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2010年07月30日

【本】グラスホッパー

グラスホッパー

著者:伊坂幸太郎
カバーフォト:横山孝一
カバーデザイン:高柳雅人(角川書店装丁室)
解説:杉江松恋
出版:角川文庫 い 59 1 P335 ¥590
版数:初版 2007/6
初出:単行本 2004/7
入手:もらいもの
読んだ日:2010/7/17
感想書いた日:2010/7/30

■内容(カバーより)
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体 を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」 「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。

■感想
今まで読んだ伊坂作品の中では一番地味な作品でした。でも、地味ながらきれいに作り込まれていて、さすがですね。例によって登場人物もおかしな人だらけですし。殺し屋たちの物語だけあって、内容はちょっと陰惨な部分もありますが、そこは例によってあっさりスタイルの文章で軽く読めました。

■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆

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グラスホッパー (角川文庫)
グラスホッパー (角川文庫)

投稿者 niimiya : 2010年07月30日 22:38

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