳朋奉 …道士(阿義)
陳泰樺 …従弟(小莊)
張詩盈 …道士の彼女(阿琴)
編集:劉梓潔
製作:王育麟
観た日:2010/08/29
感想書いた日:2010/08/29
観た所:台北 長春國賓
■感想
台湾版「お葬式」といった映画。
後七日は初七日みたいな意味だと思われます。
コメディでもないし、人情映画ってわけでもないんだけど、亡父の葬式を行う兄妹をたんたんと描いた、地味だけどいい映画でした。
台湾の道教式のお葬式の手順も興味深かった。
舞台が彰化県という台湾でも一番地味な県(←偏見)なのが絶妙。
田舎のお葬式って感じがすごいいいです。
亡くなったお父さんもいかにもあの辺りにいそうな、夜市で唄いながら、カラオケCDを売ってる、陽気な不良おやじ。
娘は勉強が出来て優秀なんですが、そこでありがちな父娘の反発を描いたりしないのがすごい気に入った、普通に仲がいい父娘なんですな。
バイクに二人乗りしながら、娘が「今日、わたし誕生日なんだ、18歳の」って言ったら、父が「そうか!」ってバイク降りて、おもむろにバッグから肉粽(ちまき)とりだして、プレゼントに渡すんですな。
普通、年頃の娘が誕生日忘れられて、プレゼントに肉粽もらったら怒りそうなもんですが、文句いいつつうれしそうに食べる娘。
その後、お父さんが「バイク乗ってみろ」って言うシーンにつながるんです、いいですなぁ。
別のシーンでは台客御用達の例の青サンダルがいい感じにつかわれてます。
全編ほぼ台湾語のため、全然聞き取れず…必死に字幕追ってましたが、細かいところよくわからないところいくつかありました。
看護士が薬ちょうだいっていったのは何だっただろう。
華人の親族表現は難しいですね、表弟は母方の従弟でしたかね(苗字が違う従弟のことで母方とは限らないらしい)。
しかし、道教の儀式はなにかと燃やしたり川に流したりと自然にやさしくないですな…
ちなみに、後で知りましたが、原作小説書いた人が共同監督されてるみたいですな。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
■予告編(リンク切れてたらスミマセン)
投稿者 niimiya : 00:23 | コメント (0) | トラックバック
2010年08月28日
【映画】プレデターズ
プレデターズ
原題:Predators
制作:2010 USA
監督:Nimród Antal
脚本:Alex Litvak他
出演:
Adrien Brody ... Royce
Topher Grace ... Edwin
Alice Braga ... Isabelle
Louis Ozawa Changchien ... Hanzo
Laurence Fishburne ... Noland
撮影:Gyula Pados
音楽:John Debney
編集: Dan Zimmerman
製作総指揮:Alex Young
製作:Robert Rodriguez、Elizabeth Avellan他
観た日:2010/7/12
観た所:西門町の映画館
感想書いた日:2010/8/28
■感想
軍人やら犯罪者やらがとある惑星に集められてプレデターに狩られるという話。
ジャングルが舞台だけに初代のプレデターに近いイメージかな。
Ice.T が出てたサバイビング・ザ・ゲームみたいなストーリーっすね。
世界中からプロの軍人や人殺しが集められたわりには、なんか烏合の衆っぽいんだよなぁ
スナイパーと重火器もってる人が一緒にあるいて、横並びで銃撃ってたりしてて…
ジャパニーズヤクザはハリウッド目線で描かれていて、変なんだけど、キャラ立ちはしてた。(松ちゃんと高知東生を足した感じ)
つっこみどころ満点ですが、それなりに楽しめるとこもあったかな。
プレデターが何種類かでてくるんだけど、見分けつかなかった…
しかし、ローレンス・フィッシュバーンがなんのために出てきたか全然わからんかったね。
ストーリー上、意味ないよね…
結論としては、まぁまぁな映画でした…
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆★
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 02:17 | コメント (0) | トラックバック
2010年08月19日
【映画】初戀紅豆冰 Ice Kacang Puppy Love
初戀紅豆冰 Ice Kacang Puppy Love
制作:マレーシア 2010年
監督:阿牛
出演:阿牛、李心潔、曹格、梁靜茹、品冠
観た日:2010/8/18
観た所:台北 長春國賓
感想書いた日:2010/8/18
公式HP
■感想
マレーシアの華僑の青春映画。なかなか面白かったです。
青春映画としてよくできてたと思うが、それ以上にマレーシアの華人社会が描かれていて興味深かった。マレーシアの華人ってちょっとお金持ちのイメージあるけど、中流以下の人々の暮らしが良く描かれてたな。舞台はどこやったんやろ…
街中や水辺がとてもきれいに描かれていて、映像的にも良かったです。
主演女優は李心潔(Angelica Lee)。以前、化粧品のCMで観て、ずいぶん綺麗な人だなぁと思ったんですが、マレーシアの人だったんですねぇ。調べたらホラー映画のTheEYEに出てたらしい、みてないんですよねぇ、あれ。あと、
主演男優は阿牛という人で、ぼけっとした主人公を好演。実は監督もこの人でした。
他の演者もマレーシアの歌手やスターみたいです。
梁靜茹(Fish Leong)は知ってましたが、他の人はよくわからなかった…
20歳前後の若者の初恋と旅立ちの物語のわりのには、役者がだいたい30歳くらいなんですよね、メイキャップや演技であまり気にならなくはあるものの…
梁靜茹は、もともと知ってるだけに、やっぱり気になる。
まったくしゃべらない役柄だったのは、実年齢と役年齢のギャップを埋めるためだったんだろうか…
マレーシアの映画とはいえ、台詞はほとんど國語(北京語)、他にちょっとだけ、マレーシア語と広東語と客家語とインド語(?)など。
ペナンのシーンではジャーサイやカッキンなど聞き覚えのある単語が…これって台湾語のルーツの閩南語っすかね?
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
■予告編
投稿者 niimiya : 23:36 | コメント (0) | トラックバック
2010年08月09日
【映画】愛你一萬年
愛你一萬年
制作:台湾 90min 吉光電影有限公司
監督:北村豊晴
脚本:北村豊晴
出演:ヴィック・チョウ(周渝民)、加藤侑紀
製作:焦雄屏
観た日:2010/8/8
観た所:台北 信義ワーナー
感想書いた日:2010/8/9
■感想
日本人監督が台湾で撮ったラブコメディ映画、「愛你一萬年」観てきました。
F4の仔仔(ヴィック)という大物がでてるとはいえ、商業映画初だし低予算だしということで、期待してなかったんですが、面白かったです。
完成度も思いの外に高かったです。
前半は狙いはわかるけど笑えない部分が多くて(合気道のシーンとか…)、こりゃやばいと思いましたが、途中からはまってきてなんとか波に乗れました。
この辺りは相性だと思うので、前半からはまれる人もいれば、最後まではまれない人もいるんじゃないでしょうか。
そういう意味では評価は分かれそうです。
日本人監督だけあって、日本語シーンはちゃんとしてましたね。
日本人と台湾人の恋愛ものというと海角七號を思い出しますが(本作でもちょっとパロディシーンありました)、日本語のシーンは本作のほうがはるかに安心してみれました。逆に國語(中国語)のシーンが、台湾人の目にどう映ってたか気になるところです。
ヒロイン(加藤ゆき)は予告編でみるより、本編のほうが魅力的でしたね。中国語うまい…
舞台が台北でも高雄でもなくて、台中というのが新しくていいですね、初めて見る景色がいろいろありました。
まぁ台中のわりには台湾語あまりでてこないなという気はしますが、そこは日本人観客的には助かりました。
まぁ細かい不満はいろいろあって、特に最後の表題曲はもっとカタルシス欲しかったとか、上海シーンの描き方か中途半端とか思ったりもしましたが、初商業映画を異国の地で撮ってること思えば、十分に及第点だと思います。
台湾好きにはお勧め!
北村監督の次回作にも期待!
余談
北村監督はどこかで見覚えあるんだけど、Cosi o Cosiで働いてた人かなぁ…
だと、したら山田電池で一度あったことあるな(向こうは覚えてないと思うけど)
ちょっとだけ知り合いなTamioこと蔭山征彦さんが、映画開始シーンにいきなり登場でちょっと驚きました。(海角の日本人ナレーションされてる方です)
台湾でがんばる日本人俳優。応援したいですね!
以上、(一方的)知り合い自慢乙
余談2
北村監督のご両親は台北でお店やってるみたいですね。(昔、ジゴロの二号店があったところで)
今度、いってみたいと思います。
台北ナビ紹介記事
■おまけ
伍佰の歌う「愛你一萬年」
原曲は沢田研二の「時の過ぎ行くままに」
二人ともかっちょええぇ
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
■予告編
投稿者 niimiya : 22:29 | コメント (2) | トラックバック
2010年07月30日
【映画】インセプション
インセプション
原題:INCEPTION
制作:USA 2010
監督:Christopher Nolan
脚本:Christopher Nolan
出演:
Leonardo DiCaprio ... Cobb
Joseph Gordon-Levitt ... Arthur
Ellen Page ... Ariadne
Tom Hardy ... Eames
Ken Watanabe ... Saito
Dileep Rao ... Yusuf
Cillian Murphy ... Robert Fischer
Tom Berenger ... Peter Browning
Marion Cotillard ... Mal
Pete Postlethwaite ... Maurice Fischer
Michael Caine ... Miles
音楽: Hans Zimmer
撮影:Wally Pfister
編集: Lee Smith
製作総指揮:Chris Brigham,executive producer
製作:Christopher Nolan他
観た日:2010/7/27
観た所:台北 西門町 IMAX
感想書いた日:2010/7/30
■感想
すごく面白かった。長尺だったけどダークナイトみたいに途中で退屈したりしませんでした。ストーリー複雑そうで日本語字幕なしで理解できるか不安だったけど、冒頭でちょっと戸惑う程度で意外に(表面的には?)わかりやすく構成されてました。まぁ正直に言うとコブと奥さんの経緯は見てるときはちゃんと理解できてなかった…
終わり方も素晴らしい!ラストの解釈はいろいろできると思うんですが、単純な私は単純なハッピーエンドと理解したいです。でも、映画見終わった後でいろんな話を聞くと、その解釈には無理あんのかなぁとも思ったりしました。たいしてみてないけど、今年、一番の映画でしたねぇ。
しかし、日本と公開時期が同じ映画はいいねぇ~。そしてIMAXもいいねぇ。
でも高いねぇ。でも日本円だと1000円以下なんやよね。
他の人の感想Blogなどをみると、マトリックスを思い出す人が多かったみたいっすね、私は夢枕獏の「サイコダイバー」シリーズとか思い出してた。(どうでもいいけど、サイコダイバーシリーズって、実際サイコダイブするシーンあんまりないよね。)
これオリジナル脚本作品なんですね。映画見てるときはP.K.ディックとかJ.G.バラードあたりを原型がわからなくなるくらい翻案してるのかなぁと思ってました。
俳優陣は主演のディカプリオ始めみんな良かった。
相棒アーサー役のジョゼフ・ゴードン=レヴィットって人は初めてみたけど、スタイリッシュでいいね。
そして、渡辺謙が準主役の役所を見事に演じてましたね、誇らしいっす。
ターゲットの社長息子はどこかでみたことあると思ってたけど、バットマンでスケアクロウやってた人だね。
イームス役のトム・ハーディはちょっとキアヌ・リーブス(の太ってるとき)にちょっと似てる。そういえば、本作もちょっとJM(記憶屋ジョニー)も連想させる映画でしたね、日本人俳優でてるところも。まぁJMはつまらない映画の代表みたいにいわれちゃってましたが…
あと、脇役だけどトム・ベレンジャーがめっちゃ老けてたわ…まぁそういう役作りしてただけかもしれないけど…
脚本、演出、演技どれをとっても大満足で、文句なく今年一番の映画でした。
お勧め!
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆☆
《薦》☆☆☆☆
投稿者 niimiya : 23:20 | コメント (2) | トラックバック
2010年06月27日
【映画】KICK-ASS(キック アス)
原題:KICK-ASS
制作:USA 2010
監督:Matthew Vaughn
脚本:Jane Goldman &
Matthew Vaughn
原作:Mark Millar &
John Romita Jr.
出演:
Aaron Johnson as Dave Lizewski/Kick-Ass
Nicolas Cage as Damon Macready/Big Daddy
Chloë Grace Moretz as Mindy Macready/Hit-Girl
Mark Strong as Frank D'Amic
Christopher Mintz-Plasse as Chris D'Amico/Red Mist
音楽: Marius De Vries 他
撮影: Ben Davis
編集: Eddie Hamilton他
製作:Adam Bohling 他
観た日:2010/5/19
観た所:台北 西門町
感想書いた日:2010/6/26
■感想
かなり面白かった。
ヒーローにあこがれるナード高校生が主人公のアメコミ原作映画。
ほとんど特殊能力もない主人公扮するKick Assと、父娘Big DaddyとHit Girl、曰くありげのRed Mist。
4人の覆面ヒーロー(?)が登場。
スパイダーマンやX-Menなど王道アメコミヒー路ものではなく、ウォッチメン同様、一風かわった方向性で ブラックな笑いと残酷描写満点な大人向けアメコミ映画。
登場ヒーローといっても基本的には普通の人で、特殊能力はなし。そういう意味ではバットマン系。
個人的にはかなり面白かったんですが、正直だれにでもお薦めできる映画じゃなかった。
悪人とはいえバタバタ人が殺されるし、過激な表現も多いです。
ダメな人には絶対合わない映画だと思う。
アメコミ好きかつタランティーノ映画好きにはピンポイントでめちゃお薦め!
リュックベッソンのニキータ&レオンとか好きな人もいけそうです。
そういや、Hit-Girlはレオンとマチルダを合体させたようなキャラだったな。
公開から1ヶ月くらいたってたので、いつもよりちっちゃい映画館でみました。
箱は小さかったけど、音響はなかなかでした。前のほうで見れたので満足。
観客に白人さんがいて、大笑いしてくれたので、楽しかった!
でも人が死ぬシーンで笑うからちょっと引いた ^^;
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
■AMAZON(USA)
Kick-Ass
■予告編
投稿者 niimiya : 01:54 | コメント (0) | トラックバック
2010年05月16日
【映画】一頁台北 Au revoir Taipei
原題:一頁台北 Au revoir Taipei
制作:2010年 台湾 原子映象有限公司(Greenskyfilms) 85min
監督:陳駿霖(Arvin Chen)
脚本:陳駿霖(Arvin Chen)
出演:
郭采潔 as Susie
姚淳耀 as 小凱
張孝全 as 基永
柯宇綸 as 阿洪
音楽: Du-Che Tu
撮影:Justin Guerrieri
編集: 陳駿霖
製作:Wim Wenders、朱美蓮
観た日:2010/4/25
観た所:台北 Qsquare
感想書いた日 2010/5/16
Wikipedia(中文)
■感想
派手さはまったくないですが、タイトルどおり台北の一頁を描いた綺麗な小品。
師大夜市や誠品書店など見覚えのある場所がちらほら。
エンドクレジットで製作(?)にヴィムベンダースの名前があった…Producerだったんだ。
主人公の男の子はオードリー若林にちょっと似てた。
こういう作品が増えてくると、台湾映画も底力がついてきたという気がしますね。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆★
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 22:17 | コメント (0) | トラックバック
【映画】The Crazies(ザ・クレイジーズ)
原題:The Crazies
制作:2010 USA
監督:Breck Eisner
脚本:Scott Kosar,Ray Wright
原作:1973 motion picture "The Crazies"
出演:
Timothy Olyphant ... David Dutton
Radha Mitchell ... Judy Dutton
Joe Anderson ... Russell Clank
音楽: Mark Isham
撮影:Maxime Alexandre
編集:Billy Fox
製作:
Michael Aguilar .... producer
Rob Cowan .... producer
Brian E. Frankish .... associate producer
Dean Georgaris .... producer
Jonathan King .... executive producer
George A. Romero .... executive producer
観た日:2010/4/23
観た所:台北 ShowTime
感想書いた日:2010/5/16
IMDB
■感想
クレイジーズ(The Crazies)は王道ゾンビものじゃなかったですが、オリジナルを撮ったロメロ御大が製作総指揮してるだけあって、ロメロ風味満点。
現代風な味付けは全然なかったです。
原曲に忠実なカバー曲みたい。佳作だけど、好きな人にしかお勧めできないかな。
日本公開はあるかは不明
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆★
《薦》☆☆
米Amazon BD版
The Crazies [Blu-ray]
投稿者 niimiya : 21:30 | コメント (0) | トラックバック
2010年04月13日
【映画】アリス・イン・ワンダーランド(Alice in Wonderland)
原題:Alice in Wonderland
制作:2010 USA
監督:Tim Burton
脚本:Linda Woolverton
原作:Lewis Carroll
出演:
Mia Wasikowska ... Alice
Johnny Depp ... Mad Hatter
Helena Bonham Carter ... Red Queen
Anne Hathaway ... White Queen
Crispin Glover ... Stayne
Matt Lucas ... Tweedledee / Tweedledum
音楽: Danny Elfman
撮影: Dariusz Wolski
編集: Chris Lebenzon
Katterli Frauenfelder .... co-producer
Derek Frey .... associate producer
Chris Lebenzon .... executive producer
Joe Roth .... producer
観た日:2010/3/28
観た所:西門町 IMAX
感想書いた日:2010/4/13
■感想
アバターみたいな大作を観たって感はないですが、うまく原作をばらして、アリスの成長物語に再構成されてました。
ティム・バートンの映像を3Dで見れる喜びはあるけど、2Dだったら結構退屈な映画かも…
Alice役は知らない人だったけど、Mia Wasikowskaってポーランド系オーストラリア人だそうな。(また、憶えにくい名前が…)
これからいろいろ出てきそうっすね。次はガス・ヴァン・サントの映画に出るみたい。
ディップ扮する、気違い帽子屋は、原作ほどいかれてはなかったっすね。
まぁ原作どおりだと、話すすまないよね。
現実世界のアリスの婚約者(候補)の人が、原作挿絵の気違い帽子屋に似てたな。
三月うさぎは原作なみにおかしかったけど、出番少なし…
アン・ハサウェイの演じてた白の女王は出番はすくないけど、いい味だしてた
あと、チェシャ猫よかったわぁ~
準主役とも言える赤の女王は誰がやってるのかわからなかったですが、どうもコープスブライドの声優やってた人みたいですね。コープス~、みてないんだけんども。
本編上映前にトイストーリー3 シュレック4の予告編やっとった。
まずはCGアニメが続くんでしょうねぇ。
個人的には300やSin Cityを3Dで観たいと思いました。
しかし、会社から歩いていけるところにIMAX含め、映画館がいくつもあって、日本より安く観られるって環境は天国だよなぁ。
もっと観に行かないともったいないわ。
とりあえず、次はClash of Titansかな。
2作目にして、はやくもちょっと3Dに飽き始めてる自分がいますか…
余談
不思議の国のアリスで、時計もって走ってるうさぎはラビット(the white rabbit)で、お茶会やってるうさぎはヘア(March Hare)なんですね。
Alice in Wonderlandみて、違いがわかったような、わからんような…ガチョウと鴨の違いみたいなもんか?
毛なしで生まれてくるのがRabbitで、毛ありで生まれてくるのがHareなのか…
(Wikipedia)
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆(3D)
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2010年03月13日
【映画】シャーロック・ホームズ
原題:Sherlock Holmes
制作:UK,USA 2009
監督:Guy Ritchie
脚本:Michael Robert Johnson他
原作:Arthur Conan Doyle
出演:
Robert Downey Jr. ... Sherlock Holmes
Jude Law ... Dr.John Watson
Rachel McAdams ... Irene Adler
Mark Strong ... Lord Blackwood
Eddie Marsan ... Inspector Lestrade
Geraldine James ... Mrs. Hudson
音楽:Hans Zimmer
撮影:Philippe Rousselot
編集:James Herbert
製作総指揮:Bruce Berman他
製作:Joel Silver他
観た日:2010/1/26
観た所:西門町のSHOW TIME
感想書いた日:2010/3/13
IMDB(英語)
Wikipedia(英語)
allcinema(日本語)
■感想
※ちょっとネタバレ※
観ようと思ってなかなかいけなかった、ガイ・リッチー監督の「シャーロック・ホームズ」。
アバターと較べちゃうと地味に感じてしまいますが、なかなかよくできてて面白かったです。
ワトソンがホームズの引き立て役じゃなくて、ちゃんと出来る男なのがいいですね。
不二子ちゃんみたいな人もでてきましたが、あんな人原作にいたっけ?
カリオストロ伯爵夫人?(それはルパンか・・・)
ちなみに敵役はアノ人じゃないです。
でも、ちょっとでてきます。
バットマン・ビギンズの敵役がジョーカーじゃなかったが如し。
続編つくるのでありましょうか?
(調べたら早速、作るらしい。アノ人役はブラッドピットなんて噂も・・・)
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 12:49 | コメント (0) | トラックバック
2010年01月03日
【映画】十月圍城 Bodyguards And Assassins
十月圍城 Bodyguards And Assassins
制作:2009年香港 cinemapopular
監督:陳德森(Teddy Chan)
脚本:Tin Nam Chun他
出演:
梁家輝(Tony Leung Ka Fai) as 陳少白《中國日報》社長
王學圻(Xueqi Wang) as 李玉堂 大商人
王柏傑(Bo-Chieh Wang) as 李重光 李玉堂の17才の息子
黎明(Leon Lai) as 劉郁白 訳あって乞食になった貴公子
謝霆鋒(Nicholas Tse) as 阿四(鄧四弟) 車夫
李宇春(Yuchun Li) as 方紅 暗殺された方将軍の娘
巴特爾(Mengke Bateer) as 王復明 巨漢で元少林寺の臭豆腐屋
甄子丹(Donnie Yen) as 沈重陽 ギャンブル好き
張涵予(Cung Le) as 孫中山(孫文)
胡軍(Jun Hu) as 閻孝國 清朝の暗殺者リーダー
音楽:Kwong Wing Chan,Peter Kam
撮影:Arthur Wong
製作:
Peter Chan producer
Sanping Han executive producer
Jianxin Huang producer
Dong Yu executive producer
観た日:2010/1/2
観た所:台北信義ワーナー
感想書いた日2010/1/2
IMDB
Wikipedia(中文)
予告編1
予告編2 ※ネタバレ度高
■感想
2010年、あけましておめでとうございます。
今年は映画を週一くらいでは観ようと決意しました。
年初一発目はこの香港映画。
清朝末期、日本で中国革命党を結成した孫文が、母に会うという名目で実際は各地の指導者と蜂起の打ち合わせをするために、香港へやってくる。香港は英国領のため表だって行動できないため、清朝は暗殺隊を派遣し、革命党側はそれを全力で阻止しようとするという筋立て。
かつて緒形拳と千葉真一が出演した「将軍家光の乱心 激突」って邦画がありましたが、ちょうどあれに近い設定です。
香港俳優は詳しくないんですが、見たことある俳優さんがたくさん出てました。
ドニー・イェンと胡軍くらいしか名前はわからなかったけど…
役者はそれぞれいい味だしてましたが、清の暗殺チームの親玉をやってた胡軍がまた強そうで怖いんだ。あの人は敵にまわしたくないなぁ…
他にも主役級の人がいろいろ出ていて、群像劇的に描かれていました。
張学良も冒頭ちょっとだけ出てきます。
孫文は最後まで顔を写さないもったいつけた設定ですが、顔でても誰が演じているか分からなかった…
張涵予という最近、金馬賞とった俳優さんらしいです。
前半は各キャラクターの背景を時間かけて描いていたので、人によっては退屈かも(外国人の私には誰が誰か理解できてよかったです)。
後半はそのぶん盛り上がりました、前半で死亡フラグをたてまくった方々がそれぞれ見せ場盛りだくさん。
太陽に吠えろの殉職シーン総集編みたいな展開です。
必然性なく死んでいく人もいるし、もうちょっとやりようあったんじゃないのと思ったりもしますが、単純な私はこういうの好きなんですよね。
まぁ、こういう自己犠牲を美化しまくりの映画は、合わない人には合わないだろうなとも思います。
日本で公開するかどうかわかりませんが、「激突」とか「300」とか好きな人は機会があればぜひ見てみてください。
ストーリー以外の点では、100年前の香港の情景がかなり見事に描かれていてなかなか見物です。
あと、歴史から題材をえているものの、史実には多分そんなに忠実じゃないと思います(最後に創作ですとテロップでてた気がする)。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 01:03 | コメント (0) | トラックバック
2010年01月01日
【映画】アバター
原題:Avatar
台湾タイトル:阿凡達
制作:2009 USA 20世紀フォックス 162分
監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:
サム・ワーシントン as ジェイク・サリー
ゾーイ・サルダナ as ネイティリ
シガニー・ウィーバー as グレイス博士
スティーヴン・ラング as マイルズ・クオリッチ大佐
音楽:ジェームズ・ホーナー
撮影:マウロ・フィオーレ
編集:ジェームズ・キャメロン他
製作総指揮:コリン・ウィルソン、レータ・カログリディス
製作:ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー、ジョシュ・マクラグレン
観た日:2009/12/22
観た所:台北 西門町 ShowTime
■感想
ストーリーは予告編を見た人なら、だいたい予想してると思いますが、そのままです。
スターウォーズ Ep6のエンドア部分+ラストオブモヒカンってな映画。
後半のほうはナウシカを思い出す人もいそうな展開。
しかし、映像がすごかった。
完全に異世界に行った気分になりましたよ。
小難しいこと考えずに、子供の頃に映画館で映画をみるワクワク感を再び感じられる映画でした。
3Dバージョンのほうをみたんですが、最初はちょっとテーマパークのアトラクションみたいで違和感ありましたが、私はすぐ慣れました。
まぁひねりのないストーリーや、ご都合主義などつっこみどころもありましたけど、そこは、まぁ
「アバターもえくぼ」ということで…
あぁ…言っちゃった…
この映画がスタンダードになって、ハリウッドの単純ストーリーの大作主義に拍車かかったら、いやだなぁと思わないでもないですが、まぁ私の心配することでもないですね。
そういうわけで、今日はひとまずアバターのすごさに拍手。
お薦めです。
なにがなんでも3Dで見る映画ですね。
しかし3Dで見る時、字幕はじゃまだ…
IMDbのTriviaによれば、キャメロン監督はザ・ロード・オブ・ザ・リングスの二つの塔のゴラムのCGをみて、「アバター撮れるっ」って思ったみたいっすね。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆☆
《薦》☆☆☆☆
投稿者 niimiya : 14:41 | コメント (0) | トラックバック
2009年12月16日
【映画】District 9 (第9地区)
原題:District 9
台湾タイトル:第9禁區
公開:USA 2009
監督:Neill Blomkamp
脚本:Neill Blomkamp,Terri Tatchell
出演:
Sharlto Copley ... Wikus Van De Merwe
音楽:Clinton Shorter
撮影:Trent Opaloch
編集:Julian Clarke
製作:
Bill Block .... executive producer
Philippa Boyens .... co-producer
Carolynne Cunningham .... producer
Peter Jackson .... producer
観た日:2009/12/8
観た所:台北 今日秀泰影城
■感想
予告編もみたことなかったので、宇宙人モノらしいくらいしか予備知識もたずに見に行ったんですが、これがなかなか面白かった。
おおざっぱに言うと、ブラックホークダウン×ID4×クローバー・フィールドって感じでしょうか。
さわりだけ説明すると…
南ア・ヨハネスブルグ上空に突如、宇宙船が現れる→ノーリアクションなので見に行ったら、蛇頭の密入国船状態→異星人の難民キャンプつくる→人間との間に様々な問題発生→郊外に新設された居留区(District 9)に移動決定→本筋スタート
アイデア賞の映画だと思うんだけど、お金かけてきっちりエンターテイメントにしてくるのがすごいね。
似た系統のクローバー・フィールドとかはちょっとアイデア倒れだった気がしてます。こういう映画にきっちりお金もってこれるってのは、プロデューサーのピーター・ジャクソンの手腕かね。
南アフリカの監督が南アフリカを舞台に、エイリアンと人間の間の垣根・差別を描いてるので、そこから人間批判や風刺などいろいろと読み取れると思いますが、あんまり深く考えなくても楽しめる作品。
(実際にあった事件を元にしているという話もある)
最初は、「うわっ…」って思ってたエイリアンがだんだんと「人間らしく」見えてきて、逆に人間がだんだんと怪物に見えてくる…と、監督の思うつぼに
続編作る気マンマンの終わり方でしたが、作るのは、ホビットの冒険2部作の後になりそうという報道もありました。http://tinyurl.com/yh4cq8u
続編のタイトルは間違いなくDistrict10でしょう。
タイトルの付け方が、オーシャンズスタイルだ…
アベックで見る映画ではないと思いますが、SF好きにはお薦め!
なお、2010年の日本公開が決まったらしいです。
邦題が第9地区だって…
ちょっとださいな…
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
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2009年12月10日
【映画】ニンジャ・アサシン
原題:Ninja Assassin
制作:2009 USA
監督:James McTeigue(V for Vendetta)
脚本:Matthew Sand、J. Michael Straczynski
原作:Matthew Sand
出演:
Rain ... Raizo
Naomie Harris ... Mika
Shô Kosugi ... Ozunu
Rick Yune ... Takeshi
音楽:Ilan Eshkeri
撮影:Karl Walter Lindenlaub
編集:Gian Ganziano、Joseph Jett Sally
製作総指揮:
William Fay .... executive producer
製作:
Christoph Fisser .... co-producer
Grant Hill .... producer
他
観た日:2009/12/2
観た所:台北 Showtime
■感想
予告編で見たB級映画臭に惹かれて、ニンジャ・アサシンみてきました!
タイトル通り昔のアメリカのニンジャ映画を今の技術で撮ったって感じの作品。
元々は日本のゲームなのかな?
前回のニンジャブームの立役者(なのか??)、ショー・コスギも敵役でがっちり登場、元気なお姿がみられます。
監督はV for Vendetta撮った人みたい。
内容は「あずみ」×「カムイ外伝」って感じっすかね。
設定も展開もツッコミどころ満載ですが、それも含めて楽しめれば面白いと思います。
ただし、見に行く前には、くれぐれも忍者とニンジャ(Ninja)は別物と自分にいいきかせて行きましょう。
もう、だいぶ原型とどめてないです、彼らのアジトも、日本だか韓国だか中東だか、どこの国だかわからんっす…
とりあえずドイツから装甲車でいけるあたりに隠れ家があるのはたしか…
だいたい主人公の雷蔵を演じてるのが、Rainことピ君ですからね。
チャン・ツィーが芸者さんやったり、ピ君が忍者やったりと、ハリウッド映画はホントにアジアの人種にはこだわらないねぇ。
まぁ、東洋映画にでてくる白人さんを人種、気にしてみたことないから、お互い様だけど…
ちなみに坊主頭のピ君は、黄立行(Stanly)に似てました…
戦闘シーンでは、かなり鎖がまにこだわっていて、なかなか見物です。
他に手裏剣が車に突き刺さるところなどもよかったですね。
ちなみに映像は結構どきついので、苦手な人にはお勧めできないです。
下手なスプラッタ映画より血が流れてた気がする…
余談ですが、敵対する忍者の「タケシ」が字幕だと金城になってた気がするんですが、金城武をもじってたのか?
他にも主人公の雷蔵は仁蔵だし、小角一族も小杉一族になってたりと、字幕は適当。
小杉て役者(ショー・コスギ)の名前やん…
予想どおりのB級さ満開ですが、そういう映画が好きな人にはお薦めです!
私はだいぶ楽しめました。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 23:56 | コメント (0) | トラックバック
2009年11月15日
【映画】THIS IS IT
原題:THIS IS IT
制作:2009 USA
監督:Kenny Ortega
出演:Michael Jackson
音楽:Michael Jackson、Michael Bearden
撮影:Sandrine Orabona、Tim Patterson
Producer:
Michael Bearden(associate producer)
Chantal Feghali(co-producer)
Paul Gongaware(producer)
他
観た日:2009/11/10
観た所:台北 西門町
■感想
TwitterのTL上でやたら評判がいいので行ってみた。
マイケル・ジャクソンとのつながりは二枚組のベストもってただけで、それもあんまり聞き込んだりしたわけでもないので、正直楽しめるか不安でしたが、その不安は懸念で大いに楽しめました。
マイケルの舞台がエンターテイメントに徹していたので、リハーサルでも飽きずにみられたこともありますが、なによりマイケルと舞台監督のプロフェッショナル同士の物作りが描かれていて、面白かった。
二人とも完全主義者っぽいけど、けっして激高することなく、他人を尊重しつつ、より高いところを目ざす姿にちょっと感動してしまいましたよ。
というかマイケルいいやつなんだなぁ…
そして、エンターテイナーとしかいいようのない人だったんだなぁ…
今更、なくしたものの偉大さに気づきましたよ。(元からファンの人達、おそくてゴメン。)
完璧な舞台を目ざして舞台監督をはじめとしたスタッフたち、マイケルと本番で同じ舞台で躍ることを夢見てたダンサーたち、彼らの思いも、あの日突然に終わってしまったんですね。
映画には辛気くさい描写は一切ないんですが、そんなことを思うと、ちょっと涙が出てきました。
そういう意味ではこの映画はマイケルも含めた彼らの思いが唯一形として残ったものなんですね。
でも、かえすがえすも、リハーサルの流しのダンスじゃなくて、本番の衣装を着ての本気のダンスが見たかったよなぁ…
今更、いってもせんないですが…
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 19:08 | コメント (0) | トラックバック
2009年08月02日
【映画】サブウェイ123 / The Taking of Pelham 123
邦題:サブウェイ123
原題:The Taking of Pelham 123
制作:2009年 USA 121分
監督:Tony Scott
脚本:Brian Helgeland
原作:John Godey
出演:
Denzel Washington ... Walter Garber(地下鉄職員)
John Travolta ... Ryder(ハイジャック犯 リーダー)
Luis Guzmán ... Phil Ramos (ハイジャック犯)
Victor Gojcaj ... Bashkim (ハイジャック犯)
John Turturro ... Camonetti (ネゴシエーター)
音楽:Harry Gregson-Williams
撮影:Tobias A. Schliessler
編集:Chris Lebenzon
製作:Richard Baratta .... associate producer
Todd Black .... producer
他
観た日:2009/6/14
観た所:台湾 台北 欣欣デパートの映画館
■感想
例によって映画館についてから、えいやで決めたので予備知識なし。
とりあえず地下鉄のハイジャック映画っぽかったので、犯罪映画好きとしては捨て置けず見てみました。
途中どうもみたことある話だなぁと思ったら、「サブウェイ・パニック(原題は同じ)」のリメイクだったみたい。
元の映画はテレビ東京のお昼にやってる枠でみたので、カットされまくり、CMはいりまくりだったのだけど、エンディングが印象に残っててよく覚えてる。(リメイク版ではエンディングは違ってる)
現代に舞台を移したリメイク映画って、原型わからないくらい設定変更しがちだったりしますが、本作では基本のハイジャック部分はオリジナルに近くオーソドックスな仕掛けだったと思います。
最近の何かというとネットでごにょごにょやる犯罪映画に慣れてると、ちょっと古くさく感じるかも。
監督はリドリー・スコットの弟さんのトニー・スコットでした。
役者はハイジャックのリーダーがジョン・トラボルタで、巻き込まれながら最後は彼を追い詰める地下鉄職員がデンゼル・ワシントン。
どちらも演技はよかったんじゃなかったでしょうか。
善人の黒人が白人の犯罪者に巻き込まれつつ、最後は追い詰めるって展開は、どうもコラテラルを思い出してしまいますね。
後半の展開もちょっと似てたし…
まぁあんまり新しいものは無いですが、撮り方とかツボを押さえてるし、無難に楽しめる映画だと思います。
地下鉄が舞台だけあって派手さには、かけますがハイジャックもの好きな人は見ておいていいんじゃないでしょうか。
日本では9/4公開みたいっす。
邦題は「サブウェイ123」だって…
ちょっと格好わるいかな…
■トリビア(IMDBから)
主人公の名前は原作ではZachary Garberだが、オリジナル映画版の主演のウォルター・マッソーから名前とってWalter Garberにしたんだそうな。
一方、ハイジャック犯リーダーの偽名Ryderは、オリジナル映画版のハイジャック犯Mr Blueの本名からとってるそうな。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 16:13 | コメント (0) | トラックバック
2009年08月01日
【映画】Public Enemies
原題:Public Enemies
制作:2009年 USA
監督:Michael Mann
脚本:Ronan Bennett,Michael Mann他
原作:Bryan Burrough "Public Enemies: America's Greatest Crime Wave and the Birth of the FBI, 1933-34"
出演:
Johnny Depp ... John Dillinger
Christian Bale ... Melvin Purvis
Marion Cotillard ... Billie Frechette
Billy Crudup ... J. Edgar Hoover
Stephen Graham ... Baby Face Nelson
音楽:Elliot Goldenthal
撮影:Dante Spinotti
編集:Jeffrey Ford 、Paul Rubell
製作総指揮:G. Mac Brown他
製作:Michael Mann他
観た日:2009/7/30
観た所:台北 微風廣場
IMDB
公式サイト
■感想
タイトルからしてデリンジャーの映画だとは思ってたものの、一切先入観なしでみたのですが、これがもろストライクゾーンど真ん中の好みの映画でした。
タイトルが「Public Enemy No1」ではなくて、「Public Enemies」だったので、Young Gunsみたいな群像劇なのかと思ったんですが、そうでもなくて、デリンジャー(ジョニーディップ)と彼を追い詰める特別捜査官(クリスチャン・ベール)に焦点をあててました。
早い段階から、二人の対決が語られていたので、全編緊張感があってよかったです。
全体通して、FIB目線で見てたのですが、さすがにラストのほうはデリンジャーに思いがはいってしまいましたね、その分、ラストシーンが心に沁みました。
実際の出来事に忠実なわけでもないんでしょうが、一味の悪行もしっかり描いてて、過度に美化してなくて好感がもてましたね。
特に後半は追い詰められて、本当に人民の敵になっていく感じが出ててよかった。
まぁFBIが誤射で、無実の人殺しちゃってるとこも描かれてたので、フェアかなと。
全編とおして、30年代?の背景/風俗の描き方が抜群に上手いです。
服装や髪型、映画館の中でかかっている映画とどれも当時の雰囲気をうまく再現してましたねぇ
なによりも、トミーガンにウィンチェスター銃、そしてフォードの車(A型?)!もう大好物だわ~。
あと、なんて名前が知らないのだけど、輸送機が出てきててそれが格好よかった。
こんな趣味とぴったりあう映画を誰がつくってんのかと思ってたら、エンドロールでマイケル・マン監督(ヒートとかインサイダーの人ね)と知りました。
大好きな監督の一人です。
どおりで、趣味があうわけだ。(気づくの遅すぎですが…)
この監督、よく男の世界ばっかりで、女性が描けないなんていわれたりもしますが、(それで何がいけないの?と思ったりもしますが、)本編では、デリンジャーの恋人をしっかり物語の中心に置いて描いていたと思います。
役者は主演の二人含めてみんなよかったですね。
出番は多くないんだけど、FBIのフーバー長官役の人が雰囲気でててよかったです。
フーバーはよく映画にでてきますが、もっと年取って黒幕的に演じられることが多いんですよね。
本作では権力の階段登り中の野望臭プンプンにおわせてる、若き日のフーバーが見られて面白かったです。
惜しむらくはデリンジャー一味の誰が誰か全然識別できなかったこと。
元々Baby Face Nelsonくらいしか名前しらなかったもので…
もうちょっとちゃんと勉強してから、また見たいです。
最初の方でクリスチャン・ベールが撃つ犯罪者って、Pretty Boy Froidだったんだねぇ。今調べて知った…
好き嫌いはわかれる映画かもしれませんが、「明日に向かって撃て」とか「俺たちに明日はない」とか大好物の人は、是非みにいってくださいな。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 14:45 | コメント (0) | トラックバック
2009年05月23日
【映画】ウルヴァリン: X-MEN ZERO
原題:X-Men Origins: Wolverine
中題:X戰警:金鋼狼
監督:Gavin Hood
脚本:David Benioff,Skip Woods
出演:
Hugh Jackman ... Logan / Wolverine
Liev Schreiber ... Victor Creed /Sabretooth
Danny Huston ... William Stryker
Will i Am ... John Wraith/Kestrel
Lynn Collins ... Kayla Silverfox/Silver Fox
Kevin Durand ... Fred Dukes/Blob
Dominic Monaghan ... Bradley
Taylor Kitsch ... Remy LeBeau / Gambit
Daniel Henney ... David North / Agent Zero
Ryan Reynolds ... Wade Wilson / Deadpool
Scott Adkins ... Weapon XI
Tim Pocock ... Scott Summers / Cyclops
音楽:Harry Gregson-Williams
撮影:Donald McAlpine
編集:Nicolas De Toth,Megan Gill
製作総指揮:Richard Donner他
製作:Hugh Jackman他
観た日:2009/5/16
観た所:台北(総督劇場)
■感想
X-Menからのスピンオフの映画。
※以下わけのわからん固有名詞のオンパレードなので要注意(ネタバレ含む)
結構期待してたんだけど、まぁまぁだったかなぁ。
セイバートゥースやストライカーとの確執を軸に、シルヴァーフォックスとの愛などが描かれております。
もっと幼いころの話(ローズがらみ)の話でてくるのかとおもったら、ほとんどなし。
ドッグもでてこずに、セイバートゥースと義理の兄弟みたいな設定になってた。
セイバートゥースも、ストライカーも本編のとは違う役者さんがやっておりました。セイバートゥースはともかく、ストライカーはオリジナルのほうがよかったなぁ…
今度のはどうも情けないおっさんで…
エージェント・ゼロ(マーヴェリクとは名乗ってないのか…)は中々格好よかったんだけど、妙に悪役の手下っぽい扱いが残念。
そして必然性はあまりなく、ガンビットが映画初登場。
ちょっとイメージと違うんだけど、アメリカ人からみた、フランス人の遊び人のステレオタイプってあんなんかな。
あと、若き日のサイクロプスや、車いすに乗る前のあの方などが、これまたあまり必然性なくでております。
まぁこのようにサービス精神は旺盛だったのだけど、映画自体のできは、まぁまぁかなぁ。
セイバートゥースがいったい何がしたいのかもよくわからんし。
ってか、X2の時は脳みそ空っぽの野獣キャラやったのになぁ、なんか結構複雑な設定されてましたわ。
まぁ他にもブロブとかエマ・フロストなんかもでてたし、X-Menが好きな人は見に行ってもいいかなぁって映画(って、X-Men好きなら普通いわれなくても見るか…)
WeponXIことDeadpoolのスピンオフつくるなんて話もあるらしい…
MTVのニュース(英語)
なんか、なんでもかんでもスピンオフさせてたら、そのうちあきられそうですがねぇ…
それより、派手なクロスオーバーを映画でやってほしいなぁ
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆★
《薦》☆★
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2009年04月20日
【映画】新宿インシデント(新宿事件)
原題:新宿事件
制作:香港 119分 2009年
監督:イー・トンシン
脚本:イー・トンシン
出演:ジャッキー・チェン as 鉄頭
竹中直人 as 北野刑事
ダニエル・ウー as 阿傑
シュー・ジンレイ as シュシュ/江口結子
加藤雅也 as 江口利成
ファン・ビンビン asリリー
峰岸徹 as 村西組長
長門裕之
倉田保昭
アクション監督: チン・ガーロウ
音楽:ピーター・カム
撮影:北信康
編集:Ka-Fai Cheung 他
製作総指揮:ジャッキー・チェン他
製作:ウィリー・チャン他
観た日:2009/4/12
観た所:微風廣場の国賓劇場
■感想
予告編が面白そうだったんでみてきました。
香港映画ですが、ほとんど日本が舞台です。
ノリは日本のヤクザ映画と同じ。
主人公はいい人なんだけど、義侠心でいつのまにか組織のトップになって流されていくという展開。
わりと無茶な展開もあったけど、まぁヤクザ映画だしそんなもんかな(偏見)。
過度に中国人マフィア側を正当化せず、偽造テレカ、万引き、故買、裏ロムうんぬんと、90年代当時問題になってた彼らのシノギをわりとちゃんと描いてたのが意外でしたね。
今時、日本のヤクザ映画に中国人マフィアが出てくるのは珍しくもなんともないですが、中国人側から正面に描いた映画は初めてみた気がします。
決して中国人マフィアVs日本ヤクザという単純構造ではなく、中国/台湾各地の出身地別の勢力と、日本側の勢力が複雑にからみあってます。
そんななわけで、いろんな言葉が飛び交う映画でしたね。
普通話のとこは多少わかるんだけど、広東語やら台湾語などでてくるとてんでわからなくなるのが、ちょっと面白かったりして。
ただ、惜しむらくは人物の描き方がイマイチ。
まず主人公(ジャッキー)がいい人すぎて、リアリティがないんだよなぁ。
でも、ジャッキーに悪い人やってほしくないしなぁ。
金城武あたりに主人公やってもらって、徐々に悪の世界にどっぷりはまっていくなんて展開のほうがよかったかも(←まんま「不夜城」やがな)。
他は、日本側ヤクザ代表(?)の加藤雅也も、妙に平等主義者で気持ち悪いし、ダニエル・ウーのへそ曲がりっぷりは失笑もんだし、期待してた竹中直人もあんまりよくなかったしなぁ
竹中直人扮する刑事とジャッキーとの奇妙な友情がひとつこの映画のミソだと思うのだが、描き方下手くそで説得力がないんだよなぁ
あと、元恋人との関係やら、今恋人との関係などもうちょっと丁寧描いてもよかったんじゃないかと言う気もする。
でも、倉田保昭が出てきたのは香港映画っぽくてよかったな。
全般的にやりたいことはわかるが…もうちょっとがんばって欲しかった映画かな。
と、いいつつ、上映時間中は、それなりに飽きずに楽しめたので、ヤクザ映画好きな人には結構おすすめかも。
でも、やっぱジャッキーがなぁ…(くどい)。
日本でのマーケティングも考えてだとは思いますが、日本人もそれほど悪くかかれていないので、みてても気分わるいこともなかったです。
あ、今、Allchinemaで検索して、邦題が「新宿インシデント」知りました。
だ、ださっ!!!!
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆★
《薦》☆☆★
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2009年04月14日
【映画】歩いても歩いても
歩いても歩いても
114分 日本 シネカノン 2008/6公開
監督/脚本/原作/編集:
是枝裕和
出演:
阿部寛 横山良多
樹木希林 横山とし子
原田芳雄 横山恭平
夏川結衣 良多の妻、ゆかり
You 横山家長女 ちなみ
高橋和也 ちなみの夫、信夫
田中祥平 横山あつし
音楽:ゴンチチ
撮影:山崎裕
企画:安田匡裕
観た日:2009/4/11
観た所:台北 長春劇場
■感想
「誰も知らない」の是枝監督の作品です。
「誰も」は未見だったりします。
本作は日本では去年公開のようですが、台湾ではようやっと公開。
とある家族の里帰りのひとこま(一泊二日)を淡々と描いただけなんですが、退屈ではなくて最後まで飽きなかったです。
背景説明などないのですが、家族の会話を追っていくと、だんだんとわかってくる仕組みになっていて、いろいろ貼られた伏線がすべてきれいに使われてて、実に見事な作り方。
突然あらわれた家族でない人物も、「誰?」って思ってると、「あぁこの人が…」と腑に落ちる。
また風呂場のはがれたタイルとか、いつの間にかついてた手すりとかの見せ方すごく上手。
つくづく、うまい映画だなぁって思いました。
ハートウォーミング一辺倒でもなく、ホノボノ家族和気藹々ってわけでもなく、ちょっと不協和音もなりつつもどこにでもありそうな家族の風景なんですわ。
その底辺に「事故死した長男」という欠けたピースがあることで、何も大きな事件は起きないにもかかわらず、ドラマが描けるのですなぁ
舞台は横浜のどこか、京急がはしってて海まで近いところ。
うちの実家も海までちょっとなもんで、3代そろって海まで歩いていくとろなんぞ、ちょっと情景が重なりましたわ。
ちなみに、台湾での上映タイトルは「横山家之味」。
その名前のとおり、樹木希林扮するおばあちゃんが作る料理がうまそうなんだなぁこれが。
役者は樹木希林はじめ、主演の阿部寛、おじいちゃん役の原田芳夫と、どれもうまい。
(YOUの演技はちょっと好き嫌い分かれるかもしれないけど…)
まぁ、いろんな意味で「うまい」映画でした。
最後まで淡々とすすんでいって、涙で終わったりもしないのですが、見てる時よりも、見終わった後にいろいろと考えさせられる映画かなぁ
こういう地味な映画はあんまり自分からは見に行かないのですが、今回は嫁さんのリクエストにより見に行ってきました。
いい映画が見られて感謝です。
見る映画の幅は広がるのはいいこっちゃね。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
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2009年03月29日
【映画】おくりびと
おくりびと
監督:滝田洋二郎
脚本:小山薫堂
出演:本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、吉行和子、笹野高史
音楽:久石譲
撮影:浜田毅
編集:川島章正
製作:信国一朗
プロデューサー: 中沢敏明 、 渡井敏久
エグゼクティブプロデューサー:間瀬泰宏
観た日:2009/3/29
観た所:欣欣デパート
基本情報:日本公開2008/9/13 130分 松竹
■感想
大作ではないものの、日本映画らしいいい映画ですな。
誰もあまり知らないけど、誰もがいずれはつきあうことになる納棺に目の付けるとは実に上手いですなぁ。
伊丹十三監督が亡くなってから、こういう映画とんとご無沙汰でしたが、久々に楽しめました。
本木雅弘がファンシイダンスを思い出させる、様式美を見事に演じておりました。
自分の持ち味がわかってる演技だな。
そして山崎努もいいわ。
そういや伊丹監督の「お葬式」も山崎努でてたね。
あの頃から比べるとずいぶん年取りましたなぁ。
惜しむらくは、韓国向けのフィルムを転用してるらしく、字幕がハングルと中文併記で、だいぶ画面がうるさかったことですわ。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 22:06 | コメント (4) | トラックバック
2009年03月16日
【映画】ウォッチメン(Watchmen)
原題:Watchmen
監督:Zack Snyder(300)
脚本:David Hayter(X-MEN2)、Alex Tse
原作:Dave Gibbons、Alan Moore(The League of Extraordinary Gentlemen)
出演:
Malin Akerman ... Laurie Jupiter / Silk Spectre II
Billy Crudup ... Dr. Manhattan / Jon Osterman
Jackie Earle Haley ... Walter Kovacs / Rorschach
Matthew Goode ... Adrian Veidt / Ozymandias
Jeffrey Dean Morgan ... Edward Blake / The Comedian
Patrick Wilson ... Dan Dreiberg / Nite Owl II
Carla Gugino ... Sally Jupiter / Silk Spectre
音楽:Tyler Bates
撮影:Larry Fong
編集:William Hoy
製作総指揮:Herb Gainsほか
製作:Wesley Collerほか
観た日:2009/3/14
観た所:微風廣場
■感想
いろんなヒーローがでてくるので、DCコミック版X-MEN(ないしファンタスティック4)かとおもったらさにあらず、ずいぶん毛色の違うアメコミ映画でした。
かつてヒーローが普通にいたが今は禁止されてる、この世界と似た別世界。
その世界でもケネディは暗殺されるが、その後、Drマンハッタンの働きでベトナム戦争に勝利し、ニクソンは5期目に突入。
米ソの対立は激しさをまし、破滅時計は12時に近づきつつある、暗~い世界。
かつてのヒーロー「コメディアン」が何者かに殺されるところから物語はスタート。
独自にその謎を追うロールシャッハを軸に、引退して中年太りのナイト・オウル、母の後を継いだシルクスペクター、今や大富豪のイケメンのオジマンディアス、唯一の超人DRマンハッタン、それぞれの過去や苦悩を描きながら物語は展開する。
それぞれのヒーローの苦悩の描写へのもっていきかたがめちゃうまい。
この世界ではX-MEN的な超常能力をもった超人はDrマンハッタンだけで、後はバットマンみたいなもともとはタダの人。
DCはダーク・ナイトもそうだったけど、暗~い方向に行って、マーヴェルとは差別化しようとしているのかな。
この世界と似ているけど、すこし違う架空の世界の歴史を象徴的に示すタイトルバックが秀逸。また、あの時代のアメリカを現す、選曲もすばらしい。
アメコミって脳天気なイメージがありますけど、こんな深い物語も描けるのですよ、たいしたもんだ。
そして、ロールシャッハ…
かっこよすぎるぜぃ
しかし、ヘボヘボ映画館のせいで、何度も上映が途中で中断して、せっかくの映画の世界に没頭できませんでしたわ…
とほほほほ。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 00:41 | コメント (0) | トラックバック
2009年02月07日
【映画】CHEチェ 39歳 別れの手紙
CHEチェ 39歳 別れの手紙
原題:Che: Part Two
監督:Steven Soderbergh
脚本:Peter Buchman,Benjamin A. van der Veen
原作:Ernesto 'Che' Guevara(Bolivian Diary)
出演:
Benicio Del Toro ... Ernesto Che Guevara
Demian Bichir ... Fidel Castro
Rodrigo Santoro ... Raul Castro
Catalina Sandino Moreno ... Aleida March
Joaquim de Almeida ... President Rene Barrientos
音楽:Alberto Iglesias
撮影:Steven Soderbergh (as Peter Andrews)
編集:Pablo Zumarraga
製作総指揮:Belen Atienza他
製作:Laura Bickford他
観た日:2009/1/31
観た所:茅ヶ崎ワーナーマイカル
IMDB
■感想
パート2はボリビアでの日々。
キューバ革命とは勝手が違い、農民の支持はえられず、アメリカも早期介入を行い、追い詰められていくゲバラたちを、ただひたすらたんたんと描いていて、パート1ときれいにコントラストをなしていました。
さすがソダーバーグ、ひとつの映画をぶった切って2部作にしたような映画とは違いますな(おっと、レッドクリフの悪口はそこまでだ)。
以前に原作(ゲバラ日記)を読んでいたことがあったので、内容は理解しやすかったです。
しかし、知っている分、最期に向かっていくゲバラ一行が痛々しかったなぁ。
ラストのシーンは印象的。
有名な最後の台詞は私が覚えていたのとはちょっと違いましたが、翻訳の違いでしょうかね。
エンドクレジットでは早々に音楽が終わり、後は無音のままひたすらクレジットが流れていきました。
でも大部分のお客さんは座ったまま。
余韻にひたっていたのか、最後になんかあんじゃないのかと思っていたのか…(私は両方)
偽造パスポート(キューバ政府がつくってるんだから、偽造じゃないのか・・・?)の写真そのままのハゲ男っぷりまで演じたデルトロに拍手。
エンターテイメント度はパート1よりなくなっているので、好き嫌いは分かれる映画かもしれません。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 18:16 | コメント (0) | トラックバック
【映画】CHEチェ 28歳の革命
CHEチェ 28歳の革命
原題:Che: Part Two
監督:Steven Soderbergh
脚本:Peter Buchman
原作:Ernesto 'Che' Guevara("Reminiscences of the Cuban Revolutionary War"))
出演:
Benicio Del Toro ... Ernesto Che Guevara
Demian Bichir ... Fidel Castro
Rodrigo Santoro ... Raul Castro
Santiago Cabrera ... Camilo Cienfuegos
Roberto Santana ... Juan Almeida
音楽:Alberto Iglesias
撮影:Steven Soderbergh (as Peter Andrews)
編集:Pablo Zumarraga
製作:Laura Bickford他
製作総指揮:Philip Elway他
観た日:2009/1/31
観た所:茅ヶ崎ワーナーマイカル
IMDB
■感想
日本帰国中にちょうどチェのPart2が公開になったので、Part1とあわせて一気にみてきました。
Part1はキューバ革命の部分を取り上げてます。
カラーの革命戦争シーンとモノクロの後日の国連での演説シーンが交差するつくり。映像だけみると、トラフィックっぽいかな。
ナレーションによる説明などは一切ないので、原作(ゲバラ自身の手による革命戦争回顧録)を読んでいったほうがいいでしょう。
私はまだ読みかけだったんで、ちょっとよくわからない部分もありましたが、楽しめました。
実在の人物を描くときは立ち位置が難しいと思いますが、過度の美化もなくいい塩梅だったんじゃないでしょうか。
まぁもうちょっと武力革命の暗い面(粛清や内部闘争など)を描いてもよかったかなとも思いますが。
しかし、人の名前と顔がかなりおぼえきらんかった。
そのあたり押さえてから、もう一度みたいなぁ…
ソダンバーグは名監督といわれてるわりには、実はいまいちはまってなかったんですが、この映画はいままでで一番いいですな。
デルトロも好演。
あんなに顔が知られた人間を演じるのはさぞやプレッシャーだったろうて。
しかし、日本でみれてよかった。
全編ほとんどスペイン語だし、台湾でみたらさっぱりやったなこりゃ。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆★ (大満足)
《薦》☆☆★ (好きな人以外にはわかりにくいかも)
投稿者 niimiya : 15:27 | コメント (0) | トラックバック
2008年10月11日
【映画】Body of Lies(ボディ オブ ライズ)
原題:Body of Lies
監督:Ridley Scott
製作総指揮:Michael Costigan他
製作:Ridley Scott他
脚本:William Monahan
原作:David Ignatius
音楽:Marc Streitenfeld
撮影:Alexander Witt
編集:Pietro Scalia
出演:
Leonardo DiCaprio ... Roger Ferris
Russell Crowe ... Ed Hoffman
Mark Strong ... Hani
Golshifteh Farahani ... Aisha
観た日:2008/10/11
観た所:台北 華威
■感想
何みるか決めずに映画館いったので、あまり待たないやつを適当にえらんでみてみました。
予備知識ゼロでしたが、911以降の今のCIAをリアルに描いた、なかなか見応えのある映画でした。
(まぁ本当のところをしってるわけでないので、リアルにみえるってことね。)
レッドフォードとブラット・ピットのスパイゲームとかにわりと近い感じかな。
見終わってから監督がリドリー・スコットだったことに気づきました。。
それを知ってたら迷わずに最初から選んでるっての。
しかし、御大も、だいぶお歳めされてるはずですが、まだまだ元気ですなぁ
スパイ映画は好きなんで、なるべく見るようにしてるけど、今の中東の出来事を真正面からとらえた映画は初めてでした。
衛星からの監視画像や、携帯電話でのやりとりなぞは今風だねぇ。
主演の二人は、
ディカプリオは中東で実際に体張ってる現場諜報員、
クロウはアメリカ本国から全体指揮をとる人、
の役柄。
方や(ディカプリオ)は銃弾飛び交う死地で飛び回りつつ携帯電話で、方や(クロウ)は娘のサッカー試合会場からヘッドセットでのやりとりはコントラストがはっきりしてておもしろかったね。
もうひとり重要な役回りで出てくる、ヨルダンの諜報部(GIDってのかな)のトップで役名ハニ。
これが、洒落てて、めちゃかっこええ。
ディカプリオはブラッドダイヤモンドとややキャラかぶるとこあるけど、いい感じに汚れてきたねぇ。
つい最近までアイドル路線からの脱皮にがんばってるなぁとかちょっとおもいつつみてたけど。
最近は普通に役者としてみれるねぇ
ブラッド~、デパーテッド、本作と、この路線はいいんじゃないかなぁ。
ラッセル・クロウはずいぶんふとってたなぁ。
インサイダーの時に近い体型でしたよ。
これまた役作りで太ったのかなぁ?
最近、この人の映画みてないのでなんともいえませんが…
(アメリカン・ギャングスタ見逃したしなぁ)
いずれにしろ、あまり動かないで指示だすだけって役柄にぴったりはまってる体型(と演技)でした。
概ね楽しめましたが、ちょっとストーリが複雑だったんで、英語の聞き取りか、中国語の字幕の読み取りがもそっと堪能であったらと思うのでした。
まぁ自分の問題ですが…
リアルなスパイ映画が好きな人と、リドリー・スコット好きにはお薦め。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 20:05 | コメント (2) | トラックバック
2008年08月24日
【映画】赤壁(レッドクリフ)
原題:赤壁
監督:呉宇森(John Woo)
製作総指揮:張家振(Terence Chang)他
製作:芦葦,
脚本:呉宇森、陳汗、盛和煜
音楽:岩代太郎
出演:
周瑜 :梁朝偉(トニー・レオン)
諸葛亮:金城武
小喬 :林志玲(リン・チーリン)
甘興 :中村獅童
孫権 :張震(チャン・チェン)
曹操 :張豊毅(チャン・フォンイー)
劉備 :尤勇(ヨウ・ヨン)
張飛 :臧金生(ザン・ジンシェン)
関羽 :巴森(バー・セン、又は巴森扎布=バーサンジャブ)
趙雲 :胡軍(フー・ジュン)
観た日:2008/8/17
観た所:台北 華威
■感想
知っている人は知っていると思いますが、この映画は前後篇にわかれているのです。
がっ、タイトルに「前篇」とついてるわけでもないし、広告でもそれを隠しているので、知らずに見に行って、がっくりきてる人が多いです。
そんな宣伝の仕方がちょっとあざといと思うわけです。
ま、そんなところをわかった上で見に行ったのですが、それでも終わり方は「あっ、ここで・・・」って感じ。
前後篇に分けるのはいいんだけど、それぞれを一本の映画としてちゃんと成立させてほしいのだよねぇ(Lord of the rings とか Kill Bill みたいに)
普通、娯楽映画ってのは、前半一山あって、おちついて、後半、ラストに向けてドドーンっと盛り上がるのが定番のパターンだとおもうのですが、この映画は前半の山が終わったところで、終わっちゃう感じなのだよね。
アーティストの意向に反して、レコード会社がかってにバラバラにして発売しちゃった2枚組CDの1枚目のようだ。
うーん、Keeper of the seven keys(Use your illusion でもいいけど)…
ま、長い一本の映画の前半分としては、そこそこ面白いんだけどね。
それで一本分の金とるなよって気はしますが…
セリフは中国語、字幕は中国語&英語なのですが、舞台がなじみの深い三国志だけに筋はちゃんと追えました。
字幕は最初は英語のほうをみてたんだけど、途中から中文のほうを読んでる自分に気づいた。英語追ってるとおっつかないんよね、その点中文は圧縮率が違う。
やるな表意文字!
三国志が舞台だけあって、戦い方は一騎当千なんですなぁ。
一人の英雄が百人単位の雑兵を相手にするんですわ。
ただ、表現はわりと武侠映画の延長のような感じで、ちょっと物足りなかった。
ジョン・ウーだったら、ゲームの三国無双みたいな感じで(やったことないんで想像)もっとぶっとんだ表現してくれるかとおもってたのになぁ…。
戦術や武器などは、新しい表現がいろいろあって面白かったかな。
リュック・ベッソンのジャンヌダルクをちょっと思い出しました。
メインの二人は周瑜と諸葛亮。
他に劉備・関羽・張飛・超雲・孫権・曹操…とお馴染みの面々。
それぞれのキャラクターのイメージが私が今まで持ってたのとはだいぶ違いました。
劉備は人のいい親爺だし、曹操はスケベおやじだし、孫権は悩める若様だし。
中国ではこんなイメージなんでしょうか?
それともジョン・ウー流の解釈なんかな。
関羽はちゃんと顔が赤かったな。
そういや、中村獅童がまたしても苦虫を噛みつぶしたような顔で演技してた。
そして、林志玲はきれいかった。
そして、そして、後篇はいつやるんだろうか…
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆★
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 23:09 | コメント (3) | トラックバック
【映画】The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor(ハムナプトラ3)
原題:The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor
中文:神鬼伝奇3
公開:2008 USA
監督:Rob Cohen(XXX)
脚本:Alfred Gough ,Miles Millar 他
製作総指揮:Chris Brigham他
製作:Sean Daniel他
音楽:Randy Edelman
撮影:Simon Duggan
編集: Kelly Matsumoto ,Joel Negron
出演:
Brendan Fraser ... Rick O'Connell
Jet Li ... Emperor Han
Maria Bello ... Evelyn O’Connell
John Hannah ... Jonathan Carnahan
Michelle Yeoh ... Zi Juan
Luke Ford ... Alex O'Connell
Isabella Leong ... Lin
観た日:2008/8/16
観た所:台北 華威
■感想
いやはや…
なんといっていいやら…
会社の企画でいったので、自腹もきっていないし、2もそんなにおもしろくなかったので、特に期待はしていなかったのですが……
予想をはるかに下回る出来…
2時間長っ…
お金かけたB級映画ってのがこのシリーズの売りだと思ってましたが、D級でしたな。
どっかの映画で見たことあるようなシーンのコラージュ…
それなら、それでパロディに徹してくれればいいんだけど、笑いのツボもどうもかみ合ってなくてちっとも笑えなかった。
ヒロインが役者が変わって、シガニーウィバーみたいなおばちゃんになってたんだけどど、あれはなんだ???
降板は仕方ないとして、もっといい代役さがそうぜぇ
今回の敵役は始皇帝もどきの人(ジェット・リー)なんだけど、そやつを蘇らす人民軍のステレオタイプな悪役とその恋人兼副官がいるんですが・・・(インディシリーズだとナチがやる役やね)。
この二人がまったく背景説明なし。
もうちょっと丁寧に背景えがけやぁ
説明全部はしょりやがって・・・
役者が好きな人(無間道の警部の人、こっちでサロンパスのCMやってるの)だったから、あの描き方にやたら腹たった。(死に際はちょっとよかったけど。)
それよりも、ひどいのが裏切る白人。
ま、この手の映画にはつきものの味方だとおもってたら~系なんですが
これもとりあえずお約束だから出しときましたって感じ。
そりゃ、お約束もいいけど、もうちょい演出つけろやぁっ!!
かなりうんざりな映画でした。
うんざり具合を確認したい人にはお勧め。
しかし、舞台がハムナプトラじゃなくなっても邦題はハムナプトラ3なんですな。
ま、どうでもいいですけど。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆★
《薦》☆★
投稿者 niimiya : 01:10 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月20日
【映画】The Dark Knight(ダークナイト)
原題:The Dark Knight
中文:黒暗騎士
製作:2008 USA
監督:Christopher Nolan
製作総指揮:Kevin De La Noyほか
脚本:Jonathan Nolan,Christopher Nolan
音楽:James Newton Howard , Hans Zimmer
撮影:Wally Pfister
編集:Lee Smith
出演:
Christian Bale ... Bruce Wayne / Batman
Heath Ledger ... The Joker
Aaron Eckhart ... Harvey Dent
Michael Caine ... Alfred Pennyworth
Maggie Gyllenhaal ... Rachel Dawes
Gary Oldman ... Lt. James Gordon
Morgan Freeman ... Lucius Fox
観た日:2008/7/20
観た所:台北 華威
■感想
同じアメコミといってもマーヴェルコミック(X-MENとかスパイダーマンとか)のやつは結構好きなんですが、DCコミック(バットマンとかスーパーマンとか)はあんまり興味なくて、バットマン・ビギンズも見逃していたりするのですが…
今回あえてタイトルから「バットマン」の字をはずしたその心意気をくんでみにいってみました。
んでもって、観てみたらこれがその名のとおりダークな映画で ^^;
ヒース・レジャーのジョーカーの演技はすごかったねぇ
この演技が彼を精神的に追い込んだのかもなぁ…
今更だけど、惜しい人を亡くしたもんだ…
旧シリーズがマンガ的だったのに比べて、本作はだいぶ写実的というか、現実的な表現を狙ってますね。
怪人も突飛な格好をしているわけでもなくてね。(主人公はともかく)
マーヴェルの映画との差別化なんでしょうか?
怪人の表現はあれでいいとおもうんだけど、ゴッサムシティはもっと、シンシティなみに個性豊かに描いてほしかった気もするね。
あれだと、ニューヨークとかロサンジェルス舞台にしてるのとそんなかわらないような…
まぁそこが狙いなのだとはおもいますが…
かなり長尺で、3時間近くあります。
見ごたえはありましたが、もそっとビシバシ編集してしまった映画にもよかったような気もする…
バットマンをささえる二人の男はマイケル・ケインとモーガン・フリーマンというすごい配役…
アカデミー賞コンビですな。
香港のシーンで、ちょっとだけ、流出さわぎのエディソン・チャン(陳冠希)がでてて、そこで館内が軽くざわめいてた…
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 12:38 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月05日
【映画】マルホランド・ドライブ (Mulholland Dr.)
邦題:マルホランド・ドライブ
原題:Mulholland Dr.
2001年 USA/フランス
監督:David Lynch
製作総指揮:Pierre Edelman
製作:Neal Edelsteinほか
脚本:David Lynch
音楽:Angelo Badalamenti
撮影:Peter Deming
編集:Mary Sweeney
出演:
Naomi Watts ... Betty Elms / Diane Selwyn
Laura Harring ... Rita
Melissa George ... Camilla Rhodes
Ann Miller ... Catherine 'Coco' Lenoix
Dan Hedaya ... Vincenzo Castigliane
観た日:2006/7/15
観た所:家 DVD
■感想
感想といっても、デビット・リンチな映画としかいいようないなぁ。
現実と幻想の境界線があやふやになってくのはいつもながら秀逸。
例によってよくわからないんだけれども、それが好きな人には好き、合わない人には合わないって映画ですな。
映画終わった後もしばらく、自分なりにいろいろ考えてみるのがまた楽しいのであった
ウェブを検索してみたら、みなさん「リンチ映画に完全解釈はない」といいつつ、いろいろな解釈をしてて面白い。
これぞ、リンチ映画の正しい楽しみ方なんです、なきっと。
そういえばツインピークスの続編つくるって話はどうなったのかなぁ
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆★
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 16:19 | コメント (0) | トラックバック
【映画】サイレントヒル (Silent Hill)
邦題:サイレントヒル
原題:Silent Hill
2006 / USA / Silent Hill DCP Inc.
製作:Don Carmody,Samuel Hadida
製作総指揮:Victor Hadida,Akira Yamaokaほか
監督:Christophe Gans
脚本:Roger Avary(Pulp Fiction,Reservoir Dogs)
音楽:Jeff Danna,Akira Yamaoka
撮影:Dan Laustsen
編集:Sebastien Prangere
出演:
Radha Mitchell ... Rose Da Silva (主人公)
Sean Bean ... Christopher Da Silva (主人公の旦那さん)
Laurie Holden ... Cybil Bennett (白バイの女性警官)
Jodelle Ferland ... Sharon / Alessa
観た日:2006/7/18
■感想
コナミの同名ホラーゲームの映画化。
バイオハザードはゲームから離れて映画としてがんばってつくってた感じですが、本作はゲームの世界を表現することを意識的にやっているのかなと思いました。
しかしながら、同時にゲームをやったことない人でも違和感なく楽しめる映画に仕上がってるとも思います。
この原作好きにも知らない人にも楽しめるようなバランスは奇跡的にすばらしいね。
ちなみにわたしはゲームは3だけやったことあります。
一応ジャンルとしてはホラーになるんでしょうが、超こえ~~っってほどではなかったですな。(怖さの感じ方は人それぞれですが…)
でも、尖ったのだめな人とか、虫だめな人はやめといたほうがいいかも ^^;
この映画の魅力は怖さに震えるよりも、この世界の裏と表にひたりきる楽しさかな。
特に世界が裏返るときの描写はすごいねぇ~
IMDBによるとこの監督、現在「鬼武者」撮影中らしいっすよ。
さてはゲーム好きだな…
主演 金城武…
ま、そうだよな。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 14:44 | コメント (2) | トラックバック
【映画】Ocean's Thirteen(オーシャンズ13)
邦題:オーシャンズ13
原題:Ocean's Thirteen
監督:Steven Soderbergh
製作:2007/6 USA Warner Bros. Picturesほか
製作総指揮:Bruce Bermanほか
製作:Jerry Weintraub
脚本:Brian Koppelman,David Levien
音楽:David Holmes
撮影:Steven Soderbergh
編集:Stephen Mirrione
出演:
George Clooney as Danny Ocean (リーダー)
Brad Pitt as Rusty Ryan (右腕)
Matt Damon as Linus Caldwell (新米)
Don Cheadle as Basher Tarr (爆発物)
Bernie Mac as Frank Catton (イカサマディーラー)
Casey Affleck as Virgil Malloy (双子)
Scott Caan as Turk Malloy (双子)
Shaobo Qin as "The Amazing" Yen (軽業師)
Carl Reiner as Saul Bloom (往年の詐欺師)
Eddie Jemison as Livingston Dell (電気)
Elliott Gould as Reuben Tishkoff (実業家・心筋梗塞)
Eddie Izzard as Roman Nagel (プログラマー 新規加入) ?
Andy Garcia as Terry Benedict(ベラッジオのオーナー)
Al Pacino as Willy Bank (敵役)
Vincent Cassel as Francois "The Nightfox" Toulour(ヨーロッパ泥棒)
Ellen Barkin as Abigail Sponder (敵役の秘書)
観た日:2007/6/18
観た所:台北 微風広場
■感想
見たの1年以上前ですが…
今更感想。
泥棒映画は好きなんで、このシリーズはついついみてしまいますな。
それにしても、これだけのメンバーを3作続けてそろえられるってのすごいっすねぇ
ソダンバーグとジョージ・クルーニーの人柄なんっすかねぇ
今回は基本にもどって(?)ラスベガスが舞台。
新たな敵役はアル・パチーノ。
老けたなぁ…
オーシャンチーム前作12人からの+1人はコンピューターの達人っぽい人。
出番はあまりなし!
ジュリアロバーツでてない分の一人分は今回は味方っぽいアンディ・ガルシアをカウントしておけばいいのだろうか?
Wikipediaの英語版では彼じゃなくFBIエージョント役の人がカウントされていたが…
それ誰だっけ??
あいかわらず誰と誰で13なのかよくわからん…
英語聞き取れなくて、ところどころよくわからんとこもあったが、概ね楽しめました。
毎回同じ感想でもうしわけないけど、これだけの登場人物をそれぞれに出番あたえて成り立たせるってのは大変やねぇ
監督もそうだけど、脚本も大変そうですね。
固定ファンはいそうなんで、この先も作りつづけるんですかねぇ
そして仲間は増え続けるんですかねぇ
これ以上増えたら収拾つかなそうですが…
ファイナルファンタジーみたいにオーシャンズ11のパート2とかはどうだろうか?
だめか。
前2作好きな人にはお薦め。
見てない人はたぶんついていけないと思います…
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
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【映画】Live Free or Die Hard(ダイハード4.0)
原題:Live Free or Die Hard
邦題:ダイハード4.0
製作:USA 2007
製作総指揮:Arnold Rifkin,William Wisher Jr.
制作:Michael Fottrell
監督:Len Wiseman
脚本:Mark Bomback
音楽:Marco Beltrami
撮影:Simon Duggan
編集:Nicolas De Toth
出演:
Bruce Willis ... John McClane (主人公)
Timothy Olyphant ... Thomas Gabriel (敵役)
Justin Long ... Matt Farrell (見方)
Maggie Q ... Mai (敵)
Mary Elizabeth Winstead ... Lucy (娘)
観た日:2007/8/19
観た所:台北 華威
■感想
これまた去年ですが、ボーンアルティメイタムと続けて、勝手に2本立てでみました。
髪の毛もすっかり薄くなってしまって、もういい年だけど、マクレーンさんはあいかわらず死なずにがんばってます。
タフだ…
今回はギークな男の子もいっしょにがんばってますよ。
悪役のタイプは前作とかぶってる気もしたけど、恋人にまじ惚れてるとことか微妙に違うか。
親子愛とかからめてくるいかにもハリウッドなとこがちょいウザですが、まぁ我慢できる範囲かな。
電子犯罪なとことか、娘と若造と協力してみたいなとこが、敵の構成とか、ちょっとセガールの暴走特急を思い出してしまった。あっちのは姪っ子だっけど。
まぁ、こういうすかっとする映画はいいですな。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
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2008年06月30日
【映画】The Bourne Ultimatum(ボーン・アルティメイタム)
原題:The Bourne Ultimatum
邦題:ボーン・アルティメイタム
製作:2007 USA/独 115分 Universal Pictures
監督:Paul Greengrass
脚本:Tony Gilroy , Scott Z. Burns ,George Nolfi
原作:Robert Ludlum
音楽:John Powell
撮影:Oliver Wood
編集:Christopher Rouse
出演:
Matt Damon ... Jason Bourne
Julia Stiles ... Nicky Parsons
David Strathairn ... Noah Vosen
Scott Glenn ... Ezra Kramer
Paddy Considine ... Simon Ross
Edgar Ramirez ... Paz
Albert Finney ... Dr. Albert Hirsch
Joan Allen ... Pam Landy
観た日:2007/8/19
観た所:台北 華威
■感想
これまた、だいぶ前に見た映画ですが…
ジェイソン・ボーンシリーズの第3弾。
一応、完結編なのかな。
ついにボーン出生の謎が明らかに!
まぁ原作読んでたせいか、そこには驚きはさっぱりないのですが
このシリーズ相変わらずの冷徹なアクションはいいですな。
もちろん主役のマットデイモンも相変わらずよいのですが、
前作にもでてた、CIAの女ボス役パメラ・ランディ役の人(Joan Allen)がかっこいいっ…
近年あんまりなかった、良質なスパイもののシリーズだったんで、おわっちゃってちょっとさみしいかな。
まぁだらだらとやられてもやだけど…
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
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【映画】I Am Legend(アイ・アム・レジェンド)
原題:I Am Legend
邦題:アイ・アム・レジェンド
中文:我是伝奇
製作:2007 USA
監督:Francis Lawrence(コンスタンチン)
脚本:Mark Protosevich,Akiva Goldsman
原作:Richard Matheson
音楽:James Newton Howard
撮影:Andrew Lesnie
編集:Wayne Wahrman
出演:
Will Smith ... Robert Neville
Alice Braga ... Anna
Charlie Tahan ... Ethan
Salli Richardson ... Zoe
Willow Smith ... Marley
観た日:2007/12/22
観た所:台北 華威
■感想
去年みた映画なのに、今更感想…
※以下ネタバレあり※
まったく予備知識なく映画をみたのだが、途中からゾンビものにかわってびっくりした。
「地球最後の男」の映画版だったのね…
でも、他にも人でてくるし…
前半のだーれもいないなかの愛犬との日々は実にいいですねぇ
わかりやすすぎるきらいはあったけど、ウィル・スミスの演技はよかったんじゃないでしょうか。
あと、犬も。
この人も、ALIあたりからずいぶん演技派になってきましたね。
(フレッシュプリンスのイメージはすでにないですなぁ)
見てないけど、前作の貧乏人が成り上がるやつも評判よかったみたいですしね。
エンディングはどうも、唐突でいままで伏線とつながってねーなーと思ったら。
やっぱり当初のエンディングから変更してるみたいっすね。
ザッツ・ハリウッドですなぁ
うへっ…
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆★
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 20:55 | コメント (0) | トラックバック
2008年06月29日
【映画】The Incredible Hulk(インクレディブル・ハルク)
原題:The Incredible Hulk
製作:2008 USA
製作総指揮:Ari Arad
監督:Louis Leterrier
脚本:Zak Penn
音楽:Craig Armstrong
撮影:Peter Menzies Jr.
編集:Rick Shaine他
出演:
Edward Norton ... Bruce Banner
Liv Tyler ... Betty Ross
Tim Roth ... Emil Blonsky
William Hurt ... Gen. Thaddeus 'Thunderbolt' Ross
観た日:2008/6/22
観た所:京華城
■感想
最近おさかんなマーヴェルコミックの映画進出ですが、「またですか」と思いつつヒマがあるとついみちゃうのですなぁ
今回はマーヴェルユニバースで一番の怪力男、ハルクみてきました。
スパイダーマンがアメージングなように
X-MENがアンキャニーなように
ハルクはインクレディブルなわけですな。(なんのこっちゃ)
何年か前の映画版ハルクの続編なのかな?
ただ、キャストも違うし、見てなくても困らないつくりで、再映画化に近いかも。
内容は説明するまでもなく、ブルース(ハルクの元の人)が逃げて、見つかって、怒って、ハルクになって暴れて…って感じです。
でも、今回は強力な敵もでてきまっせ。
主役はエドワード・ノートン。優男なのにマッチョなキャラはぴったりやね。
ヒロインはリブ・タイラー。
敵役はティム・ロス。タランティーノの映画に出てたころと比べるとちょっと老けたなぁ。
素のままでハルクと戦ってるとこだけきりだすとどっちが主役かわからんね。
オープニングのとこにちょっとだけヒクソンでてまっせ。
笑った。
こんな怪力どうしが真正面からバトルするのはありそうでなかったですな。
サンダ対ガイラ(古っ)以来じゃなからろうか…
見ごたえありっす
例によって意味ありげな伏線もちらほらあったんで、続編作る気まんまんですな。…
青ハルクか??
それともXXXXXとクロスオーバー??
(ラストのラストでにやりとさせるシーンありっす。)
アメコミ好きな人はどーぞ。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 18:57 | コメント (0) | トラックバック
【映画】Get Smart (ゲットスマート)
原題:Get Smart
邦題:ゲットスマート (たぶん)
中文:特務行不行
製作:2008 USA
製作総指揮:Bruce Berman,Steve Carell
監督:Peter Segal
脚本:Tom J. Astle,Matt Ember
音楽:Trevor Rabin
撮影:Dean Semler
編集:Richard Pearson
出演:
Steve Carell ... Maxwell Smart
Anne Hathaway ... Agent 99
Dwayne Johnson(The Rock) ... Agent 23
Alan Arkin ... The Chief
Terence Stamp ... Siegfried
Masi Oka ... Bruce
Nate Torrence ... Lloyd
Ken Davitian ... Shtarker
David S. Lee ... Ladislas Krstic
観た日:2008/6/28
観た所:台北 華威
■感想
アイアンマン見に行ったら、前日で終わってた…
なもんで、軽く笑えそうなゲットスマートみてきました。。
こっちのタイトルは特務行不行。
スパイ系のコメディ映画っす。
もともとは60年代頃のTVシリーズだったみたいですな。
英語音声と中文字幕のせいで、ちょっと笑いがわからないとこもあったけど、おおむね楽しく見れました。
こういう映画は頭使わなくていいからいいね。
コメディにもかかわらず、アクションシーンは大掛かりで派手なつくりでしたよ。
うーん、ハリウッド!
主演の人はよくしらないんだけど、たぶんサターデーナイトライブ系のひとなんじゃないかと…
ヒロインは「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイ。
綺麗だ…
悪役はテレンス・スタンプ。
大好きなんですが…
お笑い映画では見たくなかった…
シクシク…
他には元レスラーのロックも出てました。
最近は本名でやってるみたいね。
だいぶ役者が板についてきたような気がします。
なんとなく「裸の銃を持つ男」のOJシンプソンを思い出したりした…(不吉だ)
他には最近なにかと話題(?)のマシ・オカを初めて見ました。
ギークな白人とコンビ組んでのオタク役
これが新しい日本人のステレオタイプなのだろうか…
ま、出っ歯にカメラよりはいいか。
あと、ビルマーレーがちょっとだけでてました。
だいぶ、老けたな…
難しい映画みたくないときにお薦め。
ちなみにコメディ映画は封切後すぐの混んでる映画館でみんなで笑いながら見るのが鉄則っす。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 12:24 | コメント (0) | トラックバック
2008年05月25日
【映画】インディ・ジョーンズ4 (原題:Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)
原題:Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull
2008 USA
製作:Kathleen Kennedy .... executive producer
George Lucas .... executive producer
Frank Marshall .... producer
Denis L. Stewart .... co-producer
監督:Steven Spielberg
脚本:David Koepp (screenplay)
George Lucas (story)
音楽:John Williams
撮影:Janusz Kaminski
編集:Michael Kahn
出演:
Harrison Ford ... Indiana Jones
Cate Blanchett ... Irina Spalko
Karen Allen ... Marion Ravenwood
Shia LaBeouf ... Mutt Williams
Ray Winstone ... 'Mac' George McHale
John Hurt ... Professor 'Ox' Oxley
Jim Broadbent ... Dean Charles Stanforth
観た日:2008/5/25
観た所:台北 VIESHOW
■感想
インディ、いい感じに枯れてきたねぇ
しかし、アクションは無茶しすぎ、還暦すぎてんのに元気すぎだろ!
最初はダイハード観てるかと思いましたよ。
そんな声にこたえて(??)、若造も登場。
世代交代で続けるんかな、インディシリーズ。
前の3作のように開始から引き込まれる感じではなかったんだけど、これは私が年取ったせいか、英語聞き取れなかったせいかも
ただ、後半にいくにつれ素直に楽しめた。
展開は捕まって、逃げ出して、また捕まって、謎といて、遺跡いって、遺跡くずれて…っとお約束どおり。
ワサワサでてくるシリーズや、蛇嫌いネタも洩れなくフォロー
今回は舞台は戦後(1957年だったかな?)。
映画の前半には原爆実験、赤狩り、IVYにロカビリースタイル(?)と、時代を映す要素ももりだくさん。
ここんところは、しっかりつくってますなぁ
ところどころ、ちょっとやりすぎだろってとこもあったけど…ね。
原爆実験のとことか…
戦後なんで、悪者はナチスではなく、冷戦相手のソビエトっす。
敵役の女将校がいい味出してるんだぁ
エンドクレジットで、ケイト・ブランシェットと知ってビックリ。
髪が黒くてさっぱりわからんかった…
言われてみりゃぁあの特徴的な目はそうだよな。
好きなんだなぁ、あの女優さん。
私のような世代にはインディ・ジョーンズはこれだよこれと確認する楽しさがありましたな。
ジョン・ウィリアムスのあのテーマが流れてくると脊髄反射でインディ応援しちゃうからね。
まぁ、あまりにもお約束すぎるんじゃないのと思わんこともなかったですが、
楽しめました。
続編あるとしたら、次のオーパーツはなにかね??
一作おきにキリストものだから、聖骸布かね。
個人的には恐竜土偶あたりをとりあげてもらえるとうれしいのだが…
そういや、最初のとこで、失われたアークちょっと映ってた????
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 23:53 | コメント (4) | トラックバック
2008年03月06日
【映画】Jumper(ジャンパー)
原題:Jumper
製作:Simon Kinberg他
監督:Doug Liman(ボーン・アイデンティティー)
脚本:David S. Goyer他
原作:Steven Gould
音楽:John Powell
撮影:Barry Peterson
編集:Saar Klein
出演:
Hayden Christensen as David Rice(主人公)
Samuel L. Jackson as Roland Cox(敵役)
Jamie Bell as Griffin(別のJumper)
Rachel Bilson as Millie Harris (ヒロイン)
Diane Lane as Mary Rice(お母さん)
Michael Rooker as William Rice(お父さん)
観た日:2008/3/2
観た所:台北 VIEWSHOW
■感想
どえらく、ひさびさに映画みにいってきました、今年初だから少なくとも3ヶ月ぶり…
いかんのぉ
本当はNo country for old man(タイトル・つづり適当)とやらを観るつもりが、のたくさ行ったせいですでに上映時間すぎてました、しかたないので(←失礼)、Jumperとやらをみてきました。
内容はいたってシンプルで瞬間移動能力を有する主人公(達)と、なんでか(宗教上の理由?)能力者を狙う組織(パラディン)の戦いのお話です。
わかりやすくいうとX-MENメンバーがみんなナイトクローラーで、センチネルがロボットじゃなくてふつうの人間になったと思えばいいでしょう。
うん、逆にめちゃわかりにくいね。
「それをいうなら、ナイトクローラーじゃなくて、むしろライラ・チェニイだろ!」とかいうツッコミはますますわからなくなるのでいらないです。はい。
なんとなくよくある設定のような気がしますが、主人公側のほうが絶対有利な能力を持ってるって設定はちょっと珍しいかもしれませんね。
プレデターの善悪を逆にするとちょっと似てるかも(あれは瞬間移動じゃなくて透明化でしたが)。
映画の中ではパラディン側は近代的な兵器を駆使してがんばっていました。
でも、中世とかから戦ってるみたいなんで、昔は絶対的に不利だったろうなぁ
その時代に徹底的に殲滅しとけばよかったのにね、ジャンパーさんたち。
まぁ予想どおり内容はいたってシンプルなんで、英語たいしてききとれなくても苦にならず、頭つかわずみれました。
瞬間移動のシーンはなかなかスピード感あって楽しい。
んで、世界各地あちこち飛び回るので映像も飽きないつくりです。
日本もでてきます、銀座駅の前で景色は渋谷だったりしますが、そこはご愛嬌。
テレポーテーションものは、位置エネルギーと速度エネルギーはどうなってるんだとか、絶対座標がどーとかいいだすときりがなさそうですが、まぁなにも考えずに見るほうがむいてる映画ですね。
一応、移動したあとに真空状態が発生してたり、通電されちゃうとジャンプできなかったりとそれなりに法則性はありそうではあります。
ちなみに続編作る気まんまんっぽいので、ヒットしたらもれなく2があるでしょう。
そして、2では露骨に3への伏線とかはりそうです。
キャストについてですが、主役はヘイデン・クリステンセンだったんですね。
スターウォーズ以外で見るの初めてだったけど、アナキンのイメージは拭えてたように思います。
本人にとってはよかったのでないでしょうか。私にとっては可もなく不可もなくでしたが…
敵役のサミュエル・L・ジャクソンはやっぱ格好いいなぁ。
って、この二人よく考えたらジェダイコンビじゃないですか…
二人ともイメージ全然違うんで観てる最中、全然気がつかなかった…
ヒロインはよさがさっぱりわからなかったっす。^^;
あ!お母さん、ダイアン・レインだったのか…
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆★(まぁまぁ)
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 00:14 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月02日
【映画】The Good Shepherd
原題:The Good Shepherd
中題:特務風雲
製作:2006 USA Universal Pictures 167min.
監督:Robert De Niro
脚本:Eric Roth
音楽: Bruce Fowler,Marcelo Zarvos
撮影:Robert Richardson
編集: Tariq Anwar
出演:
Matt Damon ... Edward Bell Wilson
Angelina Jolie ... Clover/Margaret Ann Russell
Alec Baldwin ... Sam Murach
Tammy Blanchard ... Laura
Billy Crudup ... Arch Cummings
Robert De Niro ... General Bill Sullivan
■感想
エンドクレジットで初めて気づいたけど、デニーロが撮った映画だったんだねぇ
CIA黎明期の歴史を一人の男の人生に焦点をあてて丁寧に描いた映画でした。
CIAの黎明期というので、勝手にOSS創設者のウィリアム・ドノヴァンの話かと思ってたら全然違ってた…
上映時間も知らずにみてたんだけど、いつまでたっても終わらない…。結局3時間近くあった。
映画の長さとか、回想で過去に遡っていくつくりかたなどは、ちょっとOnce upon a time in AmericaのCIA版って感じもしたねぇ。
スパイ映画って感じではなかったねぇ。
牛乳瓶メガネのマット・デイモンが、ボーン・スプレマシーとはまったく違ったスパイ(あっちは暗殺者か)を好演してましたよ。
一応フィクションだそうですが、James Jesus Angletonとかいう人と別の人がモデルになっとるそうです。
タイトルはなかなか意味深で、最後でその意味がわかりまっせ。
人物関係とか結構複雑で、ちょっとわかりにくかったけど、そこは私の英語力のせいだと思われる…
個人的にはちょっと退屈ではありましたが、スコセッシとかレオーネとか好きな人は結構気に入るかもしれないし、そうでもないかもしれない。
■評価
《俺》☆☆★
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 23:19 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月01日
【映画】Smokin' Aces
原題:Smokin' Aces
中題:五路追殺令
製作:2007 USA Universal Pictures 109min.
監督:Joe Carnahan
脚本:Joe Carnahan
音楽:Clint Mansell
撮影:Mauro Fiore
編集:Robert Frazen
出演:
Ben Affleck ... Jack Dupree(賞金稼ぎ)
Jason Bateman ... Rip Reed (賞金稼ぎ)
Common ... Sir Ivy (マフィア)
Joseph Ruskin ... Primo Sparazza(マフィア)
Andy Garcia ... Stanley Locke (FBI)
Alex Rocco ... Serna (FBI)
Alicia Keys ... Georgia Sykes(殺し屋)
Ray Liotta ... Donald Carruthers (FBI)
Jeremy Piven ... Buddy 'Aces' Israel (標的)
などなど
■感想
出てくる人多いし、英語も全然わからんし、ちょっとやばいかと思いましたが、話が進むにつれてのめりこめて楽しめましたわー
キャラ立った人がわんさかでてきて、ドンパチしあう映画って基本的に好きなんだよねぇ
殺し屋4組(変態3人組、変身男、黒人女性2人組、暗器使い)
賞金稼ぎ1組
FBI
マフィア
謎のスイス人
あたりが、一人の男の命(心臓?)をめぐって、ラスベガスの高級ホテルで、ひたすらドンパチ、ドンパチ。
いやー、いいわ。
惜しむらくはキャラ立ってる殺し屋同士での対決などがもうちょっと多いとよかったかなぁ
結構生き残ってる人もいっぱいいるので続編もあるかもねー
(というより、続編の可能性のこすために、生き残らせたような作り手の作為を感じる…)
だいぶ好き嫌いが別れる映画だとは思いますが、初期のタランティーノとか好きな人にはお薦めー
■評価
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 10:34 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月24日
【映画】300
原題:300
製作:2006 USA
監督:Zack Snyder(Dawn of the Dead (2004) )
脚本:Zack Snyder
音楽:Tyler Bates
撮影:Larry Fong
編集:William Hoy
出演:
Gerard Butler ... King Leonidas
Lena Headey ... Queen Gorgo
Dominic West ... Theron
David Wenham ... Dilios
Vincent Regan ... Captain
■感想
まぁ予告編でだいたいわかると思いますが
もろSin Cityの映像でスペクタクル映画をとってみました!
って映画です。
原作も同じフランク・ミラー
そんなわけで、暴力的やらフリーク的な表現は非常に多いので、そういうのが苦手な人にはちょっとつらいかもねぇ
題材はスパルタ軍300人が孤立無援でペルシャ軍にむかっていった話です。
まぁそこそこ有名だと思うので、結末は見る前からわかってる人も多いかと思いますが、なかなか新解釈も加わってて面白かったですよー。
ペルシャ軍がほとんど、ザ・ロード・オブ・ザ・リングスのサルマン軍みたいなんだよね。
トロールみたいなのから、象まででてくるし ^^;
現在の価値観からいったらスパルタの社会ってのは相当おかしな世界ですが、この映画みてると俄然血が沸き立ってきちゃうのですねぇ
怖い、怖い。^^;
好き嫌いわかれる映画だと思いますが、Sin City好きにはお薦めー
Sin City2も待ち遠しいねぇ
■評価
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 23:14 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月18日
【映画】ゴーストライダー
原題:Ghost Rider
製作:2007 アメリカ ソニーピクチャーズ
監督:Mark Steven Johnson(『Daredevil』)
脚本:Mark Steven Johnson
音楽:Christopher Young
撮影:Russell Boyd
編集:Richard Francis-Bruce
出演:Nicolas Cage …Johnny Blaze/Ghost Rider
Eva Mendes …Roxanne Simpson
Peter Fonda …Mephistopheles
Wes Bentley …Blackheart
■感想
最近のマーベルの映画化ラッシュはすごいねぇ
ついにゴースト・ライダーまで映画になっちゃったよ。
デアデビル同様、日本じゃあまり有名じゃないですが、
スポーンとかデビルマンと似た感じで、悪魔みたいなんだけどいい人みたいなやっちゃね。
まぁ他のもそうですが1作目は誕生秘話に焦点あててるんで、そんな盛り上がらないですなぁ
いや、しかし、なんで、主演がニコラス・ケイジなんだろうなぁ
無名でもいいから、もっと若い人にやってもらいたかったなぁ
ちょっとミスキャストに感じましたよ、私は…
ワイルドアットハートのころだったらまだしも…
(好きな人ごめんなさいね)
まぁゴーストライダーになってるときは骸骨だから、まぁいいんですが…
最後のシーンはいまいち盛り上がらなかったような気がしますが、その前の新旧ゴーストライダーが並んで走るシーンはなかなかよかですなぁ。
しかし、マーヴェルもそろそろネタはだしつくしちゃったかね?
次はマン・シングか???
そりゃないか…
無難にアイアン・マンあたりすかね
でも、ウルヴァリンの単体物やるらしいね。
楽しみじゃ。
じゃ、そのうちウルヴァリンvsゴースト・ライダーもよろしく。
そんなわけで本作はアメコミ好きにだけ、おすすめ。
■評価
《俺》☆☆★
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 23:50
2007年02月10日
【映画】ブラッド・ダイヤモンド
原題:BLOOD DIAMOND
製作:2006年 アメリカ ワーナー
監督:Edward Zwick(『The Last Samurai』)
脚本:Charles Leavitt
音楽:James Newton Howard
撮影:Eduardo Serra
編集:Steven Rosenblum
出演:Leonardo DiCaprio (Danny Archer) 『Gangs of New York』
Djimon Hounsou (Solomon Vandy)
Jennifer Connelly (Maddy Bowen) 『A Beautiful Mind』
Kagiso Kuypers (Dia Vandy)
Arnold Vosloo (Colonel Coetzee) 『The Mummy(ハムナプトラ)』
■感想
いわゆる紛争ダイヤを真正面から取り上げた力作。
なんとなくアンゴラの話なのかと思ってましたが、舞台はセレナリオネでした。
恥ずかしながらこの国の内戦のことは全然知りませんでした。
「ホテル・ルワンダ」のときも思ったけど、この無関心が我ながら情けない・・・
知ってれば何かしたってわけじゃないかもしれないけど、知らなきゃはじまらないだろうしねぇ。
CNNで流れてる映像みてれば世界がわかるとか昔思ってたけど、やっぱりCNNにしたところで流す映像は偏っているのだよねぇ
まぁ現在は、内戦は収まってるそうなんで、このまま和平が続くことを祈りましょう。
他のいくつかのアフリカの国同様、火種はくすぶっているようですが…
中東の石油、南米のルビー・エメラルド・コカの葉、アフリカのダイヤモンド・貴金属(タンタルとか)と、とかくお金になるものがあると紛争が長引きますなぁ
反政府側の資金源になって内戦が長引くという背景があるんでしょうなぁ
今回の映画で描かれたように、旨みを吸おうとする西側諸国の輩もたかってくるでしょうし。
日本は世界有数(2位?)のダイヤ消費国(?)らしいし、あまり質のよくないダイヤがとかく入ってくるという話なので、紛争ダイヤもいっぱい流れてるのかもしれませんねぇ
エンターテイメント性を犠牲にしても、もっと事件の本質にメスを入れて欲しかった気がしなくもないけど、やっぱり、このテーマをインディー映画ではなく、ハリウッドメジャーでとりあげれたというのは意味は大きいとと思いますよ。
それにしても、「少年兵」をここまで正面から映画でとりあげたのはなかったのじゃなかろうか…
それだけでもこの映画を見る価値はあるかと…
あと、デュカプリオ演じる主役が単純に「いい白人(欧米人)」って設定じゃなかったのがよかったですな。
彼も最近だいぶいい感じに汚れてきたね。
このままさらに汚れていってくれたら、あと5年後くらいが楽しみだなぁ。
がんばってるんだから、そろそろ、「レオ様」って呼ぶのやめてあげなさーい!
ジェニファーコネリーは「ビューティフル・マインド」とか見てないので、ずいぶん久しぶりに見ました。
イメージがフェノミナとかのころでとまっていたので、えらい大人になってて吃驚。
南アの傭兵の親分、どこかで見たことあると思ってたら、ハムナプトラのミイラ男じゃない。
本人も南ア出身だそうだす。
まぁ、そんなわけで、日本ではゴールデンウィークにやると思いますので憶えてたらぜひ見てくださいな。
■評価
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆★
投稿者 niimiya : 22:38 | コメント (2) | トラックバック
2006年05月05日
【映画】24アワー・パーティ・ピープル
[原題] 24 HOUR PARTY PEOPLE
[DATA] 115 分 2002 イギリス 配給ギャガ・コミュニケーションズ
[日本公開] 2003/03
[監督] マイケル・ウィンターボトム Michael Winterbottom
[原作] トニー・ウィルソン Tony Wilson
[脚本] フランク・コットレル・ボイス Frank Cottrell Boyce
[出演]
スティーヴ・クーガン Steve Coogan トニー・ウィルソン
シャーリー・ヘンダーソン Shirley Henderson リンゼイ・ウィルソン
アンディ・サーキス Andy Serkis マーティン・ハネット
レニー・ジェームズ Lennie James アラン・エラスムス
パディ・コンシダイン Paddy Considine ロブ・クレットン
ジョン・シム John Simm バーナード・サムナー
ジョン・トムソン John Thomson チャールズ
■感想
マンチェスターでレコード会社やらナイトクラブやら作ったキャラ濃いおっさん(トニー・ウィルソンって人)がおたそうで、
この人目線でピストルズ後のイギリスの音楽シーンをちょっいっとドキュメンタリータッチで描いた映画でございます。
知識が少なくてよくわからんのだけど、マンチェスタームーブメントってやつらしい、たぶん。
まぁこの手の映画の常で、浮いたり沈んだりと激しいのですが、
主人公(というより狂言回しか…)が飄々としてるので、落ちてくときもそんな辛くないです。
実際かなりのもんだよこのおっさん。原作も自伝らしいしね。
演じてる役者もなかなかよろしいね。
ただ内容は、説明が少ないので、見る前にちょっと勉強しといたほうがいいかも。
予習なしでみたらちょっとわかりづらかった。
イギリス人には言わずもがなな内容なのかもしれんが・・・
うーん、ジョイ・ディヴィジョンはニューオーダーの前身だったんだねえ…(なにをいまさら?? ^^;)
見ごたえはこないだみたLIVE FOREVERよりあったかな。
ジョイ・ディヴィジョン、ニューオーダー、ハッピー・マンデーズ好きな人は必見かもね。
どうでもいいけど、本当にパーティばっかやってんのかと思ったけどそうでもなかったぞ
■評価
《俺》☆☆☆
《薦》☆★
投稿者 niimiya : 02:00 | コメント (0) | トラックバック
【映画】X-ファイル ザ・ムービー
[原題] THE X-FILES: THE MOVIE
[DATA] 121 分 1998 アメリカ 配給FOX
[日本公開] 1998/12
[監督] ロブ・ボウマン Rob Bowman
[製作][脚本] クリス・カーター Chris Carter
[出演]
デヴィッド・ドゥカヴニー David Duchovny フォックス・モルダー捜査官
ジリアン・アンダーソン Gillian Anderson ダナ・スカリー捜査官
ジョン・ネヴィル John Neville ウェルマニキュアードマン
ウィリアム・B・デイヴィス William B. Davis スモーキングシガレットマン
マーティン・ランドー Martin Landau カーツウェル
ミッチ・ピレッジ Mitch Pileggi スキナー副長官
■感想
なんでいまさらXファイルか?といいますと…
HDDレコーダーに録りためたTV版を第5シーズンまでみたのですよ。
で、劇場版はちょうど5シーズンと6シーズンの間の話なんですなぁ。
でも、DVDの裏とかにそういうこと書いてないのってちょっと不親切だよね。
公開当時、私の周囲ではわりと不評が多かったように記憶していますが、こうしてみるとそんな悪くないね。
DVDで家でみちゃうと、TVシリーズの一話のようにみてしまうからかも。
一応「映画だけでも楽しめる」ってことにはなっておりますが、やっぱり順番に見るべきかな。
私の好きなウェルマニキュアードマンの出番が多くてよかった。
でも、ローンガンメンがゲスト程度の出番で残念!
■評価
《俺》☆☆★
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 01:48 | コメント (0) | トラックバック
【DVD】ヘルボーイ
[原題] HELLBOY
[DATA] 132 分 2004 アメリカ 配給UIP
[日本公開] 2004/10
[監督][脚本] ギレルモ・デル・トロ Guillermo Del Toro (ミミック、ブレイド2)
[原作] マイク・ミニョーラ Mike Mignola
[出演]
ロン・パールマン Ron Perlman ヘルボーイ
ジョン・ハート John Hurt ブルッテンホルム教授 (エレファントマン)
セルマ・ブレア Selma Blair リズ・シャーマン
ルパート・エヴァンス Rupert Evans ジョン・マイヤーズ
■感想
原作アメコミっす!
設定ベタです!
親玉はラスプーチン率いるでナチの残党。
召還されんのはクトゥルーだかニャルラトテップみたいな混沌の神様。
主人公は地獄生まれだが、人間の心をもつデビルマン!
・・・じゃなくて、ヘルボーイ。
展開もベタなんですがですが、そういう映画なんだからいいじゃないの、ねぇ。
続編もみてみたい気もするがつくってるような話きかないねぇ、興行いまいちだったのかな?
■評価
《俺》☆☆★
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 01:35 | コメント (0) | トラックバック
【映画】ラストデイズ
[原題] LAST DAYS
[DATA] 97分 アメリカ 2005 配給エレファント・ピクチャー
[監督][脚本] ガス・ヴァン・サント Gus Van Sant
[製作] ダニー・ウルフ Dany Wolf
[出演] マイケル・ピット Michael Pitt ブレイク
■感想
ニルヴァーナのカートの自殺にヒントを得てつくったようです。
いや~~わからん映画だわ・・・
こないだエレファントみてたんで、だいたいこんな映画だろうとは思ってはいたけど、予想以上に実験的だねぇ
予備知識なく、カートの伝記映画のつもりできてた方々は見終わってみんなきょとんとしてました・・・ ^^;
でも、妙なリアルさはあるわな。
うぉ、主役はヘドウィグの人やったんかぁ
まったく気づかず・・・
■評価
《俺》☆★
《薦》☆
投稿者 niimiya : 01:28 | コメント (0) | トラックバック
【映画】ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
[原題]THE CHRONICLES OF NARNIA: THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE
[データ]140 分 2005 アメリカ ブエナビスタ
[監督][製総][脚本] アンドリュー・アダムソン Andrew Adamson (シュレック)
[原作] C・S・ルイス C.S. Lewis
[出演]
ウィリアム・モーズリー William Moseley ピーター
アナ・ポップルウェル Anna Popplewell スーザン
スキャンダー・ケインズ Skandar Keynes エドマンド
ジョージー・ヘンリー Georgie Henley ルーシー
ティルダ・スウィントン Tilda Swinton 白い魔女
ジェームズ・マカヴォイ James McAvoy タムナス
■感想
小学校のころ夢中で読んだ覚えがありますが、今回の映画みてもあのころの興奮はよみがえってきませんでした。
やはり、指輪物語は大人のためのファンタジーでしたが、ナルニア国物語はやはり子供のためのそれであるのだなぁ、と痛感。
ちょっと退屈でした・・・
見る前から言われてたんで、偏見はいっちゃってますが、やはりキリスト教っぽさ(「自己犠牲」と「復活」)が気になっちゃうねぇ。
ま、原作に忠実なだけで、別に観客を教化する気ではないと思いますが… ^^;
魔女役の人よかった。コンスタンティンでミカエルやってた人だった。
■評価
《俺》☆☆
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 01:24 | コメント (0) | トラックバック
【映画】ホテル・ルワンダ
[原題] HOTEL RWANDA
[データ] 122 分 イギリス/イタリア/南アフリカ 2004
[日本公開] 2006/01
[監督][製作][脚本] テリー・ジョージ Terry George
[出演] ドン・チードル Don Cheadle ポール・ルセサバギナ (オーシャンズ11)
ソフィー・オコネドー Sophie Okonedo タチアナ・ルセサバギナ
ニック・ノルティ Nick Nolte オリバー大佐
ホアキン・フェニックス Joaquin Phoenix ジャック・ダグリッシュ
■感想
何十万人ってひとが民族が違うって理由だけであっという間に殺されてしまったんですよ
それも20世紀もおわりのころに…
本当にこんなことがおこっていいのかね…
石油やら宝石やら埋まっていると、大国に干渉されて、それはそれで大変そうですが…
なんもないと、いざ有事の際に完全にほったらかしなんだねぇ
しかし、なんで我々はアフリカで起きたことにはこんなに簡単に目つむれちゃうんだろうね…
悲しいねぇ・・・
内容は想像つくとおり、フツ族のホテルマンが四苦八苦して追われるツチ族の避難民を守るって話です。
「遠い夜明け」と「シンドラーのリスト」を足した感じでしょうか。
普通に見ちゃうと、フツ族が悪者、ツチ族いい者って見方しちゃいそうですが、おそらくそういうもんでもないんだよね、きっと。
映画の最後でもちょっと述べられているが、虐殺された側にはフツ族の穏健派もたくさんいたわけだし。
(背景には少数派ツチ族の長年にわたるフツ族支配があったわけですし、おそらく今回の虐殺のあとも反動で逆の行為がなかったはずはないわけで・・・)
むしろ、情報が自由に入手できない世界では、ラジオの嘘の煽動でこんなことが簡単に起きてしまうってことが怖いのですよ。
殺した側を罰するのも大事なことかもしれませんが、それ以上に集団ヒステリーをいかに未然に防ぐかってことを真剣に考えるべきだなぁと思いました。
ひとつの解としてネットワークの普及もあるんだろうね。
有線では難しいでしょうが・・・
ネットワーク(と100ドルPC?)は貧困と戦争の根絶のために何ができるんでしょう…
うむむ。
などと、いろいろ考えさせられました。
まぁ考えただけで、行動に移さなきゃ結局いっしょかもしれませんな・・・
最近もスーダンで同じようなことおきてるしね・・・
でも、機会があれば、見てほしいなぁ、この映画。
■評価
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 01:10 | コメント (0) | トラックバック
【DVD】LIVE FOREVER
■データ
[監督] ジョン・ダウアー John Dower
[製作] ジョン・バトセック John Battsek
[脚本] ジョン・ダウアー John Dower
[撮影] フレデリック・ファブレ
[出演] ノエル・ギャラガー(オアシス) Noel Gallagher
リアム・ギャラガー(オアシス) Liam Gallagher
デイモン・アルバーン(ブラー) Damon Albarn
ジャーヴィス・コッカー(パルプ) Jarvis Cocker
[データ]82分 2002年 イギリス
[日本公開]2004/7
■感想
STONE ROSES以降のブリットロックの興衰を描いたドキュメンタリー
なんとOASISのギャラガー兄弟とblurのデーモンがそれぞれインタビューに答えています。
インタビューにはほかにもマッシブアタックの3Dとか、Pulpの人(名前忘れた)とかもでてますが、基本的に先の二組(の確執)が映画の中心。
個人的には、いくらOasis・Blur中心とはいえ、Radioheadに何も触れないとは何事!?
って感じですが、まぁトム・ヨークがインタビュー答えるとは思えんし、しょうがないのかな。(曲はちょっと流れてた・・・)
当時のシーンの全体像を描いているとはちょっと思えませんでしたが、OASIS好きな人には結構楽しめるかもしれません。
ギャラガー兄弟の言うことがいちいち反対でおもろい。
blur好きには、ちょっと気分よくないかもね… ^^;
■評価
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 00:48 | コメント (0) | トラックバック
2006年05月04日
【DVD】ランド・オブ・ザ・デッド
■データ
[原題]LAND OF THE DEAD
[監督][脚本]ジョージ・A・ロメロ George A. Romero
[製作]マーク・キャントン他 Mark Canton
[出演] サイモン・ベイカー Simon Baker (ライリー役)
アーシア・アルジェント Asia Argento (スラック役)
デニス・ホッパー Dennis Hopper (カウフマン役)
ロバート・ジョイ Robert Joy (チャーリー 役)
[データ]2005 米・加・仏 93分
[配給]UIP
■感想
ゾンビ映画のカリスマ!ジョージ・ロメロ御大が久々にゾンビ映画をとりましたよ。
本当は何をおいても劇場に見に行きたかったんですが・・・ちょっと都合があいませんで。
DVDでようやく見ることできました。
んで、ま、そこそこ面白かったんですが、やはり旧3部作のような興奮は残念ながらなかったなぁ。
どうもゾンビ映画ってより、マッドマックス(の2作目以降)のような近未来SFっぽさがちょっと強くてねぇ
装甲トラックみたいなのでてくるし(あちらのB級映画ってこれ好きだよねぇ~)。
そして、どうも、ずいぶんゾンビが知恵をつけちゃってんですわ。
前にもなんかの感想で書いたけど、個人的にはゾンビってのは、オバカなのがノロノロとやたらいっぱいいるのが好きなんよねぇ
一体、一体だと大したことないのが群れると怖いって感じがよいのよ。
それが、賢くなっちゃったら、たんに遅めでタフなのと早めでヨワイのと人間同士の争いにみえちゃってねぇ…
「死霊のえじき」からの流れからいったら必然なのかもしれんけど。
まぁ、とはいえ久々に御大の映画がみれてよかったね。
ヒロインはダリオ・アルジェントの娘なんやね。今知った。
ゾンビ好き以外にはお薦めしませんが、ゾンビ好きにはどうぞ(って言われる前にみてるわな)
■評価
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 23:32 | コメント (0) | トラックバック
2006年03月12日
【映画】ザ・有頂天ホテル
■データ
[題]ザ・有頂天ホテル
[監][脚]三谷幸喜
[製]亀山千広ほか
[出]役所広司 松たか子 佐藤浩市 香取慎吾 篠原涼子 戸田恵子 生瀬勝久 原田美枝子 唐沢寿明 津川雅彦 伊東四朗 西田敏行
[制作データ] 2005東宝 136分 公開2006/01/14
■感想
あれだけの登場人物のいる群像コメディをよくもまぁまとめたもんです、すばらしい。
どのキャラクターもしっかりと存在感もってえがかれていて感心いたしました。
愉快だからみましょー
わりとたんたんとエンディングに向かうのですが、個人的にはそれぞれのエイソードがもつれ合い高まりながら大団円に!って方が好きかな。
おしむらくは公開はじまってだいぶたってから見に行ったので、
笑いながら見ている人が少なかったこと。
もっと劇場中みんなで爆笑しながらみたかったなぁ
やはりがんばって公開初日にみにいかないとあかんかね。
愉快だから見てないひとはぜひ劇場へ。
5~6人でポッポコーンとビールかかえて行くとなおよろしい。
みんなの家の飯島夫妻もでてまっせ。
あとエンドクレジットに旭道山の名前あったんだけど、どこにでてたんやろ…
■評価
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 23:58 | コメント (0) | トラックバック
【DVD】ソウ
■データ
[原題]SAW
[監]ジェームズ・ワン James Wan
[脚]リー・ワネル Leigh Whannell
[出]ケイリー・エルウィズ Cary Elwes (Dr.ゴードン)
ダニー・グローヴァー Danny Glover (タップ )
モニカ・ポッター Monica Potter (アリソン・ゴードン)
リー・ワネル Leigh Whannell (アダム)
[データ]アメリカ 103min アスミック・エース 日本公開 2004/10/30
■感想
よく出来て面白い映画でしたよ、
低予算ってよくいわれるわりには安っぽいとこなかったですし。
凝ったやり方で連続殺人を続けるジグソーの手口はちょっと「セブン」を思い出させるね。
オチはそれほど奇抜でもないので読めないこともなさそうですが、
あまり先読みしようとせず、素直に騙されるほうが楽しめまっせ。
私は幸いなことにちゃんと騙されました。(^^)
■評価
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 23:36 | コメント (0) | トラックバック
【映画】オリバー・ツイスト
■データ
[監][製]ロマン・ポランスキー(「戦場のピアニスト」、「ローズマリーの赤ちゃん」)
[原]チャールズ・ディケンズ
[出]バーニー・クラーク(オリバー)、ベン・キングスレー(フェイギン)、
ビル・サイクス、ハリー・イーデン
[制作データ] 2005仏.英.チェコ.イタリア/東芝エンタテインメント=東宝東和 129分
日本公開2006/1
■感想
ハウス名作劇場!な映画です。
2時間の映画より、2クールくらいやるテレビ向きかな。
いろいろ詰め込みすぎな印象だったねぇ
いわれないとロマン・ポランスキーが監督って気づかないような普通の映画でした
感動作品のような宣伝のわりに、どこで感動すればいいのかさっぱり
最後のフェイギンとのやりとりのとこか???
結局、かわいい子は得やのぉ~って話なんだなぁ、きっと。
あの時代(19世紀??)のロンドンの雰囲気はすごくよく描けていたと思います。
というか、それが描きたかっただけだったりして、実は… ^^;
■評価
《俺》☆☆
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 23:28 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月11日
【DVD】スーパーサイズ・ミー
■データ
[監][製][総][脚][出]モーガン・スパーロック Morgan Spurlock
[総]ヘザー・M・ウィンターズ Heather M. Winters
[撮] スコット・アンブロジー Scott Ambrozy
[制作データ]2004米 98min クロックワークス=ファントム・フィルム
配給元サイト
■感想
上映当時結構話題になっていたので知っている人も多いかと思いますが、
1ヶ月間、ひたすらマックを食い続けると人間はどうなるかというドキュメンタリー映画。
やってることはココリコ黄金伝説ですが、結構まっとうな(?)ドキュメンタリー仕立てでありましたよ。
「ボーリング・フォー・コロンバイン」みたいに爆笑シーンはなかったけど、展開はやくて飽きずに見れました。
もう、見てるだけで「うぇっぷっ」です…
後半は食事シーンうつるだびに、もうやめてけろーって感じ。
しかし、あの国の国民は6割(だっけか?ごめんうろ覚え)が肥満だってさ。
たしかに学生のころ遊びで行ったら、おデブさんばかりでびっくりしたもんなぁ
病んだ国だよ ^^;
まぁ日本のマクドナルドはここまでデンジャラスではないんでしょうが、
(藤田田も死んじゃって、ふたたび米国本社の影響下らしいから、わからんけど ^^;)
しばらくは勘弁だな。
ま、もともと年に1回いくかいかないかくらいですがね。
とりあえず、子供のころにジャンクフーズからできるだけ遠ざけてくれた母に最大の感謝!!
■評価
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 00:35 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月21日
【映画】男たちの大和 YAMATO
■データ
[監][脚]佐藤純彌(北京原人 Who are you?)
[原]辺見じゅん
[製]角川春樹
[音]久石譲
[歌]長渕剛
[出]反町隆史 中村獅童 鈴木京香 渡哲也 仲代達矢
松山ケンイチ 蒼井優 寺島しのぶ
公式HP
■感想
悪くいっちゃうとありがちな描き方で新鮮な驚きもないですが、
あまり期待してなかっただけに結構楽しめました。
ただ、ところどころ展開が唐突なところがもったいない
気づいたらいきなり実戦だったし…
(まぁこの話を2時間にまとめるのは難しいと思いますが)
「愛国」側にも「反戦」側にもそんなに偏ってなかったので、右左幅広い人(?)に楽しめる出来なんじゃないでしょうか…
ただ、青年兵と下士官に焦点をあてて人間ドラマを組み立てているので、大和の戦史をじっくり見たいという人にはちょっと(だいぶ?)物足りないかも・・・
俳優陣のなかだと、中村獅堂(とても好きな役者なんですが)の、歌舞伎がかった演技がちょっとこの映画の雰囲気からは浮いてたような気もします。(好き好きなんでしょうが…)
現代シーンでは仲代と鈴木京香は 「ザ・演技」って感じの熱演を見せてくれます。^^;
しかし、船骸の海中映像と、生き残りの回想から始まるスタイルはどうもタイタニックを思い出してしまいます…
別にいいんですが。
あ!監督は「北京原人」とった人だったのか…
いや、これも別にいいんだけどね… ^^;
■評価
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 15:40 | コメント (0) | トラックバック
【映画】Mr.&Mrs. スミス
■データ
[原題]MR. AND MRS. SMITH
[監]ダグ・リーマン(ボーン・アイデンティティ)
[脚]サイモン・キンバーグ
[出]ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー
[制作データ] 2005米/東宝東和 118分
公式HP(米)http://www.mrandmrssmithmovie.com/
公式HP(日)http://mr.smith-john.net/
■内容
ローズ家の戦争(だっけ?)のスパイ版みたいなの想像してましたが、
夫婦喧嘩してるのは前半分くらいで、後半は協力してがんばってましたよ。
内容は単純な映画なんで、見所は主演の二人でしょうか。
どっちのファンでもない人は、他に見たい映画があればそちらを優先してもらったほうがよいかもしれませんなぁ。
個人的には、アンジェリーナ・ジョリーにくらべ、ブラッド・ピットのよさはあまりでてなかったような気がいたしました。
結婚してる(特に倦怠期の)人がみるとまた違う感想があるのかもしれませんなぁ
ふと思ったが、劇中歌でThe SMITHS流してくれてたらちょっと面白かったな。
(実際流れてても気づかなそうだけど)
■評価
《俺》☆☆★
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 15:24 | コメント (0) | トラックバック
【映画】キング・コング
■データ
[原題]KING KONG
[監][製][脚]ピーター・ジャクソン(ザ・ロード・オブ・ザ・リングス)
[脚]フラン・ウォルシュ(ザ・ロード・オブ・ザ・リングス)ほか
[出]ナオミ・ワッツ(ザ・リング、マルホランドドライブ)
エイドリアン・ブロディ(戦場のピアニスト)
ジャック・ブラック(スクール・オブ・ロック)
[制作データ] 2005米/UIP 188分
公式HP
■感想
いくらザ・ロード・オブ・ザ・リングスのピーター・ジャクソン監督作品といわれても
今更キングコングのリメイクなんざ、あまり食指もうごかなかったんですが、
いざ見てみたら良かったですわい。
監督のオリジナルに対する思い入れもすごく伝わってきたし。
下手な現代風の味付けをいっさいせずに、ハリウッド黄金時代の雰囲気を保ったまま、スペクタクルシーンはお得意のド派手演出!
骸骨島つくまでの展開はちょとタルいですが、あんまり短くしちゃうとドリスコル君がなんであんなにがんばってるのか説得力がうせるんでしょうな。
(ま、いくらがんばっても、所詮、主役は美女と猿なんですけどね…)
登場人物も記号的な善人悪人には描かず、複雑な人間性を表現していてよかったです。
派手でシンプルな映画好きな人はだまされたと思ってぜひどうぞ。
同様の怪獣摩天楼大暴れ系のジュラシクパーク2とかゴジラ(アメリカ版)よりははるかに面白いです。
わたしゃ、大猿の最期に涙してもうたよ
最近、とみに涙腺弱いなぁ
あ、どうでもいいけど
ラストのナオミ・ワッツの格好、見ていてすごい寒そうでした…
■評価
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 14:51 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月27日
【映画】ブラザース・グリム
■データ
[原題]THE BROTHERS GRIMM
[監督]テリー・ギリアム(未来世紀ブラジル)
[脚本]アーレン・クルーガー
[出演]マット・デイモン ヒース・レジャー モニカ・ベルッチ ジョナサン・プライス
[制作データ] 2005米/東芝エンタテインメント 117分
公式HP
■感想
予告編みてもさっぱり惹かれなかったんですが
テリー・ギリアムが監督しているとなると、みておかないといけないかなと・・・
が、実に普通な映画でしたなぁ
この人からは「鬼才」って冠詞はもうとらなきゃダメかね?
いや、違う。
今回はしがらみからくるやっつけ仕事で、本当はまだまだ才能の爪を隠しているに違いない!
おれはそう信じてるっ!!!
■評価
《俺》☆☆
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 23:04 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月23日
【DVD】エレファント
■データ
[原題]ELEPHANT
[監][脚][編]ガス・ヴァン・サント(グッド・ウィル・ハンティング、マイ・プライベート・アイダホ)
[製]ダイアン・キートン、ビル・ロビンソン
[出]ジョン・ロビンソン、アレックス・フロスト
エリック・デューレン/イーライ・マッコネル
[データ]2003米 81分 2003年カンヌ国際映画祭 パルムドール、監督賞受賞
発売元HP
■感想
コロンバイン高校事件をモチーフに、ある高校での銃乱射事件の一日を実に淡々と描いてます。
最初の銃声の瞬間まで、本当に普通の一日だったんだねぇ
セリフもほとんどアドリブだとか・・・
登場人物の名前も役者の名前そのままだし・・・
理由も解決も描かれません…
観客にすべてなげっぱなしです・・・
犯人の高校生の演奏する「エリーゼのために」が切ない…
実に切ない…
しかし、今更ですが、アメリカの高校ってのは日本と全然違うねぇ…
■評価
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 23:14 | コメント (0) | トラックバック
2005年10月13日
【映画】シンシティ
■データ
[監][製][脚][撮][音][編]ロバート・ロドリゲス(デスペラード)
[監][原][製][脚]フランク・ミラー
[出]ブルース・ウィリス ジェシカ・アルバ ミッキー・ローク クライブ・オーウェン
[制作データ] 2005米/ギャガ 124分・R-15
■感想
タランティーノ以上にタランティーノらしい映画でしたな。
構成はパルプフィクション。
味付けはKill Bill Vol1。
って感じ。
全篇あの映像つらぬいてるのはお見事ですな。
まだまだ新しい表現方法はあるもんですな。
ダークなアメコミの雰囲気完全に再現できておりました。
群像劇なんでやたら人がでてきますが、みなさんキャラ立ちまくり。
イライジャ・ウッドもベネチオ・デル・トロもいい味だしたやられ役でしたし。
主役の3人の絡みがほとんどなかったのが残念だったなぁ
ミッキー・ロークはどこに出ているのか最後までわからんかった…
主役の一人やったのね…化けすぎじゃ。
あと、デヴォン青木をひさびさに見ました。
昔、桃の天然水のCMで見たときはそのインパクトにちょっとビックリしましたが
映画の中ではなかなかさまになってましたな
死んじゃった人も多いですが、街が主役のような映画なんで簡単に続編つくれそー
死刑になっちゃった彼も平気で蘇ってきてそーじゃ
ドンパチ大好きな人(タランティーノ好き)にはお薦め
暴力度と残虐度ましましなので、苦手な人はやめましょー
■評価
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 23:14 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月07日
【映画】ノロイ
■データ
[監]白石晃士
[プ]一瀬隆重
[出]小林雅文 松本まりか 矢野加奈 堀光男 アンガールズ 高樹マリア
[制作データ] 2005ザナドゥー 115分・PG-12
■感想
ドキュメンタリー形式のホラー映画って試みは新鮮でした。
ただ、新しい狙いだけに、だいぶ好き嫌い分かれそうですな。
わしはそんなに嫌いじゃないかも。
狙いとしては「これってもしかして本当かも・・・」ってちょっとは思ってもらいたっかったんだろうけど、そこまでのリアリティはなかったのかなっと。
まぁこういうつくりだと、「本物っぽさ」と「物語性」は相反しちゃうんでしょうね
ブレアウィッチみたいにリアルティ追求してプロットがわけわかんなくなるよりは良かったかも。
ちなみにホラーとはいえあんまり怖くないので、怖がりたい人にはむいてないね、きっと。
逆にホラー苦手な人にはいいかも。
わしも最近めっきり怖いのダメでねぇ、落ち着いて見れてよかった。
やっぱドキュメンタリー形式って観客が一歩外から見てる感覚になるんで、怖がらすにはあんま向いてないな。
映画館にわざわざいくより、DVDかりてTVで見るほうがよいかもね。
追:
ちょっと検索したら、「小林雅文」の公式HPなるもの発見
http://koba1964.hp.infoseek.co.jp/
こんなかの日記とかもあわせて読むと多少リアリティはアップかな。
■評価
《俺》☆☆★
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 22:45 | コメント (0) | トラックバック
2005年08月13日
【映画】ヒトラー 最期の12日間
■データ
[監]オリバー・ヒルシュビーゲル
[原]ヨアヒム・フェストほか
[製][脚]ベルント・アイヒンガー
[出]ブルーノ・ガンツ(ヒトラー)
アレクサンドラ・マリア・ララ(ユンゲ)
ユリアーネ・ケラー(エヴァ)
トーマス・クレッチマン(フェーゲライン)
[制作データ] 2004独/ギャガ 155分
■感想
ヒトラーの自決とベルリン陥落の数日間(12日なのかな?)を懇切丁寧に描いてます。
ここまで、正面からヒトラーに焦点を当てて描いた映画を見るのは初めて。
ヒトラーとゲッペルス役の演技が素晴らしい。
熱演!いや、むしろ怪演!!!
エヴァ・ブラウンもよかったねぇ
お薦め!!
ナチスに関する知識が多少あった方がより興味深くみれるかもしれません。
■評価
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 12:00 | コメント (0) | トラックバック
2005年07月23日
【映画】姑獲鳥(うぶめ)の夏
■データ
[監]実相寺昭雄
[原][出]京極夏彦
[脚]猪爪慎一
[撮]中堀正夫
[音]池辺晋一郎
[出]堤真一 永瀬正敏 阿部寛 宮迫博之 原田知世
いしだあゆみ 田中麗奈 篠原涼子
[制作データ] 2005ヘラルド 123分
■感想
京極堂シリーズ第一弾ついに映画化。
プロットも意外に忘れていて(原作3回くらい読んだんですけどね…)、わりと楽しめました。
しかし、基本的に説明が少ないんで、原作未読の人には何がなんだか、わからないんじゃないかなぁ
そもそも、はなからわかってもらおうとしてないような…
コアなファンが結構多そうだから、そこまで開き直っちゃうのも一つのやり方ではあるかもしれませんな。
「観るから読む」か「読んでから観るか」は原作つき映画の永遠のテーゼ(!?)ですが、この映画については明白に後者ですな。
ラストとか細部は微妙に原作とは違っていたような気がします。
「姑獲鳥」から「うぶめ」に変わるとことかは良く描けていたかな。
配役は関口君が永瀬だったり、木場修が宮迫だったり、見る前はちょっと「?」なところもありましたが、概ね好演だったんじゃないでしょうか
でも、関口役は松尾スズキ(内藤役)の方があってかも… ^^;
原作者が原作には出てこない隻腕の傷痍軍人(!!)役で出てます。
監督・製作・配給会社ともにシリーズ化したそうな気配ですが…
「ウブメ」より映像化しにくそうな、「魍魎」の映画化はあるのでしょーか
あ、あと前売りのオマケの豆本がいかします。
以上
■評価
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆(既読の人) ☆(未読の人)
投稿者 niimiya : 12:00
2001年11月08日
【映画】メメント
演出凝ってます。脚本もよくできます。
最後のシーンから始まって、時間軸さかのぼりながら展開してきます。
投稿者 niimiya : 06:21 | コメント (0) | トラックバック
2001年11月03日
【映画】ソードフィッシュ
トラボルタはやっぱ悪役がはまるね。
でも、宣伝で言ってるほどだまされやせんです。
オチも見え見えだし…