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2002年10月29日

【本】ノーライフキング

ノーライフキング
作 いとうせいこう
出 新潮文庫 P198 \320 ※絶版※

■感想
ブックオフの100円コーナーにあったもんで、いまさら読んでみた…

売れてた当時は、ありがちなゲームの世界に吸い込まれちゃった子供達の話だと思ってた…
全然違ったんだねぇ…はい。

つい最近のようで、ずいぶん懐かしい世界があるなぁ
10年一昔とはよおいったもんだ


評価 ☆☆☆

■引用(巻頭より)
ノーライフキングが、その情報網の上を静かに通り抜けた時、彼らは、確かに王の姿を見た。

河出文庫版↓
ノーライフキング (河出文庫)

投稿者 niimiya : 20:49 | コメント (0) | トラックバック

2002年10月27日

【本】世界は密室でできている

世界は密室でできている
作 舞城 王太郎
出 講談社ノベルズ P211 \760

■感想
こないだ読んだ『煙か土か食い物』の舞城王太郎の本をもう2冊従弟から借りてきた。
『煙か~』の続編ではなく、番外編(作中人物の書いた小説なのかな?)
改行なしの言葉の連打は健在
名探偵ルンババって…
相変わらず好き嫌いは激しくわかれそうですが、今作は結構楽しめた。

■評価
 評価  ☆☆☆
 お薦め ☆☆

世界は密室でできている。 (講談社ノベルス)

文庫版↓
世界は密室でできている。―THE WORLD IS MADE OUT OF CLOSED ROOMS (講談社文庫)

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【本】暗闇の中で子供 The Childish Darkness

暗闇の中で子供 The Childish Darkness
作 舞城 王太郎
出 講談社ノベルズ \1200 P471

■感想
舞城王太郎 3冊目!
こちらは『煙か~』の直接の続編
主人公は前作の主人公奈津川四朗の兄貴の奈津川三朗
このまま一朗の話と、二郎の話が続いて4部作なんだろうか?

今作はどうもいまいち…
主人公がヘタレでどーも気に食わん

読んだのが徹夜明けでなければ もそっと評価高かったかも…

■評価
評価  ☆☆
お薦め ☆★
 
暗闇の中で子供―The Childish Darkness (講談社ノベルス)

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【本】「ガロ」編集長

「ガロ」編集長

作 長井勝一
出 ちくま文庫

■感想
『ガロ』の名物編集長 故・長井勝一氏の自伝
なかなか破天荒な生き方してますねぇ
小学館がビックコミックを創刊するとき、長井氏ごとガロを丸ごと吸収して創刊しようとしていた…という話は初耳でした。

評価  ☆☆★
お薦め ☆☆

「ガロ」編集長 (ちくま文庫)

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2002年10月26日

川崎ハロウィン

今年も見たぞ、チネチッタのハロウィン映画祭

ヘドウィグウィズアングリーインチ と アシッドハウスなどなど

ヘドウィグめちゃ面白かったわぁ

終了後 朝5時に食べた牛丼

投稿者 niimiya : 23:17 | コメント (0) | トラックバック

2002年10月24日

葬儀の風景


お昼はラーメン


猫がいた


黒猫さん


もっとお見舞いにいくんだった
後悔はいつも先に立たない


しめやかに葬儀は終わった


会食


葬儀場近くの酒屋さん


焼酎かっちゃたりして


最後も猫

投稿者 niimiya : 23:48 | コメント (0) | トラックバック

2002年10月22日

【本】煙か土か食い物  Smoke,Soil or Sacrifices

煙か土か食い物  Smoke,Soil or Sacrifices
作 舞城 王太郎 
出 講談社NOVELS P365 \1000

■感想
 圧倒的な文字文字文字文字、改行無しで繰り出される言葉の嵐!
 自分なりのリズムで読んでいくと癖になるかも
 ダメな人はダメかもしらんが…

 非の打ち所は多々あれど、いわゆる「荒削りだが光るモノがある!」ってやつだなこりゃ
 一読の価値はあるんじゃないっすかねぇ

 ダサダサな表現が多いのはわざとなんだろうか?

 第19回メフィスト賞受賞作
 こないだの「ぼっけえきょうてぇ」も受賞作だったことみると、メフィスト賞受賞作って当りが多のかも…
 ちなみにバトルロワイヤルはたしか最終選考落選作

 タイトルは「人間死んだら結局、煙(火葬)か土(土葬)か食い物(野垂れ死にで動物の餌)」ってとこから 

■評価
 評価  ☆☆☆
 お薦め ☆☆☆

煙か土か食い物 (講談社ノベルス)

文庫版↓
煙か土か食い物 (講談社文庫)

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2002年10月18日

祖母永眠

祖母が永眠したそうです。

先ほど実家から携帯に連絡がありました。 もっと見舞いに行けばよかったとか、元気なうちにいろいろしてあげればよかったとか、いろいろ悔まれてきてしょうがないです。 人が亡くなるというのは多分そういうことなのでしょう

なぐさめられると泣きそうになるのでやめてね。

享年89歳

投稿者 niimiya : 23:56 | コメント (0) | トラックバック

2002年10月17日

秋晴れ

水曜日
今日の長野は見事な秋晴れ!!
今日は紅葉きれいだったろーなぁ~ このへんの山ではちょうど今頃が見頃らしいので、 おいらも、土曜日につらっと松川渓谷あたりにでかけてくることにしやす。
晴れるといいなぁ 人出がすごそうでちょっとこわい…(-_-;) ついでに蕎麦くって山田温泉あたりにつかって夜からはビリヤードだぁ
だって、日曜日は初心者大会出場だもん。

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2002年10月15日

【本】梅安最合傘

梅安最合傘

作 池波正太郎
出 講談社文庫 P309 \480

■感想
仕掛人・藤枝梅安の第三弾。

・相変わらずおもしろいのですが、あまり一度に読みすぎると飽きるな。
 次作を読むのはしばらくたってからにしましよう。

・しかし、池波正太郎はすきっ腹で読むと毒だのぉ
 ハラヘッタ…

■評価
 ☆☆☆
 
 
新装版↓
梅安最合傘―仕掛人・藤枝梅安〈3〉 (講談社文庫)

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【本】秋山仁の数学渡世

秋山仁の数学渡世

作 秋山仁
出 朝日文庫 ¥500 P212

■感想
・1992年ごろに週刊朝日で連載していたエッセーの類を集めたもの。
 1~3章までは当時の教育界への批判が主題で、いまでもその批判がそのまま通用してしまうのが哀しい…
 4章は数学にちなんだエッセイ、この章はおもしろい。
 5章は田島陽子(!)などとの対談(この章はいまいち)。

・ブックオフの100円コーナーで買ったけど、その分の価値は十分あった。

■評価
 ☆☆★

■引用(4章 P114から)

 ▽
 「博士号とかけてなんと解く?」
 「足の先のご飯粒と解く」
 「その心は」
 「取らないと気になるが、取っても食えない」
 △

秋山仁の数学渡世 (朝日文庫)

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三連休おわり

池袋の無敵家でラーメン食べてから長野へ帰る


投稿者 niimiya : 10:43 | コメント (0) | トラックバック

鳥とし

鳥と馬がうまい『鳥とし』でひさびさに呑む。
ひところO26騒ぎで姿を消していた馬肉が復活していた。
さっそく舌鼓をうつ。

左がおたぐり(馬のもつ煮)、中央が馬刺し。

投稿者 niimiya : 00:39 | コメント (0) | トラックバック

2002年10月14日

雑司が谷散策

雑司が谷界隈を散策してきた


雑司が谷霊園


漱石先生のお墓


荷風先生のお墓


鏡花先生のお墓


雨乞いの松


荒川線


投稿者 niimiya : 23:30 | コメント (0) | トラックバック

2002年10月13日

ミータン

帰省中

ミータン元気そう


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一龍 真剣勝負(ガチンコ)らーめん

日曜

麺友らと下北沢で飲み会
お昼は『一龍』
ラーメンは正統派の鶏豚骨で見た目よりうまい。
餃子もなかなか。

この直後お腹をくだす、この店であたったわけではなく金曜から続く暴飲暴食の為。
慌てて薬局に駆け込み正露丸購入。ラッパのマークでないところに注目。

それでもしっかり飲んで、麺くってから帰りました…
飲んだ後の一杯は、『真剣勝負(ガチンコ)らーめん』の岩のりラーメン
クルミも入った濃厚豚骨スープ、珍しい味でなかなか○
麦ご飯をいれておじやにするとますます◎
でも、お腹すいてるときにいきたかったなぁ…

投稿者 niimiya : 00:45 | コメント (0) | トラックバック

2002年10月12日

ゆ~じライブ

友人「~じ(にょろじ)」君のライブを見に行ってきました
左から2番目の赤Tシャツが彼
今回はあまり目立ってなかったなぁ

その後、渋谷の山頭火で食ったらーめん
恵比寿店よりはうまい。

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2002年10月10日

復活エクササイズボール

よっちゃんに返却しちゃったエクササイズボールですが
結局、買っちゃったのだぁ~

マッチョ、マッチョマン~♪
アイワナビーアマッチョマ~~ン♪

投稿者 niimiya : 00:37 | コメント (0) | トラックバック

2002年10月09日

ムース

LAのねーちゃんからメールが来た。
同居人のムース。

投稿者 niimiya : 00:36 | コメント (0) | トラックバック

2002年10月08日

【本】壁


作 安部公房
出 新潮文庫 P258 \438

■感想
第2部の「バベルの塔の狸」を読んでる途中で思い出した、読んだことあるわ、これ。
でも、坂口安吾の作品だと思ってた…
いつも混同しちゃうんだよなぁこの二人…
とほほ…

シュールレアリスムの絵画に迷い込んでしまったかのような不条理世界
メタファに富んでいていろいろ深読みできそー
ま、おれはしなかったけど…なっ。

■評価
評価  ☆☆☆★
お薦め ☆☆☆

■引用

見渡すかぎりの曠野(こうや)です。
その中でぼくは静かに果てしなく成長してゆく壁なのです。

壁 (新潮文庫)

投稿者 niimiya : 20:34 | コメント (0) | トラックバック

【本】梅安蟻地獄

梅安蟻地獄
作:池波正太郎
出 講談社文庫 

■感想
仕掛人・藤枝梅安シリーズ第二弾
いやー
あいかわらずおもろいばい。
形ができてきた感がありますね。
続きが早く読みたいっす。

■評価
 ☆☆☆★

新装版↓
梅安蟻地獄―仕掛人・藤枝梅安〈2〉 (講談社文庫)

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2002年10月07日

【本】銀河おさわがせマネー

銀河おさわがせマネー

作:ロバート・アスプリン
出 早川文庫 SF

■感想

・学生時代にね、このシリーズの前2作を読んでね。
 面白かったわけですよ。
 で、こないだ書店で久々に続編が出てるのを見かけてね。
 買ってきたのですよ。
 んでもって、そこそこおもしろかったんですが、
 昔ほどおもしろさは感じなかったなぁ

・続編も一緒に買っちゃったんだが…
 読むずくねーなー
 どうしてくれよう。

■評価  ☆☆★

銀河おさわがせマネー (ハヤカワ文庫SF)

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ラスカル皿みたび

ラスカル絵皿第3弾!!
これで全部そろったぜ~い。

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2002年10月05日

うめもとのラーメンと鬼子母神のねこ

土曜

ナンタマさんと鬼子母神のうめもとにラーメン食いに行った。


スープ熱々のネギ豚らーめん


その後、鬼子母神にお参り

鬼子母神は猫だらけ

投稿者 niimiya : 23:33 | コメント (0) | トラックバック

【本】ヒトラー時代のデザイン

ヒトラー時代のデザイン
作:柘植久慶
出:小学館文庫

■評価
引用→『本書は、デザインが「国家の意志」に利用され、過ちを犯した歴史の経過を伝えるためのガイドである。 』

てなことを書いてありますが…

実際は自分のコレクションを見せびらかしたいだけじゃないの?

てなことを思ったりもしますが…

たしかに、数々のポスターや絵葉書を見ていると、ナチスの宣伝のたくみさは伝わってきます。
こりゃ、煽動させるよな~

作者の柘植久慶って人はオレが中学生くらいのときに、元グリーンベレーってことでかなり話題になっった人。
当時は精鋭特殊部隊といえばグリーンベレーみたいなイメージがあったのだ。

書いてる本はそんなにおもしろくなかったかも…

■評価
評価  ☆☆★
お薦め ☆★

ヒトラー時代のデザイン (小学館文庫)

投稿者 niimiya : 20:28 | コメント (0) | トラックバック

2002年10月03日

【本】美と共同体と東大闘争

美と共同体と東大闘争
著 三島由紀夫 / 東大全共闘
出 角川文庫

■感想
70年安保闘争さなかの東大教育学部で開かれた三島と全共闘との討論会の内容を収録。

・い、いつのまに文庫化されてたんだ…
 しかも角川文庫とは、全然、知らなかった。(ーー;)

・面白いでっせー
 抽象的な観念論が多いのでなにやら煙にまかれているようではありますが…
 こちらの知識レベルが、だいぶ低いんでこりゃショウガナイ…

・討論のテーマは「暴力」「美」「時間」「天皇」などにわたり、
 単純な左右のイデオロギ対立はあまりみられなかったのは意外。
 (単純じゃないイデオロギ対立はあるけどね)

・三島と盾の会の立場、全共闘の立場、実存主義などについて、ある程度の前提知識を仕入れてから読まないとわけわからないかも…

・三島も全共闘も、今のヒトからみると、「なんであんなことを…」と思われがちですが、
 この本を読めば少しは見方が変わるかもしれませんぜ。
 お薦め。

■評価
 評価  ☆☆☆★ 
 お薦め ☆☆☆★

美と共同体と東大闘争 (角川文庫)

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【本】花嫁化鳥

花嫁化鳥
作 寺山修司
出 角川文庫 P229 \260 絶版

■感想
<あとがき>より引用
↓↓↓
 この紀行文は一九七三年一月号から雑誌「旅」に一年間連載されたものである。
 私は犬神や風葬、鯨の墓などを訪ね、ノートと、二、三冊の書物を持って、あちこちと旅をしてまわった。
 そして、私自身を金田一耕助探偵になぞらえながら、自分の思いついた謎を、自分で解いてまわったのだった。
↑↑↑

てな、本です。
寺山修司版 風俗・民俗学ってとこかなぁ
おいらは有名な「家出のすすめ」や「書を捨てよ~」よりこっちのが好きだなぁ~
おもしろかったよ。

■感想
評価  ☆☆☆
お薦め ☆☆★

今買えるの中公文庫版のようです。↓
花嫁化鳥 (中公文庫)

投稿者 niimiya : 20:24 | コメント (0) | トラックバック

2002年10月02日

台風一過で

快晴

■エコグッズに異議アリ■

こないだテレビでやってたエコグッズ紹介の中で携帯電話用ソーラー電源というのがでてきた。 携帯につないで日光にあてると通話や充電が可能というもの。

これって壊れるまで使ったとしても、この商品をつくるのに使ったエネルギーの半分も省エネにはならないよなぁ~(1万円かけてもいい!) どーせ、ほとんどの人はウケとるためにしか買わないだろうし… どこがエコグッズなんだ…いったい。 まぁ、アイデアグッズやおもしろグッズとして紹介するんなら別にいいんですけどね。 ネタがないので、ちょっとぼやいてみました。

投稿者 niimiya : 23:51 | コメント (0) | トラックバック

2002年10月01日

【本】濹東綺譚

濹東綺譚
作者:永井荷風
出版:岩波文庫

■感想
三十路も近いしたまには有名な本も読むぞー!第1弾

たまには「良い文章」に触れるのもよいではないですか。
うむうむ。

ちなみに「ボク」の字は「サンズイ+墨」で隅田川のことです。
はい。

評価  ☆☆☆
お薦め ☆☆★

〓東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)

投稿者 niimiya : 20:21 | コメント (0) | トラックバック

台風接近中

台風接近中~
大事ありませんように

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