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2009年03月28日

【本】夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女

著者:森見登美彦
装画:中村祐介
装丁:高柳雅人
解説:羽海野チカ(はちみつとクローバー)
出版:角川文庫も19-2 P320 ¥552
版数:初版2008/12 再版2009/1
ISBN:978-4-04-387802-4
初出:2006/11単行本刊行(角川書店)
入手:新刊購入
読んだ日:2009/1/29

■内容(カバーより)
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!

■感想
京都にいくときに駅で買って、京都のホテルで読んだんです。
ちょっとオタクっぽい内容で、最初ついていけてなかったんですが…
章を進むうちに結構はまっていってる自分に気づきましたわ。
現実と幻想がごっちゃになって展開するスラップスティックラブコメディっぷりは、マンガっぽいなと思いましたよ。(けっして小説である必要ないという意味ではなくて)。
しかし京都ってのは、現代の小説でも、なかなか舞台になるもんですな。
続編もありそうですが、読んでみたいと思わされました。
好き嫌いわかれる気もしますが、マンガ好きと京都好きにはおすすめかな。

■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

投稿者 niimiya : 2009年03月28日 22:23

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