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2004年11月05日
【本】辞書はジョイスフル Let's En-joyce in Dictionaries
辞書はジョイスフル Let's En-joyce in Dictionaries
[著者]柳瀬尚紀
[出版]新潮文庫 や-41-1 \440 P275 初1996/7
[初出]単行本刊行 1996/8 TBSブリタニカ
[入手]古本屋 \220 初版
[感想]
いきなりですが、ジェイムズ・ジョイスってふアイルランドのおっさんが書いた
「フィネガンズウェイク」っちゅう、ものごっついわけわからん本がありましてね。
これが、もういろんな言語が入り乱れ、アナグラムに地口に掛詞にと、えらく複雑怪奇な文章らしくて
、翻訳は不可能と言われてたんだそうですわ。
おれが大学のころ、それの完訳版が出版になって、結構話題になったのをなんとなく憶えております。
どうでもいいけど、翻訳不可能とか映像化不可能ってよく言うけど、
実際、翻訳したり映像化される前に云われてたのきいたことないな。
閑話休題
で、その翻訳をした人がこの本の著者。
辞書好きの辞書愛に満ち満ちた本です。
私もわりと好きなほうなので、影響されて、おもしろそうな辞書一冊注文してまいました…(述語本位英和辞典) ^^;
辞書好きにはお薦め。
[評価]
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆
[引用](P86)
辞書は、引くだけでなく読むものだ。
投稿者 niimiya : 2004年11月05日 00:09
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