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2008年07月05日
【本】硫黄島 / 菊村到
題名:硫黄島
著者:菊村到(きくむら いたる)
表紙:生頼範義(カバーイラスト)
解説:三好徹
出版:角川文庫 き 29-1 ¥590 P309 初2005/9 4刷2007/2
ISBN:4-04-380001-0-C0193
初出:1957~1958 文学界、別冊文芸春秋、三田文学
入手:忘れた…
読んだ日:2008/7/1頃
■内容(カバーより)
終戦から六年後のある日の夕方、ひとりの男が新聞社に勤める私のところに訪ねてきた。投稿前に硫黄島の岩穴にうずめてきた日記を米軍当局の許可を得て掘り出せることになった。そのことを記事にしてほしいという。
私はいくつか疑念を抱きながらも記事にした。ところが、後日、彼は硫黄島に渡り、現地で自殺してしまう。男を死に向かわせたものは何だったのか。私は男の足跡を辿りはじめる。昭和文学史に名を残す不朽の戦争文学。
■収録
硫黄島(芥川賞受賞作)
しかばね衛兵
奴隷たち
きれいな手
ある戦いの手記
不法所持(文学界新人賞受賞作)
■感想
戦争で文学なんですなぁ
どれも戦争中の話か戦争が終わった後でも戦争を引きづった男のお話。
しかし、残念ながら、まったくもって私のこころまで届いてくるものがなかったのですよ。
波長があわなかったのか…
私が戦争をしらない世代のせいか…
ひとつ明確な理由は字の大きさ…
最近の大手の文庫本はどれも比較的字は大きいですが、それにしてもこの本はデカイ、そして行間も広い…
お年よりや子供にも読みやすいという配慮なのかもしれないので、文句をつけるつもりはないんですが…
小さい字がギュッとつまったような本のが好きなもんで、ここまでスカスカだと全然頭に内容がはいってこない…
うーむ、こまったもんだ。
■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 2008年07月05日 16:51
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