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2009年10月17日
【本】ま・く・ら
ま・く・ら
著者:柳家小三治
装丁:南伸坊
解説:矢野誠一
出版:講談社文庫 や 44 1 ¥667 P411
版数:初版1998/6 27刷2006/4
ISBN:4-06-263777-4
入手:BOOK OFF ¥400
読んだ日:2009/10/17
感想書いた日:2009/10/24
■内容(カバーより)
枕は落語のイントロ。バイクの車庫に居ついたホームレス、英語留学の顛末、玉子かけご飯まで小三治にかかるとたまらなく面白い。旺盛な好奇心と確かな目、磨いた話術がくり出す枕は枕を超えた。長短18篇を取りそろえてご機嫌伺います。人生っていいなと心温まる、「まくらの小三治」の真骨頂、お楽しみの程を。
■感想
以前、続編の「もひとつ ま・く・ら」を人からもらって、すごく面白かったもんで、前作の「ま・く・ら」も探してたんですが、先日ようやく見つけました。
続編同様面白かったです。
アメリカに行く話が中心になってますね、全然英語できないのに、アメリカいって無理矢理短期留学しちゃうあたりとか、たくましい…
オーディオマニアらしい話もいろいろあって、CDに傷いれたらとか、二回出し入れしたらとか、冷蔵庫いれたら音がよくなるとか、そういう話ありましたなぁ
未だに本当??って思ってるんですが、どうなんでしょね…
他に定番のバイクや句会の話に加えて、借りてる屋外駐車場に浮浪者に住まれちゃった話がご本人のちょっとお人好しな性格が出てて面白かったです。
落語好きにも、そうでもない人にもお薦め。
■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆★
投稿者 niimiya : 2009年10月17日 22:02
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