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2003年03月23日

【本】慟哭

慟哭
作 貫井徳郎
出 創元推理文庫 ¥720 P411

■感想
社会派な描写と叙述トリックの融合っすかね。
読ませる文章で一気にラストまでもっていく。
オチもよくできてる、
でも、どうも後味わるいっす。

また、人物の描写はこまかく書いてあるのだけど、
行動の動機としての説得力には欠けていたようにおもう。

■評価
評価   ☆☆★
おすすめ ☆☆★

慟哭 (創元推理文庫)

投稿者 niimiya : 22:01 | コメント (0) | トラックバック

【本】東一局五十二本場

東一局五十二本場
作 阿佐田哲也
出 角川文庫 あ 4-11 \430 P247

■感想
先日、BOOKOFFの100円コーナでみつけまして、懐かしさのあまり買ってきてしまいました。
かつて一時、阿佐田哲也にはまっておったのですよ。
高校から浪人時代にかけて古本屋で角川の小豆色の背表紙を見つけては買い漁ったものです…トオイメ。
「カムイの剣」も同じ色でいつも間違えてイライラさせられたものです。

本作はタイトル作も含む、麻雀短編8作からなる短編集。
タイトルがいいのよ。
麻雀やったことあるひとなら、おもわず「なに!?」っておもっちゃうよね。(^_^)

内容なんざすっかり忘れてたつもりだけど、ひさびさに読んだら結構覚えてた。
当時は暗いなぁとおもって好きじゃなかった話が今は結構よかったりして、なかなかおもしろい。

■評価
評価  ☆☆☆★
お奨め ☆☆☆★(雀士) ☆★(非雀士)

東一局五十二本場 (角川文庫 緑 459-61)

投稿者 niimiya : 21:58 | コメント (0) | トラックバック

【マンガ】ピンポン

ピンポン
作 松本大洋
出 小学館

■感想
ヨッチャン家にこないだでた全話収録の雑誌がおいてあったので、
久々に読みふけってしまった…

スマイル ペコ アクマ ドラゴン チャイナ バタフライ・ジョー・・・

みんなが主人公なんだなぁ
傑作です。

評価  ☆☆☆☆
お奨め ☆☆☆☆

新装版↓
ピンポン A 新装版  ビッグコミックススペシャル

投稿者 niimiya : 21:57 | コメント (0) | トラックバック

2003年03月16日

【本】臨機応答・変問自在 2

臨機応答・変問自在 2
著 森 博嗣(もり ひろし)
出 集英社 0088G ¥680 P237

いきおいで続編を買ってみたけど…
早まった。
飽きた。

評価  ☆★
お奨め ☆☆

臨機応答・変問自在〈2〉 (集英社新書)

投稿者 niimiya : 21:54 | コメント (0) | トラックバック

2003年03月02日

【本】アホでマヌケなアメリカ白人

アホでマヌケなアメリカ白人
著 マイケル・ムーア
訳 松田和也
出 柏書房 ¥1600 P301

■感想
一気に読めます、おもしろかったですよ。
ジャーナリスト兼映画監督(「ボウリング・フォー・コロンバイン」)である著者が、
アメリカ恥部をさらけ出しちゃってます。鉾先はおもに、ブッシュ2世。
先の大統領選のゴタゴタの裏側などがみえてなかなか笑えます。

著者の論理は強引で短絡なとこも多いんですけど、結構、含蓄のあることもいっちゃったりしてます。
批判するだけじゃなく、ちゃんと解決策を提示してくれてるのがいいね。
かなり無茶なのもあるけど…(~_~;)

しかしあの国もホントに病んでるねぇ
ま、別に初めて知ったわけでもないし、今にはじっまったこっちゃないけどね…

哀れなのはイラクの民か…

■評価
評価  ☆☆☆
お奨め ☆☆☆
(※注意:政治的にかなり偏った意見なので影響されやすい人は要注意)
   
アホでマヌケなアメリカ白人

投稿者 niimiya : 21:52 | コメント (0) | トラックバック