« 至福の刻 | メイン | ちゅーちゅーたこかいな »
2002年05月04日
【本】敢闘言~さらば偽善者たち
敢闘言~さらば偽善者たち
作 日垣 隆
出 文春文庫 P457 \667
■感想
著者がエコノミスト誌上に1993~99年にわたり連載していた闘うコラム『敢闘言』を単行本化したもの。
めっちゃおもろいです、この本。
古い記事だと、9年前のものなのに今よんでも全然まとはずれてない。
これはすごい事、ほんとに。
批判もすべて実名で行っているので、よんでて不快感もない。
作者の日垣隆ってヒトは、かつて「買ってはいけない」がフィーバーしていたとき、
文芸春秋誌上で初めて表立っての反駁を加えた人。
(「『買ってはいけない』はインチキ本である」)
モノの見方が近いせいか、好きなノンフィクション作家の一人です.
予断を挟まない徹底した取材から得られる、膨大な情報を論理的に整理・構成した文章は
全盛期の立花隆に近いかな。(文体は全然違うけどね…)
■感想
評価 ☆☆☆☆
お薦め ☆☆☆
投稿者 niimiya : 2002年05月04日 10:59
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://niimiya.akatsukinishisu.net/mt3/mt-tb.cgi/1299