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2005年11月08日
【本】双頭の悪魔
双頭の悪魔
著者:有栖川有栖
出版: 創元推理文庫 Mあ2-3 ¥1040 P683 初1999/4
入手:古本(西村文生堂@自由が丘) \275 初版
初出:単行本 1992/2
内容:(カバーより)
他人を寄せつけず奥深い山で芸術家たちが創作に没頭する木更村に迷い込んだまま、マリアが戻ってこない。救援に向かった英都大学推理研の一行は、大雨のなか木更村への潜入を図る。江神二郎は接触に成功するが、ほどなく橋が濁流に呑まれて交通が途絶。川の両側に分断された木更村の江神・マリアと夏森村のアリスたち、双方が殺人事件に巻き込まれ、各々の真相究明が始まる・・・・・。
■感想
推理小説らしい推理小説ですな
(なんかしょっちょうこの言いまわしつかってる気が・・・)
嵐で橋がおちて外界から孤立しちゃうし
読者への質問状とかもついてるし(しかも3回も)
作者と同じ名前の人でてくるし
あーこの予定調和さが、至極おちつく。
結構厚い(P683)のですが、文体があっさりなせいか(違うか・・・)、あまりそうは感じず。一気に読めて、おもしろかったっす。
「月光ゲーム」「孤島パズル」から続くシリーズなんですが、前の2作の内容はすっかり忘れました…
内容忘れましたが、そちらもよくできた話だったような気がするので興味ある方は順番に読んでいくほうがよいかも。
でも、前作のネタバレはないのでいきなり読んでも大丈夫。
そういや、この話ってだいぶ前にWOWOWでドラマ化してたんよね。
それも見てたはずなのに犯人わからず・・・
マリア役が渡辺まりなだったのだけなんとなく憶えてます
■評価
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 2005年11月08日 21:54
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