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2006年05月08日

【本】光の帝国 常野物語

光の帝国 常野物語
著者:恩田陸
解説:久美沙織
出版:集英社文庫 ¥495 P283 初2000/9 5刷2001/6
入手:BOOK・OFF ¥250

■内容(カバーより):
 膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への志向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。

■感想
 なんか半村良がとりあげそうな設定ですが、この作者らしいやさしい世界観で描かれておりました。
 シリーズもののようなので、続きもそのうち読んでみたいですな。
 ちなみに常野は「とこの」と読みます。

■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆★

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

投稿者 niimiya : 2006年05月08日 20:57

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