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2003年05月12日
【本】日蝕
日蝕
著 平野啓一郎
出 新潮文庫 P204 \400
■感想
なんか感想かきにくい本よんじゃったなぁ…
最年少芥川賞受賞作らしいけど…
「だからなに?」とかいっちゃだめなんかなぁ
文章語を多用しているわりには、難解ではなくあっというまに読み終わってしまいます。
これが現役大学生が書いたのかと思うと、舌をまく程の文章ではありますが、
ルビの多用と、でかいフォントと行間の広さのせいかどうも安っぽい。
この手の本はもっと文字をギュッとつめこんで、読みにくくして欲しかった…
(まぁルビ以外は著者の責任ではないのかもしれんけど)
神学とかキリスト教史に興味がある人は読んでみてもいいかも。
余談、著者は「三島由紀夫の再来」と評されているらしいけど…
だったら芥川賞じゃなくて、三島賞あげりゃいいのにな。
なかったけ?そんなの。
■評価
評価 ☆☆★
お奨め ☆☆
投稿者 niimiya : 2003年05月12日 22:13
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