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2008年10月11日

【本】ハリウッド・サーティフィケイト

ハリウッド・サーティフィケイト

著者:島田荘司
装丁:Getty Images
出版:角川文庫 し 9-7 ¥952 P828
版数:初版 2003/10
ISBN:4-04-168207-X
初出:単行本 2001年
入手:新刊
読んだ日:2008/10/4

■内容(カバーより)
LAPDに持ち込まれたスナッフフィルム。そこにはハリウッドの有名女優、パトリシア・クローガーが惨殺される様が映っていた。そして発見された死体からは、子宮と背骨が奪われていた!彼女の親友で女優のレオナ・マツザキが犯人探索を始めた。その過程で、女優志望のジョアンと出会う。彼女は記憶を失っており、何者かの手によってその体から子宮が摘出されているというのだ。事件との奇妙な符号を覚えるレオナ。そして第二の殺人が発生し……。なぜ女優の子宮は奪われたか?「虚構の都」ハリウッドを舞台に奇才が放つ長編本格ミステリ!!


■感想
この作者の御手洗潔シリーズは学生のころ好きでよく読んだのですが、本作はそのスピンオフ作品ってのかな。
御手洗シリーズの「水晶のピラミッド(だったかな)」にでてきたレオナ・マツザキが主人公となってます。

この本、5年ほど前に文庫化されてすぐに買ったのですが、なんども途中で投げ出して、ようやく読み終えました。

別に難しい内容なわけじゃないんですが、スナッフフィルムとか臓器売買とか、いまいち気が滅入る題材なものでねぇ、どうも入り込めなくて…
まぁ半分すぎてからようやく面白くなってきましたが…

それに、よく調べてハリウッドの暗部を描いてるのですが、正直あんまり興味がないというか…
また、ケルトの話もはいってくるのですが、いまいち、現代ハリウッドの舞台とはなじんでなかったような。

読み終わってもどうもしっくりこないというかねぇ
トリックなどは良くできた話なんですけどね(そうでもない?)。

■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆
《薦》☆☆

ハリウッド・サーティフィケイト (角川文庫)

投稿者 niimiya : 2008年10月11日 21:06

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