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2003年11月13日

【本】幻談・観画談 他三篇

幻談・観画談 他三篇

[著者]
 幸田露伴
[出版]
 岩波文庫 緑12-8 P185 \410
[入手]
 古本 \280 初版 1990/11  
[底本]
 岩波書店版 露伴全集
[内容](上記URLより)
 蒼茫と暮れゆく海上,その薄暗い水面にふっと現れてはまた消える細長いもの.不審に思った釣客が舟をよせると――.
 斎藤茂吉に「このくらい洗練された日本語はない」と絶賛された「幻談」の語りは,まさに円熟しきった名人の芸というに値する.
 ほかに「骨董」「魔法修行者」など,晩年の傑作五篇を収録.

[感想]
情景が浮かんでくる心地よい文章でした。
 中でも特に「骨董」と「蘆声」が気に入りました。
 読みやすいお奨めです。


[評価]
 《俺》☆☆☆
 《奨》☆☆☆
 
幻談・観画談 他三篇 (岩波文庫)

投稿者 niimiya : 2003年11月13日 00:03

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