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2007年06月18日

【本】黄昏の百合の骨

黄昏の百合の骨

著者:恩田 陸
装画:北見隆
出版:講談社
読んだ日:2007/6/18
感想書いた日:2009/8/30

■内容(Amazonより)
強烈な百合の匂いに包まれた洋館で祖母が転落死した。奇妙な遺言に導かれてやってきた高校生の理瀬を迎えたのは、優雅に暮らす美貌の叔母二人。因縁に満ちた屋敷で何があったのか。「魔女の家」と呼ばれる由来を探るうち、周囲で毒殺や失踪など不吉な事件が起こる。将来への焦りを感じながら理瀬は―。

■感想
「麦の海に沈む果実」の続編。
講談社から出てる恩田陸の本は少女漫画趣味満開で読んでてなかなか楽しいのですが、どうも背景の設定は現実ばなれしすぎててちょっと苦手…
本作も非常に面白く展開するんですが、最後にその設定が表にでてきて、ちょっと引いた…
図書館の海にも前日譚がでてきたし、作者的にはまだまだ展開させたい話なんかな?

まぁでも、話の大筋自体は面白かったです。

■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆

黄昏の百合の骨 (講談社文庫)

投稿者 niimiya : 2007年06月18日 17:00

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