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2009年12月20日
【本】あやしい探検隊 海で笑う
あやしい探検隊 海で笑う
著者:椎名誠
写真:中村征夫
イラスト:椎名誠
カバーデザイン:和田誠
解説:小安稔一(陰気な小安)
出版:角川文庫 し 6-10 ¥660 P323
版数:初版1994/6 10版1997/7
初出:1993年 三五館 単行本刊行
入手:BOOK OFF ¥105
読んだ日:2009/12/10
感想書いた日:2009/12/20
■内容(カバーより)
世界最大のサンゴ礁が連なるオーストリアのグレートバリアリーフで、初のダイビング体験。行きあたりばったりでニュージーランドへ。サメ大群の追跡をしてみようと飛島へ――。
キャリアを積んでぐっと国際的にあってきた探検活動は、危険も感動もダイナミックに。
が、大目標にこだわらず、ビールや食事にこだわりながら、好奇心のままつき進んでいく、”あやしい初志”は変わらない。
中村征夫撮影のすばらしいカラー写真と共に楽しめる。豪快、素朴な海の行状記。シリーズ第四弾。
■収録
第一章 巨大魚を抱きにいく
第二章 あやしい探検隊 南太平洋ジグザク旅
第三章 日本海のサメ穴でサメ頭なでなで作戦に挑む
第四章 南国快晴。第一東ケト丸の進水
第五章 あやしい探検隊 無人島へ行く
第六章 南の海も笑ってる
第七章 フグとカツオの大勝負
第八章 半漁人たちの伝説
あとがきにかえて――ドチザメA・Bのつぶやき
奥尻島の津波 中村征夫
元祖怪しい探検隊「東ケト会」の頃――陰気な小安の回想 小安稔市
■感想
えーーっと、シリーズ何作目でしたっけ?
前作からだんだんと出番が減っていましたが、完全に東ケト会で出かけることはなくなってしまいましたなぁ。
みなさん仕事や家庭の都合でなかなか集まれなくなってきたそうな
そのかわり職業アウトドア―な方々が集まって「いやはや隊」としていろいろ遊びにいってます。
いやはや隊のメンバーは本作に写真も載っている、写真家の中村征夫氏や、カヌーイストの野田知佑氏などなど、今や居酒屋の権威(?)の太田和彦氏も料理班で参加してるんですねぇ。
こりゃ豪華メンバー。
文庫版にもかかわらず写真がたっぷり掲載されているのは嬉しいですね。
いい写真ばかりで楽しい気分が伝わって来ます
しかし、椎名さんは本作で初めてダイビングをやったんですね、もっと昔からやってたのかと思ってました。
■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 2009年12月20日 23:52
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