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2006年11月23日

【本】活字探偵団 増補版

活字探偵団 増補版
編 :本の雑誌編集部
出版:角川文庫 ほ9-4 ¥648 P346 初版2000/1
初出:連載「本の雑誌」、単行本(本の雑誌社)1994/10
入手:古本
内容(カバーより):
 結論。防御率のいちばん悪い探偵は金田一耕助である!
 戦慄。ミステリー作家は一年間に何人殺すか?
 煩悶。渋谷駅で待ち合わせの人々は何を読んでいるのか?
 ――活字界のさまざまな領域に広がる謎と疑問を、本雑誌特別取材班が好奇心だけを頼りに東奔西走、徹底調査。
 「本の雑誌」人気連載企画四年分の汗と涙と笑いの成果六十二件に、秘蔵の十八件をええい、豪華に補充。
 活字を愛する人も、疎む人も、思いも寄らぬ活字界の奥深さに仰天必死は間違いなし。

■感想
 京都の丸善にはいまだに月に数個の檸檬が置かれていること(梶井基次郎やね)やら東京の東西南北の端っこの本屋はどこも苦戦してることなどがわかっておもろいだす。
 結構バカバカしいこと調べてたりもするんですが、本(とその周辺)に対する愛情がひしひしと伝わってきてます。
 ちなみに、本屋に行くとトイレにいきたくなる現象は「青木まりこ現象」らしいぞ、知らなかった。

■評価
《俺》☆☆☆★
《薦》☆☆☆

活字探偵団 (角川文庫)

投稿者 niimiya : 2006年11月23日 23:52

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