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2005年01月01日

【本】タイタンの妖女

タイタンの妖女
[原題]THE SIRENS OF TITAN
[著者]カート・ヴォネガット・ジュニア
[出版]早川文庫 SF262 初1977/10 \480 P340 ※絶版※
[入手]古本屋(羊頭書房)\300 10刷(1988/7)
[内容](カバーより)
 時空を越えたすべての時と場所に存在するウィンストン・N・ラムファードは、もは
 や神のごとき全能者になっていた。だが、無言の神と違い、彼は戦いに明け暮れる人
 類の未来を救おうと実際にその計画に手をくだしたのである。そして、その計画に操られ
 た受難者こそ、全米一の大富豪マラカイ・コンスタントであった。悲惨な運命に翻弄
 され、星から星へ流浪する彼の使命とはなにか?最後の目的地タイタンがその謎を
 解明するはずであったが、それは人類にとりあまりにも皮肉な終幕となったのだ!
 心優しきニヒリスト、注目の作家ヴォネガットが、ブラックな味わいで描いた傑作。


[感想]
祝・ホイヘンス タイタン着陸記念。

と狙ったわけじゃないんですが、古本屋でめっけたもんでたまたま読んでました。

昔はねぇSFばっか読んでたんですけどねぇ
最近はめっきりで、たまに読んでも昔読んだのばっかしでやんす。
ヤレヤレ…

コアなファンがついてそうなカート・ヴォネガット・Jrですが、
個人的には同じジュニアでもジェームズ・ディプトリー・Jrのが好きだったりします。
どういう基準で較べてるのかよくわかりませんが…

はてさて、有名すぎて、いまさら下手な感想書くのも恥ずかしいんですが、このスケール感はすごいねぇ

前に読んだときには、よくわからんけど文明やら宗教諷刺がこめられてんのかなぁと思ってましたが、今回読んで・・・・・・相変わらずよくわからず~。

余談ですが、爆笑の太田がこの本好きで、事務所の名前にタイタンってつけたってのは(そこそこ)有名な話。

あ、あと、天国にいる誰かさんは俺のこともきにいってくれてないかなぁ

[評価]
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆★

タイタンの妖女 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)

新装版が出たみたい↓
タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF)

投稿者 niimiya : 2005年01月01日 00:19

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