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2004年08月01日

【本】猫楠

猫楠
[著者]水木しげる
[出版]角川ソフィア文庫 P414 \660 初1996/10
[初出]講談社「ミスターマガジン」 1991年1号~1992年1号
[入手]新刊 8刷(2004/2)
[内容](カバーより)
 没後半世紀を経てもなお、骨太で天衣無縫な南方熊楠の生涯は、人々の関
 心を惹きつけてやまない。日本が国際化とはまだ程遠かった明治時代中頃
 に英国に渡ると、「ネイチャー」誌に論文を寄稿し、大英博物館の嘱託とな
 り、孫文と親交を深めるなど八面六臂の大活躍。帰国後も民俗学や粘菌学
 の研究を行いつつ、神社合祀令に反対し熊野の森を守る運動の中心となる
 など、時代の先を行く活動で世間を驚かせた。そんな日本史上最もバイタ
 リティに富んだ大怪人の生きざまを、妖怪博士水木しげるが独特のペーソ
 スを交えて描く。
 
[感想]
 水木しげるが描く南方熊楠の生涯。と来たら買うしかないべ。
 タイトルは狂言廻し的な役割をする熊楠の飼猫の名前(たぶん創作)
 
 水木しげるが好きで、南方熊楠にも興味ある人にはお薦め。

[評価]
《俺》☆☆★
《薦》☆★

猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)

投稿者 niimiya : 2004年08月01日 23:00

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