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2008年08月23日
【本】オタク学入門
オタク学入門
著者:岡田斗司夫
装丁:新潮社装幀室
出版:新潮文庫 お 71 1 ¥629 P415
版数:初版2008/4
ISBN:978-4-10-134451-5
初出:1996年5月 太田出版、2000年10月新潮社OH!文庫
入手:新刊購入
読んだ日:2008/8/23
■内容(カバーより)
1980年代に発生し、今や世界中の若者に浸透した「オタク」文化。本書は、第一人者がその本質を明らかにした、教養としての「オタク学」の金字塔である。「うる星やつら」「スター・ウォーズ」などを教材にした生態研究から見えてくるのは、ジャンルを超えることを恐れず、努力を厭わない、知的冒険者の姿である。「ガンダム」総監督・富野由悠季氏との対談「『ガンダム』は何を教えてくれるのか」収録。
■感想
レコーディングダイエットで有名な(???)著者の10年以上前の著作の再文庫化。
書き下ろされた当時と今では、世の中の状況や、「オタク」に対する世間の見方などもだいぶかわってきていて、ちょっと今更な部分もあるんですが、概ね楽しく読めました。
当時は「オタク」に対する世間の風当たりが強い時期でその擁護のためにも本書はかかれているそうな。
オタクってのは単に「マンガ」「アニメ」が好きな人のことではない、その本質は対象へのモノの見方にある。ってな、ことをいってるんですな。
ただ個人的にはあまり「オタクとは」的なことには興味はなくて
例としてでてくる「2001年宇宙の旅」や「ブレードランナー」の撮影方法や、少年マンガ誌変遷とかが「へ~」「ほ~」と単純に面白かったです。
昔、単行本出たての頃に買って読んだ気もするんだけど・・・
内容に覚えはまったくなかった…
■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆★
投稿者 niimiya : 2008年08月23日 13:29
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