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2005年08月02日

【本】高円寺純情商店街

高円寺純情商店街
著者:ねじめ正一
出版:新潮文庫 ね 1 1 400円 P232 初版1991/4 22刷2001/6
初出:単行本 1989/2 新潮社
入手:ブックオフ 100円

内容(カバーより):
 高円寺北口「純情商店街」。魚屋や呉服屋、金物店などが軒を並べる賑やかな通りである。正一少年は商店街の中でも「削りがつをと言えば江州屋」と評判をとる乾物屋の一人息子だった――感受性豊かな一人の少年の瞳に映った父や母、商店街に暮らす人々のあり様を丹念に描き「かつてあったかもしれない東京」の佇まいを浮かび上がらせたハートウォーミングな物語。直木賞受賞作。

目次:
天狗熱
六月の蝿取紙
もりちゃんのプレハブ
にぼしと口紅
富士山の汗
真冬の金魚

■感想
有名な作品ですし、評価も高いのですが、あんまりピンとこなかったなぁ。
私の心の原風景にはこういう情緒ある商店街の情景といものはないのかも

作者が詩人のわりには普通の文章でしたね。
まぁ「普通」の文章を書くってのが実は難しかったりするのかもしれませんが。

しかし、タイトルはいいよね。
実際の商店街も既に「高円寺純情商店街」になっちゃってますしね。 →高円寺純情商店街HP
影響力大です。

中央線沿線ってあまりぶらついたことないので、今度行ってこよっかな。

■評価
《俺》☆☆
《薦》☆☆★

高円寺純情商店街 (新潮文庫)

投稿者 niimiya : 2005年08月02日 21:34

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