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2007年10月15日

【本】パンドラアイランド

パンドラアイランド
著者:大沢在昌
出版:徳間書店

■内容(Amazonより)
南海の孤島で“保安官”として平穏に暮らすことを望んだ元刑事・高州。だが、一人の老人の死をきっかけに、キナ臭い秘密が浮かび上がる…。島の人間が守ろうとする“秘密”とは。

■感想
ギュウさんに借りてよんだ久々の大沢在昌作品。
しかも、久々のハードカバー!
久々すぎて、最初、ちょっと手がつかれた(オイオイ)

元警官が主人公の和製ハードボイルドは珍しくないですが(というか、和製だとこれ以外の設定は無理があるかも…)、いいキャラで読ませてくれました。

日本国内で保安官って、一見無茶な設定も、わりとちゃんと成立させてたかな。

プロットもそこそこ凝ってて面白かったですよー

読み終わってからもともとは新聞(東中)連載作品だって知りました。
私、あまり新聞連載の作品ってどうも展開が唐突な気がしてあまりいい印象ないんですが(実際、同じ作者の新宿鮫シリーズのどれかもイマイチに感じたし)、この作品はそんな感じ全然なくて、普通に楽しめたなぁ。


■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆

パンドラ・アイランド

文庫版もあり↓
パンドラ・アイランド〈上〉 (徳間文庫)

投稿者 niimiya : 2007年10月15日 21:16

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