« ようやく一区切り | メイン | 困ったときの越南料理 »
2007年06月28日
【本】華やかな食物誌
華やかな食物誌
著者:澁澤龍彦
出版:河出文庫 P228
ISBN:978-4309402475
入手:古本屋
読んだ日:2007/6/28
感想書いた日:2009/8/30
■内容(amazonより)
美食家の中にはたんに食欲が肥大し、味覚が鋭敏になっただけでなく、美味なものを食べたいという欲望を上まわる妄想や衝動に憑られた人たちがいる。表題作「華やかな食物誌」は、古代ローマやフランスの宮廷の豪華なる食卓へと読者をいざないながら、そういった美食に憑かれた奇人たちのさまざまな奇行や妄想を物語る。表題作他絵画や寺院などに関する18篇のエッセイを収録。
■感想
表題のほか中編程度のエッセイをいくつか収録されています。
作者の相変わらずの博覧強記ぶりが堪能できて面白かったですが、表題作以外はちょっと知識が届かなすぎて難しかったかな。
初めての人は手帳シリーズなどテーマが一貫している作品から読まれたほうが入りやすいと思います。
■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆★
《薦》☆☆
投稿者 niimiya : 2007年06月28日 19:58
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://niimiya.akatsukinishisu.net/mt3/mt-tb.cgi/2031