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2006年08月30日

【本】ぶらんこ乗り

ぶらんこ乗り
著者:いしいしんじ
出版:新潮社 い-76-1 P269 ¥476 初版2004/8 3刷2004/11
ISBN:4-10-106921-0
入手:新刊購入(ヴィレッジ・ヴァンガード 自由が丘店)

■内容(カバーより):
 ぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意な男の子。声を失い、でも動物と話ができる、つくり話の天才。もういない、わたしの弟。――天使みたいだった少年が、この世につかまろうと必死でのばしていた小さな手。残された古いノートには、痛いほどの真実が記されていた。ある雪の日、わたしの耳に、懐かしい音が響いて……。物語作家いしいしんじの誕生を告げる奇跡的に愛おしい第一長篇。

■感想
 不思議な小説だなぁ。
 一見、子供向けの本かとおもったけど、そうでもなさそうねぇ
 大人向けの童話といってもいいかもしれん…
 つたないながら、ときどき胸の奥をぐっとつかむ表現はすごい

 わかり易い話じゃないので、賛否分かれるかもしれませんが、すぐ読みおわるので、試してみる価値はあるのじゃないでしょーか
 人によっては、宝物のように大切な一冊になる気がします。

■評価(満点は☆☆☆☆、普通は☆☆、★は1/2)
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆★

ぶらんこ乗り (新潮文庫)

投稿者 niimiya : 2006年08月30日 21:15

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