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2009年10月21日
【本】町奉行日記
町奉行日記
著者:山本周五郎
装画:村上豊
出版:新潮文庫 や 2 29 ¥440 P388
版数:初版 1979/3
ISBN:4-10-113430-8
入手:BOOK OFF ¥250
読んだ日:2009/9/30
感想書いた日:2009/10/21
■内容(カバーより)
着任から解任まで一度も奉行所に出仕せずに、奇抜な方法で藩の汚職政治を摘発してゆく町奉行の活躍ぶりを描いた痛快作『町奉行日記』。藩中での失敗事をなんでも<わたくし>のせいにして、自己の人間的成長をはかる『わたくしです物語』。娘婿の過誤をわが身に負ってあの世に逝く父親の愛情を捉えた短編小説の絶品『寒橋』。ほかに『金五十両』『落ち梅記』『法師川八景』など10編収録。
■感想
山本周五郎の本を読むのは「さぶ」以外では初めてです。
つまり初の山本周五郎の短編集ってことです。
BOOK OFFで見かけて適当に買ったんですが、内容も書いた時期もバラバラで入門としてはいいチョイスだったかもしれません。
戦国の名残の忠臣の話や、堪え忍ぶ信念の女性など、様々な人々が描かれています。
表題作は痛快な破天荒奉行の国直しのお話。
他にも作者の短編集いろいろ読んでみたくなりました。
また日本帰ったときに古本屋でいろいろ探してみよっと。
その前に、長編の「樅ノ木は残った」を読みたいのではあるけれど…
■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 2009年10月21日 23:35
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