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2008年08月23日

【本】どちらかが彼女を殺した

どちらかが彼女を殺した

著者:東野圭吾
装丁:石倉ヒロユキ
解説:西上心太(推理の手引き)
出版:講談社文庫 ひ 17 20 ¥590 P355
版数:38刷 2008/1 (初版 1997/7)
ISBN:4-06-264575-0
初出:1996/6 講談社ノベルス
入手:新刊購入 台北 紀伊国屋 微風広場店 NT$289
読んだ日:2008/8/7

■内容(カバーより)
最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。

■感想
推理小説はちょくちょく読むのですが、基本的に頭つかわない(つかえない)ので、読者に挑戦系の推理小説はこまっちゃうんですよねぇ
探偵さんか刑事さんか早く謎解きしてよーって人任せスタンス。

ところが、この本はまさに読者に挑戦系のさいたるもの、なんてったって最後まで犯人明示されないんですから・・・
(ま、巻末の袋とじのヒントみるとだいたいわかりますけどね。)

でも文章が読みやすいのと、自力で犯人をつきとめようとする被害者兄と加賀刑事との頭脳戦が面白かったので、そんな私でも面白く読めました。

犯人あてが好きな人には是非お勧めしたい作品です。

■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

投稿者 niimiya : 2008年08月23日 18:45

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