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2006年05月02日

【本】敦煌

敦煌
著者:井上靖
出版新潮文庫 い-7-4 ¥320 初版1965/6  46刷1986/4
ISBN:4-10-106304-4
入手:古本 ¥100

■内容(カバーより):
 官吏任用試験に失敗した趙行徳は、開封の町で、全裸の西夏の女が売りに出されているのを救ってやった。その時彼女は趨に一枚の小さな布切れを与えたが、そこに記された異様な形の文字は彼の運命を変えることになる……。西夏との戦いによって敦煌が滅びる時に洞窟に隠された万巻の経典が、二十世紀になってはじめて陽の目を見たという史実をもとに描く壮大な歴史ロマン。

■感想
 実際に発見された経典から、想像をふくらまして描いたそうです。
 頁数はそれほどないのですが、読後には頁数以上の壮大な戦場を駆けた印象が残りました。
 作者の他の中国ものも読んでみたくなりました。
 そういや家に祖父の遺した全集があったっけか。
 うむうむ。

■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆

敦煌 (新潮文庫)

投稿者 niimiya : 2006年05月02日 20:47

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