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2005年10月28日

【本】パン屋再襲撃

パン屋再襲撃
著者:村上春樹
装画:佐々木マキ
出版:文春文庫 む 5 1 P221 ¥340 初版1989/4 5刷1990/7
入手:古本(西村文生堂) \90
内容:(カバーより)
 彼女は断言した、「もう一度パン屋を襲うのよ」。学生時代、パン屋を襲撃したあの夜以来、彼にかけられた呪いをとくための、このたくらみの結果は…。微妙にくい違った人と人の心が、ふとしたことで和んでいく様子を、深海のイメージによせて描く六作品。ところで、いろんな所に出てくる〈ワタナベ・ノボル〉とは何ものだろう?
目次:
 パン屋再襲撃
 象の消滅
 ファミリー・アフェア
 双子と沈んだ大陸
 ローマ帝国の崩壊・1881年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界
 ねじまき鳥と火曜日の女たち

■感想
初期短編集。
初期の短編だけあって「村上春樹」がギュっと凝縮されてる感じですな。
好きな人はコレが好きで、嫌いな人はコレが嫌いなんだろうねぇ。

私は、昔はなんか気取ってるイメージがあって倦厭してたんですが、最近はわりと好きになってきた気がします。
「象の消滅」とかよかったな。
楽しめました。

■評価
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆

パン屋再襲撃 (文春文庫)

投稿者 niimiya : 2005年10月28日 21:54

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