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2007年11月17日

【本】ぬしさまへ

ぬしさまへ

著者:畠中恵
装画/挿画:柴田ゆう
解説:藤田香織
出版:新潮文庫 は 37 2 ¥476 P311
版数:初版2005/12 22刷2007/10
ISBN:978-4-10-146122-9
初出:2003年5月
入手:古本
読んだ日:2007/11/17
感想書いた日:2010/1/3

■内容(カバーより)
きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。おまけに難事件もめいっぱい。幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、新品の布団から泣き声が聞こえたり…。でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。ちょっとトボケた妖怪たちも手下となって大活躍。ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚して、シリーズ第二弾、ますます快調。

■感想
前作「しゃばけ」にははまらなかったのですが、あわせて買っていたので、続けて読みました。
こちらは中編の連作で、このスタイルのほうがあっているように感じました。
連作を通して家を出た腹違いの兄さんのエピソードなどが絡んできます。
シリーズ2作目として、いい作りなんではないでしょうか。

■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆
《薦》☆☆★

ぬしさまへ (新潮文庫)

投稿者 niimiya : 2007年11月17日 20:22

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