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2009年03月16日
【映画】ウォッチメン(Watchmen)
原題:Watchmen
監督:Zack Snyder(300)
脚本:David Hayter(X-MEN2)、Alex Tse
原作:Dave Gibbons、Alan Moore(The League of Extraordinary Gentlemen)
出演:
Malin Akerman ... Laurie Jupiter / Silk Spectre II
Billy Crudup ... Dr. Manhattan / Jon Osterman
Jackie Earle Haley ... Walter Kovacs / Rorschach
Matthew Goode ... Adrian Veidt / Ozymandias
Jeffrey Dean Morgan ... Edward Blake / The Comedian
Patrick Wilson ... Dan Dreiberg / Nite Owl II
Carla Gugino ... Sally Jupiter / Silk Spectre
音楽:Tyler Bates
撮影:Larry Fong
編集:William Hoy
製作総指揮:Herb Gainsほか
製作:Wesley Collerほか
観た日:2009/3/14
観た所:微風廣場
■感想
いろんなヒーローがでてくるので、DCコミック版X-MEN(ないしファンタスティック4)かとおもったらさにあらず、ずいぶん毛色の違うアメコミ映画でした。
かつてヒーローが普通にいたが今は禁止されてる、この世界と似た別世界。
その世界でもケネディは暗殺されるが、その後、Drマンハッタンの働きでベトナム戦争に勝利し、ニクソンは5期目に突入。
米ソの対立は激しさをまし、破滅時計は12時に近づきつつある、暗~い世界。
かつてのヒーロー「コメディアン」が何者かに殺されるところから物語はスタート。
独自にその謎を追うロールシャッハを軸に、引退して中年太りのナイト・オウル、母の後を継いだシルクスペクター、今や大富豪のイケメンのオジマンディアス、唯一の超人DRマンハッタン、それぞれの過去や苦悩を描きながら物語は展開する。
それぞれのヒーローの苦悩の描写へのもっていきかたがめちゃうまい。
この世界ではX-MEN的な超常能力をもった超人はDrマンハッタンだけで、後はバットマンみたいなもともとはタダの人。
DCはダーク・ナイトもそうだったけど、暗~い方向に行って、マーヴェルとは差別化しようとしているのかな。
この世界と似ているけど、すこし違う架空の世界の歴史を象徴的に示すタイトルバックが秀逸。また、あの時代のアメリカを現す、選曲もすばらしい。
アメコミって脳天気なイメージがありますけど、こんな深い物語も描けるのですよ、たいしたもんだ。
そして、ロールシャッハ…
かっこよすぎるぜぃ
しかし、ヘボヘボ映画館のせいで、何度も上映が途中で中断して、せっかくの映画の世界に没頭できませんでしたわ…
とほほほほ。
■評価(満点は☆4つ、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 2009年03月16日 00:41
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