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2009年05月24日

【本】愚か者死すべし

愚か者死すべし

著者:原尞
出版:ハヤカワ文庫 JA912
版数:初版2007/12
ISBN:978-4-15-030912-1
入手:新刊購入(茅ヶ崎 長谷川書店)
読んだ日:2009/5/3

■内容(カバーより)
大晦日の朝、私立探偵・沢崎のもとを見知らぬ若い女、伊吹啓子が訪れた。銀行強盗を自首した父の無実を証明してほしいという。彼女を父親が拘留されている新宿署に送り届けた沢崎は、狙撃事件に遭遇してしまう。二発の銃声が轟き、一発は護送されていた啓子の父親に、もう一発は彼を庇おうとした刑事に命中した! 9年もの歳月をかけて完成した、新・沢崎シリーズ第一弾。巻末に書き下ろし掌篇「帰ってきた男」を収録。

■感想
いっつのまにか1年以上も前に出てたんだなぁ、沢崎シリーズの新刊…
日本のハードボイルドものってたいして読んではないのですが、その中では文句なしに原尞の沢崎シリーズがいっちゃん好きですわ。
しかし、惜しむらくは、やたら寡作家なんですよねぇ…
前作から、えーっと、10年くらいはたっとるんかねぇ
すっかり内容も、その存在もわすれていましたが、ふと立ち寄った本屋で最新作をみつけてしまいましたよ。
いやぁうれしいねぇ。

買ったその日のうちに読んでしまいましたよ。
今作はちょっと展開はありがちではあったけど、雰囲気やセリフまわしは相変わらずでいいっすね。

その後も、あいかわず続刊でてないみたいですが、気長に待ちますか。

未読の人はシリーズ第一作「私が殺した少女」からどうぞ。大傑作っす。

■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆

愚か者死すべし

投稿者 niimiya : 2009年05月24日 11:56

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