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2007年02月10日
【本】哀愁の町に霧が降るのだ
哀愁の町に霧が降るのだ
著者:椎名誠
表紙・挿絵:沢野ひとし
解説:嵐山光三郎
出版:上巻 新潮文庫 し 25 6 ¥520 P371 初版2001/10
下巻 新潮文庫 し 25 7 ¥520 P355 初版2001/10
ISBN:上4-10-144807-8 下4-10-144806-X
初出:単行本 情報センター出版局 1981年 上・中・下巻
入手:古本屋 上下セット¥520
■内容(上巻カバーより)
脚本学校に通い、小さな雑誌社でアルバイトをしている椎名誠、大学生の沢野ひとし、弁護士をめざす木村晋介、唯一の給料取りイサオ。東京のはずれ、江戸川区小岩の中川放水路近くにあるアパート〈克美荘〉の、昼でも陽のささない汚い六畳の部屋で、四人の男たちの共同生活ははじまった……。椎名誠とその仲間たちの、悲しくもバカバカしく、けれどひたむきな青春の姿を描いた長編。
■感想
椎名誠の自伝的な小説を読むのは「本の雑誌血風録」「新橋烏森口青春篇」につづいて3作目になるのですが、描いてる時代は高校生から社会に出て行くまでと、一番早い時期なんですな。
読む順番バラバラや…
「克美荘」ってボロ(失礼)アパートの一室での男4人で共同生活が話の中心なんですが、実に楽しそう。
例によって(というか、他の本よりはるかに激しく)、話は過去・現代とあちこち飛びますが、そこもなかなか椎名誠らしく、楽しいでした。
俺もここまでじゃないけど、大学徒歩0分のところで、下宿してて毎日楽しかったなぁ~ (^^)
青春やったなぁ
と、過去を美化しつつ、お勧め。
■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 2007年02月10日 23:36
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