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2002年12月08日

【本】四十七人の刺客

四十七人の刺客
作 池宮彰一郎
出 新潮文庫 \743 P558 ※絶版

■感想
古本屋で探してたんだけど、全然みつからんので新刊で買っちゃった。
映画「十三人の刺客」の脚本家の小説デビュー作にして全く新しい忠臣蔵。

攻めるは元赤穂浅野家家老大石内蔵助。
護るは上杉家江戸家老色部又四郎安長。
共に侍の面目を賭けて静かに水面下で繰り広げられる智と智の戦い
そして迎える討ち入り当日.
武門を誇る上杉侍の待ち受ける吉良家に向かう四十七人の刺客!!

すげーー
燃えるぜー!!
興奮してねつけ~~ん!

映画版もみたいなぁ
DVDレンタルしてないかなぁ

■評価
評価  ☆☆☆☆(満点)
お勧め ☆☆☆☆(満点)

■引用(P502より)

 剣戟が起こった。五対三の数の差は気力が埋めた。木村岡右衛門が素早く
打ちつけた百匁蝋燭(ひゃくめろうそく)のか細い灯影の下に、白刃が閃き、
肉を斬り骨を断つ凄まじい斬撃戦が展開し、血糊が飛んだ。打つも必死、防
ぐも必死、いのちを一毛の差に賭けて霜刃をふるった。

--
新刊で入手できるのは角川文庫版(上下分冊)のようです↓
四十七人の刺客〈上〉 (角川文庫)

投稿者 niimiya : 2002年12月08日 21:04

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