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2010年04月19日
【本】流れよわが涙、と警官は言った
流れよわが涙、と警官は言った
原題:FLOW MY TEARS, THE POLICEMAN SAID
著者:フィリップ・K・ディック (Philip K. Dick)
訳者:友枝康子
装画:上原徹
装丁:小倉敏夫
解説:大森望
出版:ハヤカワ文庫 SF807 SF テ-1-8 ¥720 P364
版数:初版1989/2 12刷2005/5
初出:1974
入手:借用
読んだ日:2010/3/15
感想書いた日:2010/4/19
■内容(カバーより)
三千万人の視聴者から愛されるマルチタレント、タヴァナーは、ある朝見知らぬ安ホテルで目覚めた。やがて恐るべき事実が判明した。身分証明書もなくなり、世界の誰も自分のことを覚えてはいない。そればかりか、国家のデータバンクからも彼に関する記憶が消失していたのだ! “存在しない男”となったダヴァナーは、警察から追われながら悪夢の突破口を必死に探し求める……現実の裏に潜む不条理を描く鬼才最大の問題作!
■感想
学生の頃に一度読んだような気もするんだけど内容はさっぱり憶えてなかったっす。
当時は「なんだこれ?」だった気がする…ディックが離婚後のどん底で、アンフェタミンやりまくってたときの作品らしく、内容にもそれが反映されてますね。
ディック好きなら好きだろうし、そうじゃなければ取っつきにくい作品じゃないでしょうか。
初めて読むなら他の本がいい気もするけど、名前が思いつかない…
■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆
《薦》☆☆
表紙は新装されたみたい
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投稿者 niimiya : 2010年04月19日 22:33
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