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2002年12月02日

【本】切り裂きジャック・百年の孤独

切り裂きジャック・百年の孤独
作 島田荘司
出 集英社文庫 ¥440 P271 ※絶版※

■感想
 ”1988年の西ベルリンで発生した連続娼婦殺人事件。
 それは100年前のロンドン切り裂きジャック事件ととてもよく似た事件だった…”

 なんなく憶えていますが、1988年って年は切り裂きジャック100周年ってことでいろいろ関連書籍が本屋に並んでた年。
 で、本作も同じ年に出てます。
 「御手洗潔」シリーズの島田荘司が創作側の立場から切り裂きジャックに挑んだ本って位置付けかな?
 著者が本作で描く犯人像はなかなか斬新。
 その手があったかぁ~ 

 「御手洗潔」シリーズの読者に最後でニヤリとさせる仕掛けもあったりする。
 島田荘司が好きな人は読んでみてもいいんじゃないでしょうか? 
 それ以外の人にはそんなに薦めないけど…

■評価
 評価   ☆☆★
 おすすめ ☆☆★
 
切リ裂きジャック・百年の孤独 (集英社文庫)

新刊で買えるのは文集文庫版↓
切り裂きジャック・百年の孤独 (文春文庫)

投稿者 niimiya : 2002年12月02日 21:03

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