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2003年06月12日

【本】ナンシー関の顔面手帖

ナンシー関の顔面手帖

著 ナンシー関
出 角川文庫 P181 \430 (BOOKOFFで\100) 初:平成8年

■感想
ふと気付くとナンシー関読んでるな…オレって。
ま、いっか。
中味はかなり初期の作品です。
なつかしいネタばっかり。
晩年の切れ味はまだない。

■評価
感想  ☆☆★
お奨め ☆★

■引用(P160 ラジャ・ライオン より)

 数年前、パキスタンの空手チャンピオン、ラジャ・ライオン(身長226センチ)が東洋の巨人、ジャイアント馬場(身長209センチ)に異種格闘技戦の挑戦状をたたきつけ、意気揚揚と来日した。その時、G・馬場と会って開口一番「ババはかなり小さい」と言ったというエピソードが、私は異常に好きである。
 もうひとつ、アンドレ・ザ・ジャイアント(身長223センチ)のお父さん(身長185センチぐらいらしい)が、息子アンドレに「ちょっとぐらい大きいからといってテング
になってはいけない・おまえのお祖父さんはもっと大きかったんだぞ」と説教したという話もたいへん好きだ。
 どちらも選ばれた者にだけカマすことが許される大ブロシキである。どちらも美しいまでに見事なエピソードである。私も死ぬまでに一度でいいから、これくらい見事な大ブロシキを広げてみたい。

ナンシー関の顔面手帖 (角川文庫)

投稿者 niimiya : 2003年06月12日 22:21

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