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2005年09月23日
【本】半落ち
半落ち
著者:横山秀夫
出版:講談社文庫 よ-30-1 P357 ¥590 初版2005/9
入手:新刊(東京駅 ブックガーデン)
初出:単行本2002/9
内容:(カバーより)
「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの2日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは――。日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。
■感想
容疑者の身柄とともに舞台がうつっていくってのは新しいアイデアですねぇ。
そこに得意の人間描写が加味されて、アイデア倒れでないしっかりとした作品になってます。
ラストは「まぁそうだろうな」という感じで驚きはないですが、オチで驚かすような本ではないのでいいんでしょう。
ただ、リアリティ重視でずっときてたのに、最後の最後で展開にちょっと無理があったのが惜しいなぁ。
まぁあれ以外に解はなかったとは思うのですが・・・
■評価
《俺》☆☆☆
《薦》☆☆☆
投稿者 niimiya : 2005年09月23日 21:50
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