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2010年04月19日

【本】ぼんくら 上・下

ぼんくら

著者:宮部みゆき
装画:村上豊
装丁:緒方修一
解説:北上次郎
出版:講談社文庫 上下分冊
初出:小説現代連載 1996/3~2000/1、単行本2000/4刊行
入手:BOOK OFF 各100円
読んだ日:2010/3/27
感想書いた日:2010/4/15

■内容(カバーより)
「殺し屋が来て、兄さんを殺してしまったんです」――江戸・深川の鉄瓶長屋で八百屋の太助が殺された。その後、評判の良かった差配人が姿を消し、三つの家族も次々と失踪してしまった。いったい、この長屋には何が起きているのか。ぼんくらな同心・平四郎が動き始めた。著者渾身の長編時代ミステリー。

■感想
宮部みゆき作「ぼんくら」読んだ。江戸時代の長屋人情話連作だと思ったら、ミステリー長編でした。
おでこや弓之介などなかなか魅力的なキャラクターが出てくるのだけど、あまり十分には生かされてなかったのがおしい。
シリーズ化しそうだなと思ったら、「日暮し」という続編がすでに出てた。
シリーズの第一作と考えたら、まぁいいのかな。
満足度は高くないけど、飽きずに読み切れたのでよしとしますか。

■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆★
《薦》☆☆☆

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ぼんくら(上) (講談社文庫)
ぼんくら(上) (講談社文庫)

ぼんくら(下) (講談社文庫)
ぼんくら(下) (講談社文庫)

投稿者 niimiya : 2010年04月19日 21:58

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