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2005年09月19日

【本】アド・バード

アド・バード
著者:椎名誠
カバー:たむらしげる
出版:集英社文庫 し 11 19 ¥730 P564 初1997/3 2刷1998/6
入手:BOOK OFF \105
初出:1987/7~1989/12 「すばる」連載
   1990/3 単行本刊行
内容(カバーより):
 マサルと菊丸の兄弟は、行方不明の父親を探しに、マザーK市へと冒険の旅に出た――。そこは、異常発達した広告が全てを支配する驚愕の未来都市だった! 赤舌、地ばしり、蚊食い虫・・・・・珍妙不可思議な生物たちの乱舞。どこかなつかしさを誘う歌声。椎名誠独自の世界を打ち立てた記念碑的長編。「夢見る心を忘れない読者なら絶対にこの小説の虜になる」(目黒孝二氏)。第11回・日本SF大賞受賞作。

■感想
最近はハードSFもニューウェーブもサイーバーパンクもめっきりですが、

こういうロードムービーのようなSFってすきだな。

連載作品だけあって、ちょっとはりっぱなしの伏線とか、いきあたりばったりっぽさも感じましたが(狙い?)、この辺も椎名誠っぽさなのかな。
続編ありそうな終り方ですが、今んとこないみたい。

SF好きにもそうじゃない人にもお薦め。

■評価
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆

アド・バード (集英社文庫)

投稿者 niimiya : 2005年09月19日 21:42

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